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ガンキャノンMOBILE SUIT IN ACTION!! 1999年11月発売■FRONT ■SIDE&REAR■BUST-UP■砲撃【Gimmick】スプレーミサイル・ランチャーに換装可能■ビームライフル両手で支えられる(フォアグリップは固定)【Pose】柔らかな足首で片足立ちもOK!■パーツ一覧ビームライフル/ビームサーベル/スプレーミサイル・ランチャー一式/手首×5【Impression】劇中設定に忠実なスタイリング肘膝は二重関節ではなく、膝の保持力は弱い。首は回転のみ。しかし、足首はボールジョイント軸のストロークが長いため自由度が高い。塗装は、ボディ成形色の赤も落ち着いており、グレー系のスミ入れも自然。しかし、ツヤありの頭部に鮮やかなブラックのスミ入れは不自然【Request】可動。特に首、胴、股関節頭部アンテナの造形キャノン砲ならびにビームライフルの作り込みとギミック追加▲ポーズ&ギミック トップへ
2006/01/26
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画像&レビューギラ・ドーガ レズン・シュナイダー専用機モビルスーツ・イン・アクション2002年8月発売再興ネオ・ジオンの女傑、レズン・シュナイダー姐さんが振り回す蒼くカスタマイズされたギラ・ドーガの指揮官機。頭頂部にはジオン伝統の羽根飾りもついてます!劇中ではエースパイロットの本領を発揮して前半のモビルスーツ戦を盛り上げてくれました。(その割りに最期はアレでしたが)このMIAは02年製と、確かに古さを感じさせるアイテムですが、その分ダイナミックな造形と、重量感が表現されています!ポイント1.重量感あふれるボディをレズンのパーソナルカラーであるブルーで鮮やかに再現!2.特徴的なシュツルムファウストなど豊富なオプションとギミックで劇中シーンを演出可能!3.設定通りの専用ビームマシンガンが付属! ■FRONT■SIDE&REAR 【スタイリング・可動について】一般機との違いは、ボディ色が青く変更、頭頂部に指揮官章が追加、ビームマシンガンがバナナマガジン型のEパックを使う専用タイプとなっていることなどです。本体の基本仕様は量産機と変わりませんので、よろしければ量産ギラ・ドーガのレビューをご覧ください。塗装については、ショルダーアーマー、胸当てなどに濃いブルーが使われているのですが、設定ではもっとグレーに近い紺のように見えます。もしEMIA化されるのであれば、ぜひ直して欲しい部分です。■比較 ボディカラーが違うだけですが、イメージがガラっと変わりますね。動力パイプの黄色とスラスターの赤がいかにもミリタリー調の量産機のイメージを見事に払拭しています。こうして2機並べると迫力がありますよ!■専用ビームマシンガン画像では見えませんが、先端にサイトがあって薄いピンク色で塗られています。芸コマでよいのですが、肝心のギミックは一切ナシ。劇中では確かマガジン換装シーンもあったので、できれば着脱ギミックは欲しかったです。(でも、この形だと腰のマガジンポケットには入らないよな。)その他の武装、ビームソードアックス、シュツルムファウスト、グレネードランチャー装備シールドは一般機と同じ仕様です。【POSE】■パーツ一覧ビームマシンガン/ビームソードアックス(ソード&ピック×1/アックス×1)/シュツルムファウスト×4/シールド個人的にはオールドタイプである人間が扱うエースパイロット機の最終型として思い入れのある機体でした。まあ、半分以上は子どもにスパナを投げつけちゃうようなレズン姐さんの強烈なインパクトのせいなんですけどね。それだけに可動や造形が今ひとつなのは残念。いつかEX化される日を気長に待つとしましょう。▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/11/22
