aaa

2007/09/19
XML
カテゴリ: 政治
日経NET EYEというウェブサイトに、入院中の安倍晋三さんが、「麻生クーデター」というようなことはない、と言っていると書いてあります( こちら
当ブログでは、 9月13日の日記 で、安倍晋三さんを裏切ったのは、米国ブッシュだと書きました。
米国の方だけ向いて政権運営をしてきた小泉-安倍ラインは、拉致問題を見捨てるかのように北朝鮮と接近し、経済の軸足を中国との関係に移し始め、さらには、従軍慰安婦対日非難決議案まで採択した米国の移り気には、焦燥感を募らせていることでしょう。
安倍晋三さんは、オーストラリアで、日本は米国の属国なのだから、たとえ象徴的な意味しかなくても、インド洋上の給油活動を継続しろという命令に、無意味だからこそ素直に従え、と、ブッシュに言われてきたのだと思いますが、日本に帰ってきてみたら、何のことはない、ブッシュは、米軍兵士3万人をイラクから撤退させる、という方針を明言したのです。
これでは、「職を賭して給油活動継続のために努力する」とまで言い切った立場がありませんよね、はしごを外された安倍晋三さん、米国への不信を募らせる中、気力が萎えてしまった、と、私は思っています。
麻生さんにしてみれば、何とか自民党支持率を挽回し、次の衆議院選で過半数を維持して政権を我が手にともくろんでいたのが、想定外の展開となり、顔で笑って心で泣いているんではないでしょうか。

明確なことは、米国大使が何と言おうと、英国大使が何と言おうと、米国も英国も、国内の厭戦気分に押されて、テロとの闘いから撤退を始めている、ということです。
こちら を参照)そうですが、テロとの闘いが膠着状態に陥っていて出口を模索しているような状況の中、国連で、国際社会の感謝の気持ちを強要する日本とは、どういう国なのでしょうかね?
これで、国連の謝意決議が出れば、民主党も給油活動継続に賛成せざるを得なくなる、と、防衛大臣は言っている( こちら を参照)そうですが、果たして、民主党が、わかりました、テロ特措法を延長しましょう、なんていうことになるんでしょうかねえ?
農家の戸別所得補償や子育て支援の財源を示すために、税金のムダ遣いを国政調査権を使って究明するんだと言っている民主党(例えば、 こちら を参照)が、アフガニスタンの治安維持にどう役立っているのか全く意味のわからない給油活動に、税金を使って良し、という判断を下すのでしょうか?

昨日の、民主党小沢代表の記者会見を聞いていると、小沢代表は、日本のPKO活動に対して、2段階のハードルを設けている気がします。
私は単純に、意味もない給油活動はやめて別の活動を考えるべきだ、としか思いませんが、小沢代表は、給油活動が意味があるかないか、という前段に、さらに、憲法に照らしてどうなのか、という条件をおいていて、私よりも厳しい見方をしているようです。
従って、小沢代表の方針では、国連決議即日本出陣、というわけではなく、国連決議があって初めて国内的な検討開始、ということのようです。
民主党鳩山幹事長も、「安保理決議は、必要条件であって十分条件とは思っていない。それによって、私どもが結論を大きく変えることにはならないと思う。戦争によってテロが拡大しているのではないか。対テロ戦争に参加をしている日本のあり方を見直さなければならない」と言っているそうです( こちら を参照)。
鳩山由紀夫さん、私の大学の先輩で大学教授までした人なので、「必要条件」「十分条件」とセンター試験を前にして受験生が苦しむ難解な言葉を持ち出していますが、ちょうど先ほど更新した大学入試問題研究サイトに、ことしのセンター試験数学の第1問[2]の「必要条件」「十分条件」の問題をアップロードしたので、「必要条件」「十分条件」とはどういう意味か、と、思う方は、下記の映画案内のさらに下のリンクをたどってみてください(民主党は、もう少し、わかり易く説明することを心がけて欲しい)。


私は、民主党には、給油活動などよりも、もっと直接的にアフガニスタンの治安を改善できるような、人的支援、経済的な支援の代替案を提示して、政府・自民党だけでなく、米国・英国も含めて、国際社会を説得するようなことを期待したいと思います。




地球温暖化の危機を、米国元副大統領アール・ゴア氏が自ら語る映画( こちら を参照)
「不都合な真実」 上映会のご案内
日時: 9月22日(土) 午後2時、4時、6時の3回上映
情文ホール(情報文化センター6階)
参加費:一般1000円、高校生以下500円
情報文化センターは、地下鉄みなとみらい線「日本大通り」駅下車、情文センター出口を出てすぐのところです。
詳しくは、 こちら を、ご参照下さい。
上映会は、 「横浜カーフリーデー」 の一企画として行われますが、 市民運動NPO法人洗心洞大学 も上映実行委員会に加わっています。




理工系受験生向け大学入試問題研究サイトは こちら
大学入試問題検討ブログは こちら




コメントはこちらへ お願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007/09/19 01:34:02 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: