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2008/04/14
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今まで、1月末の主として自薦・他薦による推薦及び面接を組み合わせた前期入試と、2月末の主として学力試験による後期入試と、2回に分けて選抜が行われていましたが、中学校の3学期の授業が成立しなくなる、前期・後期とも同一校を受け、前期での不合格による精神的ダメージが大き過ぎる、というような理由で、学力試験に一本化する流れにあるそうです。


学力試験だけでは、受験戦争を過熱化することになる、学力はそもそもその子どもの能力のある一面に過ぎない、というようなことで、推薦入試が幅広く行われていますが、その子どもの人間的側面を全て判断する、という選抜において、不合格になった子どもは、あなたは、人間的に劣っている、と宣言されたようなものです。
このことが、中学生にどれだけ大きな衝撃を与え、中学生の心を荒れさせている( 3月24日の日記 を参照)か、ということを教育関係者はよ~く考えるべきです。

実際に私の知るところでも、前期の面接試験で、中学校における成績も、校内活動の実績も遙かに劣る子どもの方が合格して、頑張ってきたはずの自分が不合格となって、精神的に崩れてしまう、という子どもがいました。
高校が判断しているのか、中学校の校長の推薦書にそう書かれているのかわかりませんが、学力的に劣る子どもを前期で合格させて、学力的に優位な子どもを後期で入れる、という発想をしていないでしょうか?
結局、競争原理否定というのは、こうした、言わば「ずる」の隠れ蓑でしかないのです。
公平なルールと誰にでも納得の行く判断基準で、選抜を行うべきであり、これが、正しい「競争原理」のあり方です。


そして、誰でも認める結果となる選抜とするために、前期試験は、中学校の内申書を参考程度に留めて、学力試験、あるいは、高校によっては、職能を見るような音楽・語学・体力運動能力の実技試験で行い、それで合格できなかった子どもには、あなたの一つの偏った側面で選抜した結果だから、あなたは何も気にしなくてよいので、後期試験で再チャレンジしましょう、と、言えばよいのです。
A高校がB高校よりも良い高校、というようなことはないんだ、と、その子どもを説得するのです。
そして、後期試験で、面接試験や、その子どもが持っている特技などで選抜を行い、これでも不合格となる子どもを、定員枠の余裕のできた高校に振り分けて高校に入学させればよいのです。
むしろ、後期試験は「選抜」するのではなく、高校進学希望者の希望をかなえ、高校間で生徒数を調整するためのものとするべきです。
これでも、まだ、問題が起こるかも知れませんが、中学生に余計な精神的ストレスをかけずに公平な競争をしてもらう、という観点から、入試制度を考えるべきです。




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最終更新日  2008/04/14 10:49:12 AM


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