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マダン ブレイブレオン レビュー魔弾戦記リュウケンドー アクションヒーローシリーズ2005年12月発売タカラトミーが松竹と組んで久々に手掛ける期待の特撮アクション、『魔弾戦記リュウケンドー』!!神秘の力を持つ鍵(マダンキー)を使って戦う本編の主人公・リュウケンドーとバイクに変形する獣王・ブレイブレオンのアクションフィギュアセットが発売されました!【ポイント】・主要関節が可動するリュウケンドーには、変身アイテムと武器を兼ねるゲキリュウケンが付属し、劇中の様々なアクションポーズを再現可能!・獣王ブレイブレオンは必殺技を放つ三輪バイク・レオントライクに完全変形!・リュウケンドーをレオントライクに乗せると胸のクリスタルが赤く点灯する発行ギミックを搭載!■魔弾剣士 リュウケンドー意志を持つ剣「ゲキリュウケン」で変身する魔弾戦士。「魔弾キー」でさまざまな獣王を召還し、「ファイアー」、「アクア」、「サンダー」などへモードチェンジすることができる万能剣士。FRONT SIDE& REARプロポーションは可もなし不可もなし。造形は頭部の金色の飾りを別成形にするなど、意外にメリハリが効いています。マダンキーホルダーもベルト横にちょこんとくっついています。ショルダープロテクターは実物写真と比べるともう一回り大きい方がよかったですかね。塗装は特に酷い部分は少ないですが、材質の関係か頭頂部、スネ当ての合わせが目立ってちょっと残念。関節ですが、肩、股、膝がラチェットで小気味よく動きます。肩はご覧の通りの構造で回転の他、外側に90度まで上げられます。手首は回転のみ。掌には意味ありげな穴があいています。指は短いですが、プロップのゲキリュウケンはグリップに引っ掛けてしっかりと持てます。股関節は120度近くまで開き、肘は90度曲がります。首は実質回転のみ、肘、足首、腰は固定でポーズも限られてしまいます。胸のクリスタルが赤く発光取り説には書いてませんでしたが、ランドセル下のボタンで点灯できます。アクションは厳しいですけどこんな感じのポーズ微妙な大きさですね。全高約125ミリですから通常のミクロマンよりは一回り大きいことになります。■獣王 ブレイブレオンレオンキーで召還するリュウケンドーのライオン型獣王。三輪バイク「レオントライク」に変型する。FRONTREARSIDEドッシリと塊感のある造形です。作りも頑丈で子どもがガシガシ変形させても問題ないでしょう。可動は口の開閉と前脚が付け根と肘、後脚が付け根から軸で動きます。トランスフォーーム!!後輪を左右に開き、尻尾をお腹に収納。左右の青いフィンも押し込みます。※獣王に戻す時、後輪をたたむとフィンがパチンと展開します。フロントフェンダーを上げ、バイザーを被せます。※フェンダーを下げるとバイザーがオープンします。肩あてになっていたフロントタイヤを前方に回し左右を合わせます。本体上部の飾りを後方にスライドしてバイクのリヤ部分が完成!脚部をボディ下に収納して■レオントライクブレイブレオンの変型した3輪バイク。この形態で三味一体の必殺技、「獣王魔弾斬り」を発動する。リュウケンドー ライドオン!!FRONTREAR足裏の金具をステップの金具にしっかりと接続するとリュウケンドーを乗せると胸のクリスタルが発光します。三味一体 魔弾斬り!?【パーツ一覧】リュウケンドーフィギュア×1/ブレイブレオン×1/ゲキリュウケン×1/レオンキー×1【評】さて印象ですが、全体に無難にまとめた感があります。獣王はシンプルな変形ですが、ドッシリした安定感があります。反面、マシンモードのスタイリング重視でアニマルモードの躍動感はイマイチかなといった感じです。ギミックも両モードで使えるミサイルなどの攻撃用武器がもう一つ位あったらもっと遊べるかなと感じました。問題はフィギュアですが、可動はもう少し何とかならなかったものでしょうか。バイク(マシン)と組み合わせて遊ぶコンセプトなら肘と足首はキモだと思うのです。かっこいいライディングフォームはもちろん、必殺技のポーズを再現するにも、これではママなりません。また、付属の武器が腰とかに付けられるとよかったですね。リュウケンドーのメイン対称層を考えれば、こうした玩具になって致し方なしといった感もあるのですが、素材が魅力的で、様々な発展性が想定できただけに、ちょっともったいなかった気がしますね。【関連アイテム検索】魔弾戦記 リュウケンドー マダンブレイブレオン R-A01>>取扱いショップ一覧 価格比較 最安値【レビューカテゴリ】■特撮系アクションフィギュア レビュー ■トランスフォーマー レビュー ■仮面ライダーのアクションフィギュア レビュー(装着変身等) ■海洋堂 リボルテック レビュー■アニメ系アクションフィギュア レビュー■モビルスーツインデックス (レビュー集) ▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/02/10
