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第六回「七・一節」敬礼式後の御言

1996年7月1日
アルゼンチン・コリエンテス
敬礼式の後、お父様は韓国語で御言を語られました。


    血統を救う

《一九九一年七月一日のお父様の祈祷を朗読する》(前の部分三十秒ほど聞こえず)
 そのような蕩減条件を立てて越えていかなければならないのです。九二年に入って、四月十日、女性連合を中心として女性時代を宣布することにより、父と母がエデンにおいて神様を中心として一つになった立場に立つのです。

 お母様を立てて蕩減復帰し、再臨のメシヤが来て、お母さんと息子・娘が吸収され、回って天に侍り、世界的にサタン世界を越えていかなければならないのです。そうすることによって、一九九二年を中心として祝福を世界的になすのです。

 それで、三万双を中心として世界史的蘇生時代、三十六万双は世界史的長成時代、三百六十万双は世界史的完成時代へと移行するのです。家庭世界化時代へと移行するのです。このすべてのことをこのようにすることによって、血統が転換されるのです。サタン世界の血統を清算し、サタンが血統ゆえに行使したものを取り消すことができるのです。

 神の国をこの地上に成して、サタンと神様の前に宣布して、サタンが後退せざるを得ない時代が来ることによって、このようなことが可能だというのです。

 ですから、ここで世界化祝福世代を迎え、血統を続けていくのです。伝統を立てるのです。真の愛を中心として、真なる家庭を中心として、真の父母と真の愛と神の血統と連結させなければなりません。これは永遠のものです。血統を、どのように永遠に救うのかというのです。



 世界家庭時代へと移行するので、三万双を祝福したのです。三万双は一つの兄弟です。アダム家庭の息子・娘と同じです。世界環境ですが、アダム家庭で堕落したものを家庭基準ですべて集約させて、天へと移行するのです。アダム家庭が平面的に、一から氏族、民族、国家、世界まで繁殖して五十三億になったのと同じ立場に立った家庭として扱うのです。それゆえ、このすべての人類は神様を中心として、真の父母を中心として、血統が連結されるのです。

 それゆえ、三万双は蘇生基準、三十六万双は長成基準、三百六十万双は完成基準です。それをすれば、サタン世界は復帰されてくるのです。それゆえ、皆さんを中心として見れば、自分の家庭を中心とした家庭は一つではなく、アダム家庭から五十三億人類家庭の代表なのです。分かりますか。

 皆さんが祝福を受けたということは、血統を転換したということなのです。その血統転換は、自分の家庭の血統だけではないのです。五十三億人類を代表して血統転換をしたのです。それゆえ、この家庭を主体として、三万双、三十六万双、今から三百六十万双をするのです。

 それゆえ、全世界が祝福家庭を中心としてすべて行くようになるのです。家庭を中心として三百六十万双をもてば、三百六十万世界家庭がぶら下がっているということなのです。このような中心的家庭、代表的家庭になるのです。

 それゆえ、盟誓文二番を中心として、「神様と真の父母様に侍り、天宙の代表的家庭になり、中心的家庭になり……」、天宙の代表的家庭なのです。過去の時代、霊界に行っている人、現在いる人、未来にいる人の代表的家庭なのです。それは何でしょうか。アダム家庭になるのです。天宙の代表的家庭になり、そのアダム家庭が、また、中心家庭なのです。

 皆さんの一つの家庭が、皆さんの家庭だけではないというのです。それ自体が、アダム家庭の中心位置を占めなければならない家庭として、天宙の代表的家庭であり、中心的家庭なのです。ここからすべての長子権、父母権、王権が連結されるのです。家庭的長子権、家庭的父母権、家庭的王権。また、国家的長子権、国家的父母権、国家的王権。世界的長子権、世界的父母権、世界的王権。

 今は、世界的長子権時代を越える時です。逆さまになったこのすべての世界を、引っ繰り返しておけばいいのです。

 それゆえ、世界的代表長子権なのです。ここには、カイン・アベルがないというのです。世界的基準になる時までは、カイン・アベルが争うのです。分かりますか、何の話か。(「はい」)。世界基準まではカイン・アベルがあって、争うのです。このカイン・アベルの争いが世界版図になったのが、神様がいないという共産圏、神様がいるという民主圏なのです。

 これを逆に上がれば、イエス時代の右側の強盗と左側の強盗が出てくるのです。左翼という言葉は、一つは神様に反対する側であり、右翼という言葉は神様の側です。左側の強盗は神様を否定し、右側の強盗は神様を認めたのです。

 これは、父母が誤ったために生まれたのです。アダム家庭の父母が堕落することによって生まれました。アベルは右側であり、カインは左側です。

 左翼、右翼は、父母がいないので生まれたのです。ですから、これを引っ繰り返して打ち込んでしまわなければなりません。長子権、カインがアベルに仕えなければならず、アベルがお兄さんの立場に行かなければならないのです。これは原理にないのです。



 そのようになることによって、世界が帰っていくのです。このようになり得る環境をつくって、「七・一節」を宣布するのです。

   国家的責任を果たせなかった

 皆さん、統一教会の祝福家庭は、この「七・一節」を中心として、国家がすべて回るようにしなければなりません。

 統班撃破というものを宣布しました。知っているでしょう。統班撃破を完全にしたならば、南北と連結させるのです。そうしたならば、与党、野党を糾合し、先生を中心として完全に天の側へと引っ繰り返して打ち込むのです。それができなかったので、それを再び収拾するために……。今が六年目です。五年目を中心として、五年、六年、七年、この三年路程を中心としてするのです。先輩家庭が国家的責任を果たせなかったので、蕩減するのです。

 先生は世界的統一のために動くのですが、統一家の祝福家庭を息子として生んでおいたにもかかわらず、それをなせなかったのです。

 神様を中心として見るとき、父母の前に子女であるアダム・エバを失ってしまったのと同じように、真の父母の前に祝福を受けた家庭が子女の立場なのですが、彼らが国の中心にならなければならないのにそれをなせなかったので、世界版図で再度、世界の家庭をすべて先生にもってきてくっ付けなければならないのです。



 それゆえ、百八十四か国、国連に加盟したその国家に、アダム国家、エバ国家、カイン・アベル国家、天使長国家が一つになって、七か国が家庭別に出ていき、世界のカイン的家庭を消化しなければならないのです。

 では、国家的メシヤの立場に行くことによって、その国に何があるのでしょうか。カイン・アベルがあるのです。前職大統領、今の大統領が、カイン・アベルです。これを結ばなければなりません。サタン的国家代表の前にアベルを中心として、一つにならなければならないのです。

 このカイン・アベルを結ぶことによって長子権を復帰して、祝福家庭が出ていき、長子家庭圏を中心として世界全体でサタンを整備して、まっすぐ回るにせよ、反対に回るにせよ、そこに反対がない自由解放圏を整えることのできる時代を経なければならないのです。

 これを北側(北米)でなせなかったので、南側(南米)でこれを整備して、すでにウルグアイにおいて新救国連合を創設したのです。

   この時代に純潔なアダム家庭を取り戻す

先生が今までしたこと、父母様が今までしたことを、世の中の誰も知りませんでした。そしてまた、知ったとしても駄目です。それで、自分の思うとおりにすべて反対したのです。赤ん坊も、おなかの中にいる赤ん坊たちまでも反対したのです。全体がご父母様を打ちました。罪がなく、打つことのできる内容のないものを打ったので、蕩減条件においてサタンが離れていくのです。それをしっかりとつかむのです。今年に入り、一つの峠を越える転換の期間です。

 結論は何かといえば、血統を保護しようというのです。血統を保護することによって、先祖を保護するのです。血統を保護することによって父母を保護し、血統を保護することによって夫婦を保護するのです。

