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2005/12/22
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テーマ: ニュース(95833)
カテゴリ: カテゴリ未分類
遂に、日本の人口が2005年に減少に転じたことが確定的になったそうです。

出生率も2004年の1.28からさらに下がることが確実なのだそうで、2007年度に1.306で底を打って上昇に転じるとして計算されている年金制度が、スタート時点から大幅に見通しを下回ることになります。
既に、半年前から予測されていたことですが、人口減が予想を遙かに上回るスピードで進行しています。
これでは、団塊の世代の下の私らの世代では年金制度が破綻して、保険料を払い続けただけで、年金は受け取れないんでしょうね。
取られるだけなら、いっそ、国民皆年金の制度はやめにして、老後は自己責任とし、毎月1万3580円を免除してくれる方がよほど嬉しいと思ったりします。

「子どもを大切にしよう」という声だけは、あちこちから聞こえてきますが、きょうの読売新聞は、全国で小児科のある病院が減っていて、隣県の病院まで行かないと小児科にかかれない地域がある、ということも伝えています。
小児科が減っていて、小児科の需要がないのかと言えば、実は逆で、小児科に行くと何十人と行列をしていて、朝一番に言っても診てもらえるのは昼過ぎ、しかも30秒、ということが当たり前です。
小児科は、医者の中でももっともきつくてお金にならない科目なのだそうで、なり手がいないという話を聞きます。


少子化の問題については、ちょうど一年前のきょう、 2004年12月22日の日記 にも書きましたが、社会全体で子どもの面倒を見てゆくという発想が出てこないと解決しないと思います。
女性に子育てを押しつけるばかりでは、どんどん少子化が進んでしまうでしょう。
今のような都市集中が進む前は、農村で一つの家の中に、祖父母、父母、子どもたちが同居して、支え合う形態ができていました。
子どもたちは5人、6人いるのがふつうで、母親も父親とともに農作業に従事し、母親が仕事をしている間、祖父母が子どもの相手をするというシステムがうまく機能していました。
その農村の形態を現在の都市機能の中に持ち込むことが必要だと思います。
定年退職後の世代が、仕事に出ている若い夫婦の子どもたちの放課後の面倒を見る、趣味や伝統工芸などを教えたり、読書の相手をしたり、宿題をやらせたり、ということが可能な地域コミニュティを確立することが必要だと思います。





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最終更新日  2005/12/22 02:47:58 PM


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