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2007/01/22
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カテゴリ: メディア
安倍内閣の支持率が下がりつつあり、フジテレビ系列の調査では、不支持が支持を上回ったのだそうです。

教育基本法を成立させて、どうして支持率が上がるんでしょうかね?

私は、安倍内閣の支持率の低下は、意外と安倍首相がリベラルな方向に進んでいることへの驚きがあるように感じています。
支持率低下は、やらせミーティングの発覚や、閣内・政府内の不祥事もあると思いますが、必ずしも歓迎すべきことのようには思えません。
特に安倍政権の外交方針が、小泉政権とは違い、対中韓協調の姿勢を色濃く打ち出していること(このこと自体は、日本外交の正しい方向です)への不満の表れがあるように感じます。
要するに、広く世界を見渡すことが出来ず、中国・韓国を低く見なければ気が済まない、中国・韓国と対決することが愛国心だと勘違いしている階層が、安倍政権への失望を示しているように感じます。

'80年代をピークに日本の国力は明らかに落ちていると私は思います。
プラザ合意からバブル崩壊までが日本の絶頂期だったと思います。


ですが、「八紘一宇」なんていう言葉は美しくも何ともない幻想ですね。
あと何年かすれば、日本は、米国だけでなく、中国のご機嫌まで伺わなければ何も出来ないような状況になるでしょう。
新しい芽が出てくると、虚業だ錬金術だ拝金主義だと寄ってたかって叩き潰してしまう、今の日本にいったいどんな成長産業があると言うのでしょうか?

戦前日本の伝統を復活すべきであり、中国・韓国を低く見なければ愛国心ではない、と、言いたい人は、「愛国者の条件」(半藤一利、戸高一成共著、ダイアモンド社)という本を読んでみたらどうでしょうかね?
題名ほどには、この本には愛国者の条件は書いてありません。
あの戦争がいかに間抜けな戦争だったか、それは明治期の教育を受けた指導者が起こした戦争だからであり、日清・日露戦争は江戸時代の教育を受けた指導者がいたから勝てたのだ、ということが書いてあります。
明治期から戦前に至るまでの日本をしっかり反省しておくことが、「愛国者の条件」だと、著者は言いたいのだろうと思います。






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最終更新日  2007/01/22 04:36:13 PM


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