 血統を保護することによって、先祖、おじいさん、おばあさんの前に、父母の前に、自分たち夫婦の前に、恥ずかしくない解放された息子・娘、天国に直行することのできる息子・娘になるというのです。

 天国に行こうとすれば、どのようにしなければならないでしょうか。天国に行こうとすれば、夫婦の関門を経て、自分の父母のおばあさん・おじいさんまでの四大圏、その圏まで反対に上がっていくことができなければならないのです。それゆえ、純血を守らなければならないのです。血統を相続し、天の前に帰るのです。

 それゆえ、宗教を信じずとも、天国へ直行できる息子・娘を生まなければならないのが、祝福家庭だということを知らなければなりません。家庭が重要なのです。分かりますか。そのような意義があるのです。大変なことなのです。

 皆さんの家庭で世界が回るのです。天地が皆さんの家庭で一つになり、世界の東西文化の格差、南北の貧富の格差が皆さんの家庭で一つになって、天地を連結し、歴史を連結し、解放を連結し、統一を連結し、その中に自由と幸福と平和と理想があるのです。

 地上の天国が、その家庭から始まるのです。それゆえ、血統、純潔を守らなければなりません。それで、私たちは純潔運動をしなければならないのです。真の家庭運動です。

 これが、アダム家庭で失われてしまったものを、世界的に拡大したすべてのものを整備するのです。サタン世界は、まさにフリーセックスです。血統がどれほど汚れているでしょうか。この中で純潔を守らなければなりません。そこで真なる家庭、数多くの偽りの家庭の中で、真なる家庭、中心家庭にならなければなりません。数多くの愛の中で、真の愛を守らなくてはならないのです。

 これが、アダム・エバ家庭で失われてしまったものを取り戻すことになるのです。この時代に、純潔なアダム家庭を取り戻すのです。

 この峠を越えなければなりません。絶対信仰です。絶対信仰がなければなりません。異議はあり得ないのです。そこには、自分自体のコンセプトは存在することができないのです。絶対信仰、絶対愛、絶対服従です。それゆえ、天国は、絶対信仰、絶対愛、絶対服従したこの塀を越えていくのです。それを越えなくては、天に入ることはできないのです。

 神様への服従とはどういうものかといえば、自分のコンセプトがないのです。自分の愛も、生命も、この身体も、自分のもっている物も、全体所有物も、自分のものがないのです。絶対無の立場に入るのです。絶対服従です。従順ではありません。従順とは相対的概念をもって従うということなのですが、これは相対的概念がないのです。一つ(服従)は完全無、一つ(従順)は完全有です。

 自分の心・体をきれいにして、家庭の基台をつくるのです。それはすべて、一つの愛の根にぶら下がっているのです。夫婦の愛にぶら下がっているので、彼らが行くところには自分の物もぶら下がり、神様の愛の本然のもののような立場に立つので、地上天国が出発できるというのです。

 それゆえ、その家庭の血統を守りなさいというのです。そうしてこそ、神様の祝福が、永遠に共にあり得るのです。

​​​   血統を汚してはいけない​ ​​

 皆さんが今から、真のご父母様から祝福を受けて、清めた血統を再び汚せば、これは第二 の堕落です。ご父母様の体を犯すことなのです。完成したご父母様の体を犯す人は、天国に行くことはできません。今、統一教会で祝福を受け、堕落した人はすべて同じです。

 この祝福は、教会祝福、国家祝福、世界祝福があるのです。家庭祝福時代、国家的祝福時代は、ご父母様が責任をもって赦すことができますが、歴史時代に蕩減しなければならない条件が残っているというのです。それは、国家時代を越えて、世界時代を越えていく時までです。民族的に見れば、荒野に出て、再び入ってこなければなりません。罪を犯せば、必ずサタン世界を抜け出て、探して入ってくるのです。