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マラサイ&ガルバルディβ T3イメージカラーVer.MOBILE SUIT IN ACTION!!電撃ホビーマガジン応募者全員サービス限定商品“T3”とは電撃ホビーマガジンに連載中のフォトストーリー、「アドバンス・オブ・ゼータ~ティターンズの旗のもとに~」に登場するティターンズの部隊の名称です。正式には「ティターンズ・テスト・チーム(TITANS TEST TEAM)」といい、ティターンズ用次世代MS開発のため、試作機の運用試験やデータ収集を目的として組織された部隊とのこと。その“T3”をイメージしたカラーリングのマラサイとガルバルディβの2体セットが誌上限定通販商品としてアイテム化されました。通常は単なるカラバリ製品には手が伸びないタチなのですが、これは写真を一目見て、購入を決めました。私のカンもたまには当たることもあるようで。マラサイ■FRONT ■SIDE&REAR ■BUST-UP 通常のマラサイに純然としたカラバリにマーキングを追加したものなので、スタイルや可動に新しいところはなしです。全身をティターンズカラーのダークブルーで成形し、アクセントのイエローを塗り分けたもののようです。マラサイの場合は胸‐肩と膝下にイエローの細いストライプが一周しているのが印象的です。■MARKINGこのアイテムの大きな特長であるマーキングは3箇所。シールド下部とスパイクアーマー、そして前垂れの部分にキレイに施してあります。ご覧のように極小の文字もはっきりと読めるほどで、これは素晴らしいと思います。■比較通常版との比較です。ライフルやここには載っていませんが、足裏などを比較してみると、どうやら通常版の方が手が掛かっている様子ですが、色目の具合か、T3の方が高級っぽく見えますね。【POSE】ビームライフルは通常版と同じようにEパックが着脱可能です。ビームサーベルも通常版と同じように柄をシールドの裏に2本固定できます。■パーツ一覧ビームライフル(+マガジン)/ビームサーベル×2/手首×6(3種)■バリュートシステム通常版に付属するバリュートシステムをそのまま流用できます。色もしっくりでカッコいいですね!ガルバルディβ■FRONT■SIDE&REAR ■BUST-UPガルバルディも基本的に通常版と同じ。マラサイのようなアクセントはありませんが、黄色一色のシールドが新鮮です。胸部の円形部分が赤く、また、脚部の放熱板が黄色に塗り分けられているのも目を引きますね。加工は最小限ですが、マラサイ同様、存在感のある重厚な仕上がりです。■MARKINGマーキングは両肩、前垂れ、シールド下部、そしてスカートに5箇所。マラサイ同様、精緻な仕上がりです。■比較これまた、大分印象が異なりますね。色遣いは通常版の方が多いのですが、やはり色目の都合か、T3の方が重厚に感じます。ただ、顔周りと、腰横の動力パイプが塗装されておらず、ちょっと残念。【POSE】通常版でピンクに塗り分けられていたサイトは塗り分けなし。シールドは組み換えで伸縮を再現。また、末端のミサイルは取り外すことができます。■パーツ一覧ビームライフル/ビームサーベル/手首×6(3種)■バリュートシステムこれまた、通常版に付属のバリュートを流用することが出来ます。うん、こっちもカッコいい!【IMAGE】MSをティターンズ色に変えるという妄想は、Zのファンであれば誰でも一度は抱いたものではないでしょうか。マラサイやガルバルディはMIA化されたことだけでも奇跡的と思っていましたが、さらにティターンズカラーが手に入ってしまうようになるとは、よい時代なのでしょうね。誌上通販サービスも、処々の問題はありますが、このようにちょっと変わったアイテムを送り出す役割りは認めた方がいいのかもしれません。最後に一つだけ。値段があと少しだけ安ければ、本当にありがたいです。▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップへ
