ぐりっちのいるところ

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ぱぷりか。

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お。鶯だぁ。

と梅が枝に携帯を寄せたら、感づかれました。
このシャッター音、消せる方法ないのかしら？
と、取説めくってましたらば、
ゆかちがお便りを持って帰ってきました。

正確にいうと、彼女が新一年生へ届けるお便り。
「△△さんへ
私がお迎えにいく○○です。」

へこんでました。
来春ゆかちは分団の副班長さんになったです。

うちのマンションは高学年の子が極端に少ないので、
棟の数だけある班の班長に高学年のこを振り分けたら、
もういっぱいいっぱい。（全部で３班なのに＾＾；）

こないだまで、おっきなコたちに挟まれて守られながら学校行ってた子達が、
いきなり、軒並み挟む方。
「明日から、もう新しい班で行くんだって～－－」
だいじょぶ。
班長さんになる６年生は、おっとり優しいお姉さん。
２年目だからきっと上手くリードしてくれるよ。

あはは。（緊張しぃだからな～＾＾；）
なら、ゆかちも休む～？
「そしたら（今の）１年生つれてくコいなくなちゃうよ。」
よしよし。

さて､宛て先は２階真下の女の子。

字がちょこっと違うだけなので、
学校でこのお便りを書いてるときも
「妹だね～＾＾」とからかわれたって。

一緒にいったげよか？
「ううん。自分で渡してかなかんもん。」
お友だちと遊ぶ約束したから・・と
ダッシュで渡しに行って､ダッシュで戻ってきた。
ほっぺが真っ赤っか。
あれ、速いね～？
「うん。いなかったから、新聞受けいれてきた。」
ホッとしたような拍子抜けしたような、
ヘンな顔。

がんばれ。お姉ちゃん。

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