 そのような問題がぶら下がっているので、それを皆さんが果たすことができなければ、皆さんの息子・娘にかかるようになるのです。

 今後、再び堕落して血統を汚した者は、神様も見るのを嫌がり、真の父母と一族が見たくなくなるようになっているのです。罪の中に、それほどの罪がないというのです。それゆえ、神様祝福、何ですか? (「永遠宣布式」)。永遠宣布という言葉は歴史的なものです。

 それで、純潔、真の家庭、これが一つになればすべて終わるというのです。そしてきょう、これが大転換の時期なのですが、統一教会で最も重要な日です。それが再び延長されて復帰されるのが、二〇〇〇年代までです。(録音状態不良により一部整理できず)

 この純潔な血統を中心として、「神様祝福永遠宣布式」をするのです。それゆえ、皆さんは祝福を受けた純潔な血統を続けていかなければなりません。再堕落してはいけません。再堕落すれば、ご父母様の体を犯すことになるのです。

 それゆえ、過去には、堕落したとしても、長成期完成級だったのです。しかし、完成時代に堕落すれば、今後、子孫たちがきれいに清算するのです。堕落はとんでもないことです。分かりますか。(「はい」)。

 神様祝福? (「永遠宣布式」)。それが何だといいましたか。(「血統です。」)。血統。 血統を汚してはなりません。真の父母の真の愛を中心として、天国が連結されるのです。それを宣言して、間違いなく私から、私たちの家庭を中心として、私たちの国と世界に拡大しようというのが、きょう「七・一節」の記念の日なのです。分かりますか。(「はい」)。これを知らなければなりません。

   国家的メシヤとして派遣

 きょう読んだ祈祷は、先生の御言でしょう。(「はい」)。皆さんはすべて忘れてしまいましたが、六年前から収拾するためにそのことをしてきたのです。それが南米摂理です。もはや、条件的にすべて成しました。

 それゆえ、きょうを中心として世界の先輩祝福家庭を、世界国家的メシヤとして派遣するのです。イエス様の時代は、一人のメシヤをイスラエルの国に配置しましたが、先生が位置を確立したので、神様の代身として地上に来て、百八十四か国に国家的メシヤを派遣するというのです。百八十国家が国家的メシヤを受け継いで、家庭を収拾するのです。そこに行って、カイン・アベルを通して再創造しなければならないのです。

 その国の有名な人の名前をもって、百八十か国の首相に「これこれこのようなことをするため、このような家庭を中心として世界家庭を再編成するので、滅びていくその国の家庭、破綻するその国、滅びるしかない国に、家庭を収拾するモデルとして送るので、首相から、閣僚から、あるいは、国家全体が、州全体が一つになって、その家庭を世話してください」と言うのです。命令的です。

 サタン世界はカインが天側を打ち殺したのですが、統一教会はそうでないというのです。長子権を復帰して、長子の立場で家庭的長子としてその国の大統領と閣僚たちを中心として、一つになり得るのです。それが始まることによって、完全にサタン世界は復帰されるのです。そうすることによって、地上天国、平和の世界は来ざるを得ないのです。

 ですから、四年だけ休まず投入すれば、世界の家庭はすべて一つになるのです。来年まで祝福をしてあげれば、その三年後が二〇〇〇年です。

 その時は、三回目を越えていくのです。その時は、三千六百万が問題ではありません。三億六千万の祝福が可能なのです。その次に、世界の家庭をいっぺんに祝福するのです。それゆえ、今日、血統を清めることのできる世界版図、終末的時期なので、家庭がご父母様と一つになることにより、それが地上天国世界となるのです。分かりますか。

 天上天国が今まで空いていたのが、ここで整えて入るのです。それで、天上天国完成です。天上天国完成です。どこからですか。地上天国から天上天国が完成することによって、その上に神様が座を構えることができるので、神様がこの宇宙の主人として、行けない所がなくなるのです。

