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2007/06/05
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カテゴリ: 政治
参議院の厚生労働委員会で、年金問題が審議された様子を毎日新聞が伝えています( こちら

昨日、柳沢厚労大臣が記者会見を開いて、5000万件の宙に浮いた年金保険料納付記録を来年の5月までの1年間で調べることを約束しました( 今日の最初の日記 を参照)。
衆議院の厚生労働委員会では、詰め寄る長妻昭議員に対して、(5000万件の全部を調べることが無理だと言うことは)長妻議員もわかるでしょう、というような言い方で、5000万件の記録の照合作業の期限を明らかにすることを拒んでいた柳沢厚労大臣が、突如として、1年間で調べると言い出しました。
きょう、民主党の足立信也議員が、社会保険庁が昨年から今年にかけて10ヶ月で146万件のペースで照合作業を行ってきたのに、今後1年でそのペースを30倍に引き上げて5000万件を本当に1年間で照合できるのか、と、質しました。
これに対して、社会保険庁青柳運営部長は、ソフトを導入すれば1年で可能であり、専門家にも確認した、と、答えたのだそうです。

社会保険庁青柳運営部長の答弁を聞いていると、自民党の先生方も社会保険庁の役人にいいように騙されているんではないでしょうか?
社会保険庁が答えるべきことは、1日の作業のペースを30倍に上げるのであれば、人数を30倍かける、とか、照合作業の方法を具体的にこのように変える、というようなことであるべきです。

長妻議員は、柳沢大臣に対して、いつまでにやるのか明言せよとトップダウンに命令することもできるでしょう、と、言っていたのに、柳沢大臣は答えようとしなかったのです。
足立信也議員は、厚生年金の宙に浮いた分だけでも推定できないのか、ということを聞いていましたが、それも把握していない、調べるということでさえ、青柳運営部長、なかなか、答えようとしません。
青柳運営部長さんが、コンピュータの知識に乏しいのであれば、私に聞けばよいのです、プログラミングするヤツの言い訳が、本当に無理で言っているのか、面倒で言っているのか、データの不備を隠すために言っているのか、それくらいは、私が判断してあげます。
でも、私に何も言ってきませんね、要するに、外にオープンにできないことがあって、社会保険庁の役人は、何か隠したいことがあるんでしょう。

私は民主党支持者なので、民主党が参議院選挙に勝てば拍手を送りたいと思いますが、自民党の先生方、社会保険庁の役人のいい加減な返事に振り回されて、むざむざ参議院選挙に負けるようなことがあってもいいんでしょうかね?
なぜ、衆議院で強行採決までやって、社会保険庁の役人をかばおうとするのでしょうか?
自民党の先生方が、社会保険庁の役人に何か弱みでも握られているんでしょうか?

社会保険庁の組織論としても、民主党の歳入庁合体論は、社会保険庁の役人はもう信用できないから、今の国税庁の役人に主導権を持たせて、税金徴収と同じように、年金徴収を行おうということです。
政府案は、社会保険庁が日本年金機構と名前を変えるだけで、実質的に社会保険庁の役人は身分安泰、年金利権もそのまま、しかも民間委託して、役人の天下り先までプレゼントしてしまう、これで、まじめに年金事務をやってくれるんでしょうかね?
今後、自民党議員なんて騙すのは簡単、と、軽くあしらわれたりしないんでしょうか?
猪瀬直樹さんの本にも少し出てきますが、厚生労働省、厚生省OBの中には、外郭団体を渡り歩いて、どういう仕事をしていたのかもわかりませんが、途方もない給料と退職金(元をたどれば、国民が納めた税金)をせしめた人もいるのです。


自民党の先生方、本当に、社会保険庁の役人に操られたままで、参議院選挙に突入してよいのですか?




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最終更新日  2007/06/05 10:48:59 PM


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