2006/06/24
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画像&レビューアルティメットアクション エヴァンゲリオンバンダイ ガシャポントイ2006年9月発売小さいながらよく動くと評判のガシャポンアクションフィギュア・エヴァンゲリオンの新作です!敵方使徒のラインアップ、一通り揃った武器、そして何と言っても新開発“シームレスジョイントで話題のアルティメットアクションをご紹介します。ポイント1.様々なポージングを可能にする新構造シームレスジョイントを採用!2.人気の機体に加え、転送台+武器セット、さらにシト・サキエルを立体化し、豊富なプレイバリューを実現。3.一体300円のコストパフォーマンス■比較リボルテック エヴァ初号機(右)と。頭頂高は約10.5センチほどなので、ほぼMIAと同サイズ。リボルテックと並べると、迫力の所為もあってかかなり小さく感じますね。【可動について】最大の特長である“シームレスジョイント”を中心に各部の構造を調べてみます。 手っ取り早く、零号機の腕を切断しました。自由に曲がる太目の針金を新開発?の軟質ゴムが覆っています。もう少し複雑な構造なのかと思っていましたが、ルパン三世など、昔からあるクネクネ人形と同じ、シンプルなものでした。尚、同梱のリーフには(関節が)硬いので、一度取り外して曲げてから、取り付けた方がいい旨の記述がありましたが、当方購入のものは、そのまま曲げてもほとんど支障ありませんでした。 一方向への折り曲げだけでなく、肘の根元からねじるような動きも可能です。少し固めの関節ですが、可動域も充分でユニークな動きをします。一方、関節が逆向きに曲がったり、明らかにありえない動きも可能のようなので、何かしらの方法で規制した方がよかったのでは?肩は上部が別パーツになっていて、肩を開いたり、前にすぼめたりする動きが可能です。 膝は二重関節で画像のようにしかりと動きます。ちょっと厳しいですが、立てひざも、なんとか可能です。そのほかは、首、腰、股間、足首などにそれぞれボールジョイントが使われています。エヴァ初号機 プロポーションもアニメ本編に近く、成型色、塗装色もイメージに近くで好印象。ゲート処理や塗装の一部にズサンな点が多々あり!オプションは平手×2/握り手×2のみが付属。【POSE】■武器セットよりデザートイーグル■武器セットよりプログナイフエヴァ零号機 ■武器セットよりパレットライフルオプションは初号機同様、平手×2/握り手×2のみが付属。エヴァ弐号機 オプションは初号機同様、平手×2/握り手×2のみ。第三使徒・サキエル 肩、肘がボールジョイントで可動。腰は軸回転、足は完全固定。爪は2本とも、広げた状態のものと交換可能!エヴァ専用転送台&武器セット■武器一覧パレットライフル/プログレッシブナイフ2種/シールド/ポジトロンスナイパーライフル武器はハンガーにすべて収納できます。右の柱の中にはデザートイーグルを格納可能!転送台にエヴァをセットする事ができます!それでは、やはり例のヤツを!零号機×耐熱超光波シールド!初号機×ポジトロンスナイパーライフル!やっぱり、ちょっと難しい。しかし、コストパフォーマンスで考えれば、なかなか面白く遊べました!部分的に見ると仕上げが粗く、可動に関しても、注文をつけたいところはあるのですが、一個300円のガシャポントイとしてみれば、かなりお買い得なのではないでしょうか。ちょっとスミ入れを施しせば、一気にステイタスも上がるような感じがします。また、雑誌にも出ていたようにボールジョイントの軸受けを削ってやれば、可動域も格段に広がると思います。シームレスジョイントはもう少し複雑なものを予想していたので、今回のものはちょっと拍子抜けでした。ただ、これを熟成させていけば、ウルトラマンやライダーなどスーツモノのアクションフィギュアに新しい可能性を開くことにもなりますし、また、さらにコンパクトに開発できれば、ロボットフィギュアの指などにもなり得る素材だなあと思います。さしあたっては、次回はエヴァじゃなくて、ウルトラマンのガシャポンアクションフィギュアを発売して欲しいです!<追記>「アルティメットアクション エヴァンゲリオン」は、999円+送料(このアイテムはメール便対応OK!)で、コチラのお店で揃えました!とても便利でお買い得だったと思います!▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/10/14
