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2007/01/28
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テーマ: ニュース(95830)
カテゴリ: 時事的話題
昨日のニュースになりますが、ロシアのプーチン大統領が、ロシア極東の地、ウラジオストクを訪れて、ロシア極東地域をロシア経済と世界市場に統合しなければならない、と、地元当局者に対して言っているそうです( こちら

こんなニュースを注目する人も日本では、いないかも知れませんが、自衛隊の海外派遣が本来任務となり、自衛隊がイラク、イランなどに派遣されるかも知れない、ということになると、ロシアも見過ごすわけには行かない、ということだろうと私は思います。

地下資源に乏しい日本として、ロシアとの外交上、何が日本の国益になるのか、と、考えると、北方領土返還とともに、シベリアの地下資源開発を進めることだと思われますが、サハリン2においては、環境問題を盾にとって、ロシアの国営企業に権益の大半を取られてしまいました。

ロシア側が、自衛隊の海外派遣をどう見るか、と、考えれば、イラン・イラクで日本と対峙することになりかねない、北方領土を日本に渡すのは危険だ、サハリン2の開発を遅らせてでも、日本に権益を握らせない方が良い、と、思うでしょうね。
日本は、海外の紛争に対して、金と口は出すけれども派兵はしない、自衛隊は専守防衛に徹する、と、思わせておくことが重要なのです。
たまたま、発砲事件などは起こらず、不測の事態には至りませんでしたが、イラクに自衛隊を派遣してしまったことで、ロシアの対日警戒感を強めてしまったことが、プーチンの言葉に表れているように思います。

ロシアの警戒感を緩和するには、憲法9条を改正して、自衛隊の海外派遣は禁止する、あるいは、日本の自衛の限界をシーレーンまでくらいに限定する、という条項を書き加えて、目に見える形で信頼感を取り戻す努力が必要だと、私は思いますけどね。
日本人が、そう思わない、と言うのなら、北方領土は歯舞・色丹ですら返ってこないし、イランのアサデガン油田からもサハリン油田からも締め出されて、日本は、いずれエネルギー確保でも汲々としなければいけなくなるんでしょう。



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最終更新日  2007/01/28 11:18:59 PM
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