 神様祝福? (「永遠宣布式」)。今まで世界で、数多くの個人と国家が血を流してきたのです。汚い血を流したのではなく、きれいな血を流しながらこの世界をすべて犠牲にしても、神様はきれいな血を願うのです。殉教です。息子・娘を犠牲にして、清めるみ業をしてきたということを知らなければなりません。分かりますか。(「はい」)。神様祝福永遠宣布式。

 エバの前にはアダムだけであり、アダムの前にはエバなのです。世界代表家庭、中心的立場で人類を代表した二十五億対一だというのです。世界で一番に選ばれたのです。過去、現在、未来の中で一番に選んだのが、自分の結婚相手だというのです。

 だから、その愛というものは、世界代表的愛だというのです。それが一つになる時、思いどおりに血統を通って、上がったり下がったりできるというのです。これが、千代万代を中心として、誰にも頼らず、神様の前に上がったり下がったりすることができるのです。

 そのような立場で息子・娘を生むことによって、天国に直行することができるのです。そのような息子・娘を生んでこそ、あの国、堕落しない本然の本宮に連結された天の国の民になるのです。アーメン。 (「アーメン。」)。きれいですか。(「はい。」)。(血統を汚すのが)どれほど恐ろしいですか。

 生殖器を蘇生防御線、長成防御線、完成防御線で守らなければならないのです。昔は何があったかといえば、貞操帯がありました。貞操帯は女性だけではありません。男性がするのです、男性が。男性が天使長圏をもって出発しました。男性貞操帯があります。分かりますか。 (「はい。」)。

 「神様祝福永遠宣布」とは何でしょうか。(「血統。」)。血統がきれいならば、神様の愛と直結されるのです。(「アーメン」)。神様の愛に接ぎ木されて、永遠の血統を清めるのです。

 サタン世界は反対にフリーセックスをするのです。ありとあらゆる血があります。盗賊の血、白丁(畜殺に従事した人)の血、乞食の血、殺人者の血、ありとあらゆるものをすべてもっています。それをはっきりとしなければなりません。

 「七・一節」に強調するものはそれ以外にありません。一年の間、自分が純潔な血を、どれほど汚したでしょうか。

   韓国語を知らない人は祝祭に参加できない

 そして、今から通訳が必要ありません。昔は通訳が必要でした。今後、このような祝祭には韓国語を知らない人は参席できません。また、韓国人と結婚するのが最高の希望です。分かりますか。祖国です、祖国。

 そうであるならば、祝福家庭には同じ価値を与えるのに、何によって違うのかといえば、言葉によって違うというのです。韓国語が上手でなければならないのであって、堕落した世界の自分の国の言葉のほうがもっとうまければ、引っかかるというのです。純潔な血と、これにかかっているのです。

 それゆえ、絶対的に韓国語を学ばなければなりません。そして、皆さん、韓国語を知らなければ今後、韓国の地、ご父母様の地を踏むことができないのです。これはビザが問題ではありません。永遠にその地に入ることができません。日本がその次であり、中国がその次です。そのようになれば、韓国語でそれぞれ異なった文化背景がすべて、瞬く間に清算されるのです。分かりますか、この若者たち。

 何を語学に自信がないなどと、そのように言う必要がありません。生死の問題です。あの世に行って先祖が、「おまえ、統一教会に何年通った。 ご父母様に侍って統一教会にいたのに、今まで言葉ができないとは、それはどういうことだ。」と讒訴するのです。分かりますか、何の話か。

 血統は心にかかっており、体にかかっているのです。体と心が一つになれなければ、言葉が一つになることができず、考えが一つになることができず、文化が一つになることができないのです。ご父母様の言葉を話すことのできない人たちは、その国の血族になることができないのです。そうでしょう。

