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2007/01/22
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カテゴリ: 政治
6カ国協議が2月上旬にも再開される見通しなのだそうです( こちら
12月に6カ国協議は何の成果もないまま中断、その後、米朝で接触していた模様ですが、何らかの合意形成ができたらしく、北朝鮮の金桂冠外務次官はかなり上機嫌な雰囲気です。

日本代表の佐々江さんには、米国代表のヒルさんから説明があったそうです。
米国は中国の武大偉外務次官に対して、早急に6カ国協議再開の段取りをつけるように要求したようですが、中国と韓国の間でも話し合いをしているらしい。
北朝鮮の金桂冠外務次官は21日にはロシアの代表と会談していたそうです。
米朝で1月下旬にも、金融制裁緩和の話し合いがあるようです。

米朝の合意内容については、報道されていないのでわかりません。
報道されていない、ということは、日本人にとってあまり好ましい方向ではないのでしょう。

12月の6カ国協議の時点でも、日本だけが蚊帳の外に置かれている、と言われていました。
どうやら、その状況は、今も続いているようです。

「拉致問題」にせよ「核兵器廃棄」にせよ、北朝鮮に対して最も深刻な問題を抱えているはずの日本が交渉のやりとりの中に全く出てきません。
ご主人の米国にチョコマカとくっついて歩いているだけ、という印象ですね。
日本の主体性、主導権と言ったものは全く見えてきません。
小泉政権のデタラメ外交の傷が今も尾を引いています。
金正日とあんな屈辱的平壌宣言を結んで、どういう意味があったのか、結局、北朝鮮側に有利な平壌宣言ですら、北朝鮮は守ろうとしませんでした。
A級戦犯を合祀する靖国神社に参拝して深々と頭を下げてくれば、中国、韓国は日本に配慮する気を無くすでしょう。
日本が米国のポチとして米国の後ろをくっついて回っても、タングステンなどの北朝鮮の地下資源権益に関して言えば、日米はライバルと言えます。
米国は、横田めぐみさんの映画には涙してくれると思いますが、日本が抱えている問題に真剣に取り組むでしょうかね?

「拉致問題」は差し当たって、中露米韓にはどうでも良いことです。

仮に核ミサイル1発をぶち込まれたとしても、即座に100発の核ミサイルで北朝鮮を壊滅させることが出来ます。
北朝鮮が、米中露に向けて核ミサイルを発射する可能性はありません。
同一民族である韓国に向けて発射する可能性もありません。
北朝鮮の核兵器の当事者は日本なのです。

しかしながら、核兵器開発を中止しようとしない北朝鮮に対して、圧力行使を周辺国に求めようにも、中韓露はいずれも日本に対して素知らぬ顔という感じです。

しかも、未だに、その反省の気運すら全くありません。

6カ国協議がどうなるか、予測してみましょう。
恐らく、偽ドル使用や覚醒剤取引などを米国に対しては行わない、あるいは、しっかりと取り締まる、ということを、北朝鮮は米国に確約したのだろうと思います。
これで、米国は金融制裁を続ける必要がなくなります。
むしろ、中国に完全に牛耳られているタングステンを北朝鮮から採掘する権利の獲得を狙うでしょう。
現状では北朝鮮のミサイルは米国まで届きません。
こうなれば、日本以外の中露米韓は、北朝鮮に対して「核廃棄せよ」と言葉では言うかも知れませんが、実効的な措置も取らずに、食料援助、経済援助を続行するでしょうね。
米国は、北朝鮮現政権の安定維持を保証するかも知れません。
さらに、北朝鮮に原油を供給し、発電所を建設してタングステンの精錬所を作るでしょうね。
北朝鮮は現政権のまま、自国民に対して圧政を続け、日本は核ミサイル飛来の恐怖感をずっと持ち続けることになります。

ひょっとすると孤立化した日本が右傾化して、核武装論に傾くかも知れません。
しかし、即座に、シーレーンが封鎖され、日本は、原油の輸入もウランの輸入も絶たれるでしょうね。
なぜか?
苦境に立つ日本に、小泉首相の靖国参拝に対して日本人の過半数が支持表明したことを反省する気配もないのに、中国・韓国が、日本の核武装を支持すると思いますか?
国連事務総長が、どこの国の人かを、日本人は真剣に考えるべきですね。




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最終更新日  2007/01/22 08:56:24 AM


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