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2005/10/25
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産経新聞が、韓国盧武鉉大統領が、「デイリーサプライズ」というインターネット新聞で行った発言を掲載しています。

それによると、盧武鉉大統領は、「韓国としては自分の声で外交をやっているにすぎない。米国も韓国を新しい目で見ていると思う。私に対しては思ったより穏健だと安堵(あんど)しているのではないか。過去とは少し違う韓国の態度を米国も受け入れつつある」と言っているそうです。

既に、政権交代を実現させた韓国では、対米従属から民族自主路線に舵を切りつつあります。北朝鮮との統合を目指しつつ、イラクにも派兵しながら是々非々で米国に対応しています。決して、私は韓国びいきではありませんが、ある意味では非常にうらやましくもあります。

盧武鉉大統領は、国内基盤が不安定であるとはいえ、国際舞台で、強大国中心の国際情勢を批判し、全ての国家が共存共栄できる新しい国際秩序のあり方を訴えたり、日米韓の三国共同体制から極東集団安全保障体制への移行を訴えるなど、国際関係にも大きな影響のある発言を行っています。こういう発言を、安保理常任理事国入りを目指す日本の指導者が行って欲しいというのが私の願いです。靖国参拝して、英米のマスコミに中韓を挑発するのをやめろ、なんて言われるようでは話になりませんね。

韓国が対米追随から離れたと言っても、必ずしも米国は韓国に対して制裁発動などしていません。むしろ対米べったり追随の日本の方がBSE問題などで制裁を受けかねない状況でした。ぺこぺこすることと「自分の声」で外交することと、どちらが得か、ということは明らかです。

日本でも、岡田前民主党代表が、米国との結束を重視しながらアジアとの連携も深めるという外交政策を掲げて選挙を戦いましたが、大敗しました。日本人は、日本の都市を焼け野原にして日本に乗り込んできた米軍部隊に、チョコレートやキャラメルをもらった嬉しさから抜けきれないんですね。残念です。





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最終更新日  2005/10/25 10:01:32 AM


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