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5月発売予定のリボルテック 3種の画像が公開されました!フレンドショップ限定のためか、今のところ、マックス機の扱い店が少ないようですね。REVOLTECH[リボルテック] No.050 グレンラガン取り扱いショップ データ一覧REVOLTECH[リボルテック] No.051 リガード取り扱いショップ データ一覧REVOLTECH[リボルテック] No.034FS スーパーバルキリーVF-1J マックス機取り扱いショップ データ一覧▲通販まとめ買いに便利な新製品発売カレンダー▲記事一覧▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2008/03/21
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画像&レビューメタス&メガバズーカ・ランチャーモビルスーツ・イン・アクション2006年11月発売ゼータ計画の一環として開発された可変MS、メタス。上半身と下半身を繋いだむき出しのフレームと、それを覆うように鋭く突き出したスタビライザー(?)が特徴的な機体です。印象として、およそそれまでのMSの概念とは懸け離れており、実は前番組で使われなかったデザインがそのまま流用されたのではないかと勝手に思い込んでいました。(笑)さて、そんなメタスもついにMIAとして製品化される日がやってきましたが、一体どんなアイテムに仕上がっているのでしょうか。ポイント・むき出しのフレームで連結された独特のボディデザインを再現!・手首の着脱だけでMA形態に完全変形!・百式が用いたメガ・バズーカ・ランチャーとエネルギー補填用ケーブルが付属し、劇中(映画)の名シーンを演出可能!■FRONT■SIDE&REAR 【スタイリングについて】こう言っては元も子もないのですが、メタスのMS形態は、劇中でまじまじとそのスタイルを見ることがほとんどなかったため、イメージとして比べるものがないのが実情です。設定を引っ張り出してみると、おおまかにはバランスよく造形されているように感じます。特徴である露出したフレームパイプやショルダーアーマーのディテールも良くできているのではないでしょうか。不満としては、全体(特に脚)が角張った面で構成されていることがあります。エッジを立てず、もうちょっと緩やかな面でヌメヌメっとした方が全体として統一感が出たように思います。あとは胸の赤くペイントされたブロックが角度的に寝過ぎている印象があるくらいでしょうか。塗装は全体の山吹色、フレームのグレーなど、ほぼ成型色が生かされており、箇所は多くはないのですが、品質は良い方ではないでしょうか。腕アーマーのグレーの縁取りが粗いくらいで、はみ出しやムラに関してはあまり目立たないと思います。一応、店頭のモノも見ましたが、今回ははずれは少ないような印象でした。以降もこの品質を維持いただければ、通販でも購入しやすくなると思います。【可動について】変形の恩恵か、各関節はそれぞれ可動域は広く、かなり柔軟な動きが可能です。ただ、装甲の形状も独特のためクリアランスが充分取れない部分も多く、相殺の結果、並に納まっているような感じです。 (左)ショルダーアーマーはボールジョイント2点支持で、大きく跳ね上げることができ、水平方向には約90度振り上げられます。(右)肘は約120度曲ります。 (左)中央のフレームパイプと腰がボールジョイント接続され、若干の捻転が可能です。(右)開脚は約100度ほど。フロントアーマーの制約がないので、前後方向への振り上げは思う存分可能です。 (左)膝は二重関節ですが、ふくらはぎのバインダーが干渉してあまり曲りません。バインダーを跳ね上げれば充分に曲ります。(右)足首はストロークの長いボールジョイントで接続されており、接地性は高くなっています。両サイドのカバーが開き、スラスターを引き起こすことができます。■アーム・ビームガン 設定通りのアクションで展開、収納することができます。ただ、形状的にちょっと握らせにくいです。