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2007/03/20
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カテゴリ: 政治
米国と北朝鮮が、マカオの「バンコ・デルタ・アジア」という銀行の北朝鮮関連口座の凍結を全面解除し、寧辺の核施設を稼働停止することで合意したそうです。( こちら
いったいこれで、北朝鮮が核兵器開発をやめてくれるのか、麻薬輸出や偽ドル使用はどうなったのか、完全に闇の中、と言うよりも、北朝鮮の国柄を見れば何ら改善されないことは明らかですが、イラクで手詰まりで、北朝鮮の地下資源を狙っている米国としては、日米同盟を考えている余裕はないのでしょう。
太平洋戦争開戦前で言えば、ハルノートを撤回して、日本に石油とゴムの供給をすると約束したようなものです。

米国の支援が失われて、拉致問題解決もきわめて困難になったような気がしますが、昨日の六カ国協議の場において、日本と北朝鮮の間で激しい応酬があったそうです( こちら を参照)。
私は、北朝鮮が拉致被害者を日本に帰し、核兵器開発を断念したことが立証されない限り、日本から北朝鮮への経済支援などには反対します。
どうせ、韓国・中国が北朝鮮を経済支援するのです。
日本は北朝鮮に対して毅然とした姿勢をとりつつ、韓国・中国との連携を考えるべきです。
こちら を参照)が、腹の底では、米国のマイケル・グリーンは親友だったはずなのに、何を考えているのか、と、苦虫を噛み潰していることだろうと思います。

しかしながら、こういう筋書きになってしまうだろうことは、小泉前首相がA級戦犯を合祀する靖国神社に参拝し、日本国民の過半数がそれに支持を与えたことで見えていたことです。
このブログでも、靖国参拝した時点において、拉致問題解決が難しくなるぞ、と、何度も書いてきましたが、日本人の先を見る目の無さには情けなく思うばかりです。
ただマスコミに乗せられるばかりではしゃぎ回る、これが、あの戦争の原因だったはずなのに......。
少なくとも、拉致問題解決がきわめて困難になったのは、小泉靖国参拝を支持した日本人全体の責任であって、安倍政権の責任ではありません。

ですが、まだ悲観材料ばかりではありません。反愛国者の不透明農林大臣のクビを切ってしまえば、安倍政権にもやれることがいくらもあります。
来日する中国温家宝首相も、拉致問題解決を願う日本人の気持ちには理解を示しています。
そして、ロシアの六カ国協議代表ロシュコフも、「拉致問題は解決される必要がある。北朝鮮は日本の懸念に応える必要がある。ロシアが六カ国協議に参加している限りはこの立場を維持する」と言っているそうです( こちら を参照)。
中国にしても、ロシアにしても、北京五輪を控え、シベリアでは凍土が解けつつあり、日本の経済進出、開発への支援を望んでいるわけで、日本の外交手腕が問われているのです。
黄砂では日本も困っている、日本海の魚を日本人も食用にしているから松花江が汚染されれば日本にも影響が出ると指摘して、日本が中国の砂漠緑地化、工場廃水処理で協力しましょう、日揮や栗田工業やオルガノなどのプラントメーカーや廃水処理技術を紹介しましょうと持ちかければ、中国も拉致問題で北朝鮮に圧力をかけるようになるはずです。

ヤマハ発動機は責任を問われなくても良いのです。
米軍再編をするのなら自前の費用でやってくれ、厚木基地の離発着訓練や嘉手納基地は単に日本からなくして米国の砂漠に持って行けばよろしい、と、言っても構わないくらいです。




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最終更新日  2007/03/20 11:19:29 AM


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