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2007/02/13
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カテゴリ: 科学の話題
2月9日の日記

全般的には、Windows Vistaは、"Business"というバージョンでは、XPよりもかなり快適に動いています。
「快適」という意味は、ウィルス対策ソフトを削除したから(ウィルス対策ソフトを削除してからでないとインストールできない)ということかも知れません。
Vistaでは、一々、新たなプログラムが起動したり、外部アクセスするたびに、確認を求めてくるので煩わしいですが、逆に、それなら、ウィルス対策ソフトがなくても大丈夫だろうと思います。
ノートに導入した"Home Basic"というバージョンでは、USBメモリをつけないと、かなりのんびりしているので、デスクトップの"Business"と内部の動作に違いがあるような気がします(もしかすると、CPUの能力の差かも知れません、メモリ容量はどうちらも1ギガで同じ)。
ちなみに私のパソコンではAeroは動かないので、見た目も機能面も、"Home Basic"と"Business"は全然違いません。
"Business"を導入するのなら、パソコンを買い換えた方がよいかも知れません。

今、これは、Vista上の「一太郎2006」で入力していますが、キータッチも軽快です。
ウィルス対策ソフトを除去してしまえば、起動・終了、ファイルの開け閉めも10秒に満たない(XPでは、最初に開くとき「ウィルスを検索しています」と出たまま数分かかることもある!)し、今後は、ウィルス対策ソフトを入れないでどうセキュリティーを守るか、という考え方をした方が良さそうです。


ウィルス検索、特に、キー・ロガーなどのスパイウェアとか、フィッシング詐欺サイトに対する対策は、Windows Vistaでは、マイクロソフトが独自にやろうとしているようですが、LINUXやMACでも同じことで、私は、プロバイダーの中で伝送線路でハード的に検出するような機器を入れて、伝送速度を落とさずにウィルスを検出する方法を今後は進めて欲しいと思います(既にやっているかも知れませんが)。
CCDかBBDの各ビットにウィルス・パターンとの比較回路(メーカーの方で、もし、ここをご覧になったら、この比較回路を複数入れて、複数のパターンを同時比較することを考えてくださいね)を入れるだけで実現できます。

Vistaで困るのは、WORDのテンプレートをいじるときです。
ガードがかかっていて、なかなかアクセスができません。
そのうちにマニュアル本が充実して、ガードをどうやって外すのかがわかるようになると思いますが、現状ではヘルプにも出てこないので、試行錯誤の嵐になります。
マクロを使うような場合、最悪は、マクロを一々エクスポートして、別のマシンにインポートするということが必要になってしまいます。
テンプレートをいじって、持ち運びしている人がいる、ということを、マイクロソフトは想定していないんでしょうか?

マイクロソフトで毎度困るのは、マクロの仕様を変更してくれることです。
上位互換にする、というのがバージョン・アップの原則だと私は思うのですが、マイクロソフトという会社はそんことは何とも思っていないらしい。
細かいことばかりなので、一つだけ例を挙げておくと、WindowオブジェクトのコレクションWindowsに引数をつけて一つのWindowを選び出すとき、普通は、Windows(3)とか書いて、3番目のウインドウを選ぶようにします。
ですが、ウインドウを開けたり閉めたりすると何番目のウインドウなのかが簡単にはわからないので、別の方法で選びたくなります。

例えば、「ブログ.jtd」というファイルを編集しているウィンドウを選ぶときには、Windows("ブログ.jtd")とすれば選べました。
これが、Office2007ではできなくなっているんですね。
引数には、文書名ではなく、ウインドウについている名前を指定するらしい。
ところが、Windowオブジェクトには、Winodow.Nameみたいな、ウインドウ名を取得するプロパティがないんです。
結局、いろいろ試行錯誤して取得できたのですが、何ともおかしなマクロの仕様です。


WORDの文字色指定の方法が変更になったのも困りましたが、これは、文字色指定のフォームを自分で作ってしまいました。
ですが、PAINTのパレットを変更してくれたのには、結局バンザイです。
デフォルトのパレットが変更されているのに、PAINTでは、パレットを保存したり読み出したりできないので、XPのPAINTでのパレットを使うことができません(もし、できるという人がいたら、ぜひ、やり方を教えてください、現状では、文書の編集はVistaで行い、図形の編集はXPで行う、という二刀流になってしまいます)。
ここ数日、PAINTに変わるお絵書きツールを探しましたが、特定のファイル仕様を編集できなかったり、ドットを一つずつ書いていくことができなかったり、Pict Bearも、Pixiaも、HyperPaintも、花子もだめですね。
PaintShopはいまだに使い方がサッパリわかりません、赤い色で直線一本引いて、それを消す、という程度のことがそもそもできません。
昔、Visioも試しましたが、どうしても、図面の中に希望通りに文字を入れることができなくて、断念しました。

家庭で、メールやインターネットの検索を使うのがほとんどという方は、Vistaに移行してもウィルス対策ソフトを入れる方が安全だと思いますが、仕事で使う人の場合には、インターネットとの間にルーターをかませるのは当然として、メールや実行ファイルをダウンロードするためのパソコン(ウィルス対策ソフトを入れる)と、仕事でデータを編集したり名簿管理をするパソコン(ウィルス対策ソフトを入れない)を分けて、2台で運用するべきなのでしょうね。




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最終更新日  2007/02/13 11:15:50 AM
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