特許の思想体系

特許の思想体系

2005.03.04
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カテゴリ: 01 特許ゲーム
こんちくは。

本日は、ある企業で特許についての講演を行わせていただきます。


知的財産は、有形資産と比べると、このように違います。

(1)使う者が多いほどその価値が高い、限界効用逓減の法則が成り立たない

(2)何度も使うことが可能、磨耗しない

(3)潜む、まぎれる、隠れている、でも、ある

(4)基本的に相対取引、「一物一価」ではない

(5)その価値が大きいほど社会的責任も重い


ITと知的財産(特許)、かなり似ていると考えています。




発明を特定するとは、ナレッジマネジメント的に言えば、暗黙知を形式知にかえていくことです。

暗黙知は、隠れています。探し出すことに非常に労力・能力を使います。

なぜなら、発明者個人の頭の中にあることを他の人にもわかるように引っ張り出してこなければならないからです。

コミュニケーション能力が問われるところです。

埋もれてしまったら、気づかなかったら、権利としての価値はまったく生じないことになります。

つまり、価値が価格に転換する機会を失ってしまう。

発明のような無形資産を価格にするには、法的な書面にする必要があります。

無形資産は、時にオオバケします。そのオオバケしたときに法的に耐えうるものになっているのか。

ここのところをお伝えするのが、また難しい。

難しい、難しい、というのは自分に能力がないからであるのは、分かっているのだが。

ということで、考えたのが、事例を多くしよう。



「おっ」と気づいていただければ、たぶん異なる視点を手に入れてもらえる。というように考えています。

とはいえ、普段から考えていないことを付け焼刃では話せない。



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最終更新日  2005.03.04 05:58:21
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