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2007/05/19
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カテゴリ: メディア
読売社説が、またまた、国民をバカにした社説を書いています。


座長の前駐米大使は、「安全保障環境の根本的な変化を踏まえて、憲法を解釈しないといけない。国民に分かりやすい議論をし、常識にかなった結論にしたい」と言っているのだそうです。
そうじゃありませんね、日本は、日本の憲法の優位性を訴えて、世界平和に貢献するべきです。
米国のイラク参戦の失敗を見ても、武力行使によっては、平和も安定も秩序も得られないことがはっきりしています。
日本国憲法の現行の憲法解釈が、世界で最も優れた宝物なのであり、解釈変更の必要はサラサラありませんね。

中国に向かっても、北朝鮮、イランに向かっても、無駄な軍事拡張はやめるべきだ、その分を国内経済振興に使う方が、よほどあなたの国は強くて豊かな国になれますよ、と、説得するのが、日本の国際貢献であり、「国際社会で通用する議論」なのです。
こう書いた抗議文を読売新聞社に送っているのに、なにゆえ、ハナから無視を決め込むのでしょうか?
反論できないからでしょうね。


読売社説は、
日米同盟を強化し、国際平和協力活動に積極的に参加することが、日本の安全につながる。そのためには、現在の政府の憲法解釈に固執すべきではない。
と書きますが、日米同盟を強化してしまったら、中国も北朝鮮もロシアも、なおのこと軍備拡張を行うでしょうね。
日本が果たすべき役割は、米中、米ロの間に割り込み、橋渡しをすることです。
無駄に金を使うのを止めて、経済発展で競い合いましょう、それぞれの強いところを活かし弱いところを補いましょう、と、持ちかけることです。
軍備拡張をどこかが始めれば、際限がありません。
軍備拡張は、相手が恐怖感を抱くところまで続けなければいけないからです。
軍備拡張は、国家の膨大な財政赤字に苦しむ日本が選択すべき道ではありません。
むしろ、日本の米軍基地を縮小し、日本の自衛隊をより防衛的性格を強めたものにしていくことをもって、軍備拡張競争への歯止めとするべきです。
また、日本が国際平和協力活動に参加して、イラクの米軍の代わりに日本の自衛隊を送れば、間違いなくテロリストの攻撃を受け、それに抗戦するうちに、日本は戦争をする国になってしまいます。
となれば、中国は、東シナ海を、ロシアは北方領土を、韓国は竹島を、日本が武力奪還しようとするだろうと考え、対抗して、日本への攻撃能力を高めようとするでしょうね。
金正日は、日本に向けてテポドンをぶっ放しても、中国もロシアも韓国も、撃たれた日本の方を非難するだろうと考えるでしょうね。


日本の安全のために、日本の国際貢献が、武力を使わないものであることを、中国に、ロシアに、韓国に、見せつけるのです。
日本は、北方領土や竹島を奪還するのに武力は使わないだろう、あくまで交渉しようとしてくるだろう、こういう信頼感を与えることです。
これでこそ、日本の安全が守られると言うべきです。
もちろん、北朝鮮のミサイルに備えて、自衛隊には真剣に国土防衛の任務に当たって頂きたい、ということは言うまでもないことです。

読売社説は、
国の安全保障の根幹にかかわる重要な問題だけに、国民世論の理解を得る努力も欠かせない。近隣国に無用な警戒感を持たせないためにも、議論の透明性を高めることが大切だ。

だって、読売社説でさえ、私の抗議に一つも答えないのに、どうやって、国民世論の理解を得る、と、言うのでしょうか?
私は、米軍の代わりに自衛隊をイラクに派遣することには、どう説明されても、理解するつもりはありません。
読売社説が、5月6日の社説に対して、こういう抗議が来ています。まずは、この抗議に答えておきましょう、と、書くのなら、世論の理解を得る努力をしている、と認めますが、読売社説ライター氏がハナから無視の姿勢で「国民の理解」をどう考えているのかサッパリわかりません。
そして、日本が、国際平和協力の名の下にイラクに自衛隊を送れば、周辺国は身構えるでしょうね。
武力ではないとはいえ、陸上自衛隊をイラクのサマワに派遣して、現に、北朝鮮は核兵器開発を行い、中国は年率2ケタペースで軍備拡張を続けていて、米国でさえ恐怖感を抱き始めるに至っているのです。
周辺国に無用な警戒感を持たせないために、また、無用な軍備拡張をやめさせるために、日本の国際貢献は、武力を伴わないものに限定すべきです。
集団的自衛権の有識者会議で「議論の透明性」という言葉が出てくると、ちゃんちゃらおかしい、という感じです。
どこが透明なんでしょうか?

読売社説は、ネット上での議論について、名前も連絡先も書かずに卑怯だと、4月2日付社説、[匿名掲示板]「中傷“無法地帯”は放置できない」に書いていたと思いますが、名前も、メールアドレスも、住所も書いて送っても、何一つ答えもせずに、同じ主張をしつこく繰り返すことこそ卑怯ではないですか?

国民の皆さん、これでも、亡国社説を書き続ける読売新聞を購読し続けるのですか?




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最終更新日  2007/05/19 10:37:08 PM


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