 天国にどのように行くのでしょうか。アルゼンチンから直接行くことはできません。韓国を通して行くのです。本郷の地を通して行くのです。韓国を中心として、主権、人民、国民の公認を受けなければなりません。ご父母様の後ろに天国があるので、ご父母様を通して入らなければならないのです。ですから、ご父母様の民としてご父母様の地を踏んで、ご父母様の王宮を経て、サインをもらってこそ、天国に入るのです。

 日本からも天国に入ることはできません。それゆえ、韓国の風習を学ばなければなりません。その風習を韓国の風習と考えてはいけません。文化を通さなければならないのです。

 心情を統一するというのですが、言葉を知らなくて、どのように心情を統一するのですか。世界言語によって消耗されたものが、どれほど多いでしょうか。一つの国の言葉だけ話せばいいのですが、百八十国家、数多くの氏族、数千の氏族に分かれているので、そこで消耗される本がどれほど多く、それを翻訳することがどれほど大変でしょうか。サタンが統一できないようにしておいたのです。

 さあ、先生が父母で皆さんが息子・娘なのに、息子・娘として生まれて言葉を分からないのです。自分たちがひそひそ話す言葉は、父母が生む前に学んだものは、すべてサタン側のものです。今からは父母から学んだ言葉を使わなければならないのであって、自分たちが学んだ言葉は父母の前で使ってはなりません。

 今後、皆さんの息子・娘たちの願いが何かといえば、韓国のご父母様を中心として、直系の血統とどのようにして結婚するかということです。これがアベルです。その次に、韓国人とどのように結婚するかということです。これはカインです。

 ですから、どのように韓国人と結婚し、アベル的な立場に立って、長子権の立場に立った先生の直系の息子・娘と、どのように結婚するかという問題です。それゆえ、カイン的息子やアベル的な直系の息子・娘と結婚するためには、韓国語を知らずには駄目なのです。

   良心の呵責をなくすことが生活の基本

 あなた、どこの人ですか。どの国の人ですか。アルゼンチンの人ですか。世の中に真の父母がいないのに、世界がどこにあり、英国がどこにありますか。すべて盗賊たちです。父母様がすべて戦い勝ったのであって、和合して勝ちましたか。侵略して思うがまましたのです。侵略をしてはならないのです。それゆえ、皆さんがどの国の人かといえば、英国型統一国人なのです。あとで天の前に行って、「どこから来たのか?」と聞かれれば、「英国人です」と言ってはならないのです。

 そして、「ユダヤ教から来ました」、こう言わなければならず、「キリスト教から来ました」、「統一教会から来ました」、こうでなければならないのです。ユダヤ教は蘇生であり、キリスト教は長成であり、統一教会は完成級なのです。「統一教会人として来ました」と言えば、「統一教会の人の中でどこに属していますか?」、「天の国の民として来ました」という概念がなければなりません。

 皆さんは、どこから来ましたか。(「統一教会から来ました」)。統一教会? 本当に統一教会の教会員ですか、偽の統一教会員ですか。(「本物の統一教会員です」)。ええ? (「本物の統一教会員です。」)。それは良心が知っています。すべて知っています。良心はだますことができません。

 考えてみなさい。神様もアダムが堕落した後、「アダムよ、おまえはどこにいるのか?」とそう言ったでしょう。「アダム、おまえ、罪を犯して逃げたな」、こうではなかったのです。尋ねるのです。悪いか良いかを、神様が先に分かりますか、自分が先に分かりますか。(「自分が先に分かります」)。

 なぜ、どうしてでしょうか。息子だからです。息子と父は違います。父がこのようにおれば、息子はこのように立っているのです。父の右側は息子の左側であり、父の左側は息子の右側になるのです。それゆえ、同じですか、違いますか。(「違います」)。

 ですから、息子に尋ねなければなりません。「左側に立っているのか、右側に立っているのか?」、あるいは「何をしているのか?」と尋ねなければならないのです。「おまえ、このようにするだろう?」というのは息子ではなく、神様の所有物だというのです。

