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2007/09/29
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沖縄戦での集団的自決に際して軍の命令があったとする記述が、来年度の高校歴史教科書から削除されることになっていますが、この検定結果の撤回を求める、沖縄県民大会が、29日、11万人が参加して開かれたそうです( こちら

こうした市民運動の結果で、教科書の記述が変えられてしまう、というのは、私は間違いだと思います。
しかし、今回の教科書検定については、容認できない点がありました。

この件については、当ブログでは、 6月22日の日記(こちらもぜひ参照してください) で、民主党川内博史議員の国会での質問、及び、文科省担当者の答弁を元にして、教科書調査官に、反日亡国不穏分子を入れてしまったことが原因であることを書きました。
神武東征伝説がまるで歴史的真実であるかのように書かれている、扶桑社の反日反科学の歴史教科書の執筆者メンバーの仲間が、こともあろうに、教科書記述の審査をしていたのですから、教科書の記述がデタラメになるに決まっています。
安倍晋三内閣が誕生したこと、また、教育担当の首相補佐官に山谷えり子が就任したこと、これが原因かも知れません。
日本人が、絶対に首相にしてはならない人間を首相にしてしまったがゆえの結果であり、これが、問題になっている沖縄戦記述変更の本質なのです。


あの戦争の苦しみを二度と味わいたくないのであれば、日本人は、この動きを絶対に許してはなりません。
この連中の考えていることは、民主主義の中の一つの言論ではなく、民主主義体制そのものの否定でしかないのです。
自分たちが作成した質の悪い教科書を棚にあげて、他の教科書をすべて自虐的教科書と非難しつつ、自分たちの書いた教科書には、米国にいじめられて、最後にはハルノートまで突きつけられて仕方なく大東亜戦争を起こしたのだ、などと書くのです。
いじめられたからと言って、負けるとわかっている戦争をしかけるバカがどこにいるのでしょうか?
民主主義を守りたければ、民主主義を破壊しようとする言論を絶対に容認してはなりません。
日本人が歴史教科書の問題に無関心でいれば、日本は必ずや北朝鮮、ミャンマー以下の、アホ独裁者が支配する国になり果てます。

軍事独裁体制、国家総動員法、治安維持法、天皇元首制、教育勅語に始まる戦陣訓への流れ、戦前体制には容認できる考え方は一つもありません。
明治時代以前から存在していた考え方こそが日本の伝統であって、明治時代以降に権力志向の人間が権力維持のために作り出したものは伝統でも何でもないのです。
明治時代から敗戦にかけて生み出された価値観は、その結末は日本史上唯一の被占領という歴史的事実であり、全て破棄されるべきものです。

日本国憲法体制を支える憲法第一条に記されている、国民統合の象徴としての天皇を戴く祭政分離の体制、これこそが、古来から続けられている日本の伝統そのものなのです。
戦後レジームからの脱却など許されて良いはずがありません。


こうした観点から、扶桑社歴史教科書の関連メンバーを追放した上で、あるべき教科書検定の姿に従って、高校日本史教科書の検定をやり直すことを当ブログは主張します。




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最終更新日  2007/10/01 07:16:12 AM


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