■ビームサーベルビームサーベルの柄は両足の装甲の内側に各3本ずつ、計6本収納している設定ですが、この製品では各一番前の1本だけが取りだせるようになっています。ただ、形状的にちょっと出し入れしにくいです。MA形態■FRONT ■REAR手首を取り外すだけで高速戦闘艇型MAに変形できます。メタスは個人的にこちらのスタイルの方が印象深いのですが、ちょっとイメージと懸け離れている感があります。変形ギミックの都合だと思われますが、前高が高すぎて幅が狭過ぎるように思われます。また、機首部分に厚みがありすぎるので、MAというより、何か別の生き物のようになっているような気がします。変形フィギュアの場合、ギミックを優先する余り、人型のプロポーションが等閑になってしまう場合があります。乱暴な言い方ですが、このメタスの場合、どっちがデフォとも言えない成り立ちなので、思い切ってMA形態を優先させてもよかったのではないでしょうか。返ってその方がMS形態もリアルに見えたりして。あと、細かいことですが、手首のボールジョイントが残っているため、イメージを損ねています。できれば手首の側に持っていければ違和感がなくて良かったと思います。■ランディングギア 3箇所のランディングギアを取り付け、着陸姿勢が再現できます。機首の一本はコクピットごと差し換え、後ろの二つはパネルを外して差し換えます。■比較ゼータのウェイブライダー、付属のメガ・バズーカ・ランチャーと。劇中ではもっとコンパクトな機体との印象がありましたが、意外に大柄なのですね。【POSE】 ■パーツ一覧手首×6/ビーム・サーベル×2/ランディングギア一式(3箇所)/コネクタチューブ×2/コネクタチューブ用胸部差し替えパーツ/メガ・バズーカ・ランチャーメガ・バズーカ・ランチャーwith百式編へ▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/11/25
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4フォーム変形 DX仮面ライダー電王 レビュー2007年4月発売“仮面ライダー電王”の最大の特徴は4体のイマジンに憑依されることにより、それぞれ別な形質にフォームチェンジすることでしょう。その変身を1体で完全再現することのできるフィギュア、“4フォーム変形 DX仮面ライダー電王”が発売されました。変身ギミックのアウトラインは以下のとおりです。1.マスクは4体それぞれ着脱式2.胸アーマーは表裏回転式で、それぞれのプロテクター部分を開閉展開することにより4形態を再現3. ベルトおよび大腿部プロテクターはダイヤル式に回転させ、色のみをチェンジ至ってシンプルな構造ですが、造形、配色ともにガラリとイメージが変化する痛快なフィギュアに仕上がっています。4つのマスク(電仮面)。固定式で劇中CGのような展開ギミックはありませんが、それぞれメリハリの効いたディテールです。回転式の胸アーマー。頭部と腰は連動して固定され、胸と腕だけが動くしくみになっています。ソードフォームのプロテクターは上方に開くとガンフォームのアーマーに変化。アックスフォームのプロテクターは展開してロッドフォームの肩アーマーになります。バックルの色は背中のダイヤルで操作、腿のプロテクターは変換部分に上から直接触れて動かします。時計回りに 赤(ソード)⇒ 紫(ガン)⇒ 青(ロッド)⇒ 金(アックス)の順。バックルは奥まっていて、色の違いがちょっと見えにくいです。デンガッシャーはホルダーと一体成型で、分離合体などは一切できず残念。ソードフォーム■FRONT&REAR ■BUST UP 腰のくびれが強調されたソードフォーム。肩アーマーがちょっと小さい感じがしますが、ギミックを考えれば妥協できる範囲です。ただ、眼はまん丸になりすぎた印象で、装着変身とちょうど中間くらいだったらよかったのではないでしょうか。ロッドフォーム■FRONT&REAR ■BUST UP肩アーマーのジョイント部は、劇中スーツとは意匠がまったく変わっていますが、ギミックと可動を両立させている点は機能的で、アイデアとして評価したいと考えます。他にも細かいデザインが変わっていますが、全体のイメージはさほど損ねていないと思います。アックスフォーム■FRONT&REAR ■BUST UP 胸板が特別に厚く、たいへん力強い印象を与えます。