aaa

2005/10/22
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今、埼玉県大宮のネット喫茶で、仕事もしないといけないのですが、ちょっと時間があるので、これを書いています。

先ほどまで、枝野幸男さんのオープン・ミーティングで枝野さんのお話を聞いていました。興味深いお話もあったので、何点か書いておきます。
このブログでも共謀罪について、小泉自民圧勝の選挙結果ではどういうことになっても手の施しようもないと書きました。共謀罪については、自民党の議員さんが、国際条約だから仕方がないというようなことを言っているのですが、枝野さんのお話では、日弁連などのルートから入ってくる外国の情報と、日本の外務省の言っていることの間に差異があるのだそうです。この差異を正すために情報公開を要求しても、外交案件だということで外務省が条約締結時にどのようなやりとりがあったのかという情報を出さないのだそうです。これで、共謀罪創設をゴリ押しされたのではたまりませんね。

こうした情報を公開するかしないかを外務省が判断するのでは、都合の悪い情報を官僚が出さなくなってしまうので、民主党は、守秘義務を有する裁判官が情報公開するかしないかを判断する、というような情報公開法改正案を提出しているそうです。

また、このブログで、選挙結果を得票率で言ってみても意味はない、当選した議員の数で全部決まる、というように書いてきたのですが、枝野さんのお話だと、必ずしもそうでもないようです。政党交付金は、比例区の得票率も考慮されるのだそうで、先の衆議院選挙の比例区で、民主党は得票率ではそれほど悪くはないので、政党交付金は議員数の減少ほど顕著には減らないのだそうです。必死に選挙運動をやっても、負けてしまえば投票も選挙運動もゼロだと思っていましたが、ちょっとは役に立てたかな、と、思いました。

前原新代表がよくタカ派であるかのようにマスコミで言われてるがどうなのか、という質問が出ましたが、前原さんの話を直接聞くと、決してタカ派ではないとわかります。ですが、逆に、前原も中国の犬、失望したなどとバカなことを言っている人も楽天広場にいます。隣国との友好・協調を維持することこそが日本の国益なのであって、小泉首相でも、実際にそうできているかは別として、建前としてはそういうこと言っています。枝野さんのお話では、枝野さんと前原さんではそれほど考え方に差があるわけではないが、枝野さんは、ハト派と見られたほうが都合がよいからハト派的に話の展開を進めているが、前原さんは、タカ派と見られたほうが都合がよいのでタカ派的に話を展開を進めているのかもしれない、と、話していました。
憲法改正については、現在の憲法9条のままだと、解釈改憲で自衛隊が何でもできてしまうことになってしまうので、歯止めをかけるためには改正して、自衛隊の行動の限界をはっきり決めてしまう方がよい、この点では前原新代表も同じように考えているはず、というお話でした。

前原さんの演説もずいぶん聞きましたが、前原さんは、国防のことなんて全然言わないし、基本線では、弱者保護の立場なので、私はリベラル派だと思うけどな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/10/22 05:09:52 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: