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2007/07/08
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カテゴリ: 政治
民主党小沢代表が、今月末の参議院選挙で、政権与党を過半数割れに追い込めないのであれば、民主党代表を辞任するだけでなく、衆議院議員を今期限りで引退する、と、言っているそうです( こちら

悲壮な覚悟でこの参議院選挙に取り組む意気込みと受け取れる発言ですが、私は、今度の参議院選挙で、自民党が勝つようなことになれば、日本は終わりだと思いますね。
小沢代表もそれがわかっていて、決死の覚悟で選挙戦に臨む、と、言っているのでしょう。

宙に浮いた年金保険料支払い記録の問題も大きな問題ですが、今国会の、審議打ち切り・強行採決の連発は、国会の民主主義が完全に壊れてしまったことを意味します。
これでも、参議院で、自民党+公明党で過半数を占める、というのであれば、国会は、もう議論の場でも、行政のチェックの場でもなくなり、内閣に隷従する単なるお飾りになってしまって、存在意義は失われます。
そして、この国会の状況を朝日新聞は記事にしていましたが、読売新聞は記事に書こうとさえしませんでした(読売新聞5月26日一面トップのあの写真は何なのでしょうか?読売新聞編集者が、国民の生活など屁とも思っていないことの証拠です。 5月26日の日記 を参照)。

今国会でも、日本の年金制度を根底から破壊してしまう、政権与党の「日本年金機構」案が、民主党の「歳入庁」案と比較検討されることさえなく、強行採決により可決されてしまいました。

どういう風に年金記録を確認するのか、一般には公開しない、とも言っています。
これでは、最初から、インチキをやりますと広言しているようなものです。
しかも、政権与党に媚びる紙面を作成し、第三者委員会に読売新聞編集委員を送り込むことに成功した読売新聞は第三者委員会における内容を紹介する記事を書き(何と言っても非公開の会議なので、真実なのかどうか、確かめようもありません)、朝日新聞は何も書かない、ということが起きています。

年金保険料をきちんと支払いながら、領収書をなくしてしまった高齢者が、日本年金機構の窓口で、「第三者委員会で決まったことですから」と言われて、たじろぐ姿が目に浮かびます。
しかも、第三者委員会がどうしてそういう結論を出したか、という判断基準を公開しない、と、言っているのです。

国会の民主主義が崩壊してしまうと、私がブログでわめき散らすくらいのことでは、到底太刀打ちできません。
こういう状況が起きてしまえば、日本がどう崩れていっても立て直す手段はなくなります。
「あの戦争」と同じく、日本は落ちるところまで落ちていくでしょう。

今月末の参議院選挙が、日本を立て直す最後のチャンスだと、私は思います。




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最終更新日  2007/07/08 10:34:45 PM


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