黄色もマイカ塗装されており、個人的には4フォームの中でもっとも気に入りました。肩アーマーの処理は中途半端でちょっと残念。ガンフォーム■FRONT&REAR ■BUST UP胸アーマーの展開部分が小さめでディテールも平べったい印象。ギミックを考えれば仕方ないかもしれませんが、もうちょっと頑張って欲しかったところです。マスクは大きさとシャープさに欠けますが、イメージは概ね捉えていると思います。■比較装着変身電王と。約21センチですが、装着変身サイズに慣れた身にはかなり大きく感じます。【可動について】フォームチェンジの表現がポイントなのか、可動は必要最低限の動作に限られているようです。 肩は軸回転のみ。ソードフォーム時は 肩アーマーが干渉し、前方には水平まで上がりません。逆に後方(アックスフォーム時は前方)には135度近くまで上がります。 ロッドフォーム時には肩アーマーとの接続部が干渉してほぼ水平までに制限、また、上腕部中央に回転軸があります。 肘は90度に届かず。また、回転式の手首は表裏同形に作られており、フォームチェンジ時に差し換えの必要はありません。 股関節はなぜか柔軟で、画像の位置まで開脚が可能です。膝は90度強曲がり、あまり自然な動作ではありませんが、立てひざをつくことができます。【POSE】上記のようにアクションはちょっと厳しいですが、それらしいポーズをつけてみます。 デンライダーキックのつもりだったのですが、溺れているようにしか見えませんね。(笑)ああ、早くライダーキックさせたい・・・。【評】シンプルな構造ながら、イメージをこれほど変えることができることは評価すべきに思います。特にロッドフォームの肩プロテクターのアイデアは独特でとても面白いのではないでしょうか。それだけに可動は少し残念。上半身はフォームチェンジに関わる部分が多いので、制限されているのは分るのですが、肘だけでももう少し動いた方が楽しく遊べると思います。デンガッシャーの組み換え変形も、難しいですが、できればチャレンジして欲しかった部分です。あとは希望として、これを装着変身に移植できないでしょうか。ロッドの肩を完全着脱式にすれば、スタイルもそれほど損なわずに再現できるような気がします。▲アクションフィギュアレビュー インデックスページへ▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2007/04/28
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【EMIA】フリーダムガンダムEXTEDED MOBILE SUIT IN ACTION!!2006年04月発売大方の予想を裏切り、早くもEX化されたフリーダム。いまだMIA化も為されていない機体も数ある中で、短期間にガンガン商品化されるうらやましいモビルスーツです。ただ、この急な流れの中で、等閑にされたポイントもあったようで・・・。■FRONT■SIDE ■REAR■BUST-UP■標準装備【スタイリングについて】身体各部(特に腰や手足など)を細長く、シャープに造型することにより、MIAバージョンに比べて、はるかにメリハリのあるスマートなプロポーションになっています。大きすぎるといわれていた肩アーマーをはじめ、その他のパーツもほぼ適正な寸法に改められていると思われます。しかし、逆に翼がオーバースケールになっている印象があります。この部分はフリーダムのキモなので、確かに大きい方がアクションにハッタリがきくのですが、結果、バランスが後方に傾き、かなり前屈みにし、カッコ悪い姿勢にしないと直立できないようになっています。心情的には痛し痒しですが、フィギュアはやっぱり自立してナンボだと考えます。もし立たないのなら、スタンドが同梱されるべきでしょう。多少、高くなっても、そちらの方がユーザーにとって良心的に感じられるのではないでしょうか。不満の声が多かった顔は目も赤いクマドリもグレーの頬あて部分もしっかり描かれ、表情はかなり精悍に改められました。しかし、なぜかアンテナが太くダルくなって、顔全体の印象をブチ壊しにしています。オマケにウチのは無惨にも、ビーム兵器がかすめたみたいに曲ってしまっています。塗装に関して、今回は恒例のグラデーション吹きも控えめで好印象です。また、胸やシールドのダークブルーはMIAのグレーに近いものから、青みが多くなったネイビーっぽい色に変わっています。これは解釈もありますが、私的にはOKです。しかしなぜか、ランドセルのメインバーニア、ふくらはぎのスラスター部分はMIAではしっかり塗られていたはずなのに、未塗装になっています。また、背面の翼で隠れる部分だけ、なぜかスミ入れがカットされています。部分的には退化の跡も見られ、複雑な心境です。■MIA(向かって右側)との比較全体にシャープにリファインされた印象どちらがEX でしょうか?【可動について】フリーダムはMIAの時点から、もともと可動性能には定評があったのですが、新機構も取り入れられ、さらに自由度の高い、しなやかなアクションポーズを決められるようになりました。 肩はRX-78同様、上部が露出したパターンになり、可動域が格段に拡がっています。腕を横に振り上げる動作もこの通り。 肘膝ももちろん二重関節で限界まで曲ります。 腿は付け根にグレーのパーツを噛ませてあり、ロール軸が設けられました。また、胴体は二分割から三分割になり、それぞれボールジョイントで接続されています。 足は二つに分割され、爪先を伸ばしたり、反り返らせたりすることが可能です。【Pose】■平手平手が付いたので、こんな風にも遊べます。あとは1/160カガリ花嫁バージョンがあれば完成。どうせならボーナスパーツにこれどっすか??【Gimmick】■M100 バラエーナ プラズマ収束ビーム砲設定通り、翼に収納されたバラエーナ砲を展開できます。【Gimmick】■MMI-M15クスィフィアスレール砲腰アーマーのレールガンを蛇腹状に展開できます。グリップも設定同様に引き出して、持たせることができます。【Gimmick】■ハイマットフルバーストモードこの製品、一番のウリであるハイマット(翼を展開した)状態での一斉射撃形態が再現できます。バラエーナ砲付け根の赤枠の部分に回転軸を設けることにより可能になりました。■MA-M20ルプスビームライフル大きさはほぼMIAのものと変わりませんが、新造形です。サイト径や、後部のグレーの突起などが変わっていますが、設定画を見る限り、MIAの方が忠実に再現されているように思います。【Gimmick】フォアグリップを倒して、両手で構えることができます。【Pose】【Gimmick】腰裏にマウント可能■対ビーム用シールドジョイントの方向を変えることにより、肘に対して真後ろか左に構えるかを選べます。また、持ち手の位置を5段階に付け替えることができます。■MIA版(向かって左)との比較かなり、巨大化していることがおわかりいただけると思います。■MA-M01 ラケルタビームサーベル【Pose】別パーツを使用して連結状態も再現■パーツ一覧ビームライフル/シールド/ビームサーベル×2(連結状態の柄×1)/シールド/手首×8(4種)【総括】SEED系初のEX化、それも人気のフリーダムということで期待も大きかっただけに、不満の残る項目も多く感じられました。本文にも書きましたが、特に、アンテナの造形やバーニヤ関係の未塗装部分など、MIAでは良くできていた部分が、いい加減に処理されている事がどうにも腑に落ちません。この現象はゼータの2ndとEXの関係にも見られましたが、こうしたことが続くと一体何のためのバージョンアップかその意義に疑念を抱かざるを得ません。それらに目をつむれば、他の造形、プロポーション、可動、ギミックともそれぞれ大きく進化しているので、嬉しい限りなのですが。特筆すべきは、可動ポイントが増え、表情豊かなポーズがより自然に取れるようになったことでしょう。やはり、RX-78で採用された肩関節が大きく貢献しているのではないでしょうか。さらに足回りにも腿に別パーツを新設し回転軸を設けたこと、足を二分割し動きを与えたことなどが挙げられます。これらのチャレンジは、今後のMIAシリーズに必ずや新たな発展をもたらすものに思います。さしあたっては6月に発売されるジャスティスにさらなる期待したいと思います。EMIA フリーダムガンダム価格順検索関連項目【MIA】フリーダムガンダムのレビュー▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/04/30
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