 皆さん、良心は自分のすることを分かりますか、分かりませんか。(「分かります」)。むやみに、罪を犯してはならないというのです。良心が先に分かります。良心は父母より先立っています。良心は神様の創造本然と通じるのです。良心は自分を生んでくれた父母よりも、もっとよく分かります。父母よりもさらによく分かるのです。

 先に分かるということでは、良心は父母よりも先立っています。良心は先生よりも先に分かります。それゆえ、良心は師よりも先立っています。良心は神様よりも先に分かります。良心は神様より先立っています。なぜでしょうか。分かっているからなのです。

 良心に教えてあげることのできる刺激は、父母よりも師よりも自分が先に分かるのです。そのような偉大な良心です。父母の中の父母であり、先生の中の先生であり、王の中の王の代身の主人として派遣してくれたのが、私にとっての良心なのです。

 ですから、良心に絶対服従する者は、父母の命令を完成した立場に入り、良心の命令に絶対服従する者は、師の命令、あるいは、王の命令の立場を越えていくことができるのです。それゆえ、自分を知る代わりに、良心が何かということを知らなければなりません。

 自分の良心は、この地上の真なる父母を先に知るのです。知ることにおいては、自分が二番目なのです。

 それゆえ、皆さんが祈祷するとき、空想的な祈祷をするなというのです。心に尋ねるのです。「おい。 心。 私が間違ったのか?」と祈祷しなさいというのです。

 先生に尋ねる必要はありません。神様に尋ねてはいけません。神様よりも先に分かるのです。祈祷が、何の必要がありますか。顔を見て毎朝、良心の呵責を感じる影が映ったならば、それを自分の一身からなくさなければならないのが生活の基本だということを知らなければなりません。

 良心が太陽のようでなければならないのですが、曇っていて呵責を感じることができず、自分勝手にしているのです。

 王千人万人、世界の師千人万人、神様千人万人より先に、自分についてよく知り、自分が行く道を知っている主人が誰かといえば、良心だというのです。

 私たち統一教会の祝福を受けた家庭が、女性たちでいえば、美男子がいて手を差し出せば、良心は「早く触れ。」というのではなく「駄目だ。」というのです。良心が分かりませんか、分かりますか。(「分かります」)。「駄目だ。」というのです。男性も同じです。

 世の中で良心のとおりにしようとすれば、逆にサタン世界に引っ張られていくことが多いのです。そのようなときは条件を立て、「作戦上します」と宣布して、始めるのです。作戦上です。作戦が終われば本然へと帰るのです。作戦上です。分かりますか。作戦上という条件でしたならば、作戦がなくなる時には、これをいくらでも越えていくことができるのです。

   良心はすべてを知っている

 ここに美男、美女が裸になって一つの所にいても、良心の呵責を感じるか、どうなるのかを試験してみなければなりません。アダム・エバの時に、女性が男性を犯してそのことが起こったのです。分かりますか。

 それゆえ、復帰するためには反対にしなければならないのです。アダム・エバは裸で生活していました。ですから、そのような立場にいるとき、女性は男性の愛を受けたいという心をもってはならないのです。

 あなたたちが忘れてはならないことは、アダム家庭において、お姉さんとか、妹のように感じなければならなかったのです。アダムの妹がエバです。将来は妻になるのです。エバを妹のように考え、妻のように考え、お母さんのように考えるべきなのです。女性は、お姉さんとか妹にならなければなりません。その次は妻のようになり、その次にお母さんのようにならなければならないのです。これが目的です。

 兄弟同士、一つになれない人はお嫁にも行けず、お嫁をもらうこともできません。アダム・エバが喧嘩したでしょうか、喧嘩しなかったでしょうか。アダム家庭においてはお兄さんと妹です。妹・弟、お姉さん・お兄さんです。それが一つにならなければなりません。

 将来、アダム・エバは夫婦にならなければならないでしょう。振り向いて一つになるならば、一八〇度で一つにならなくてはならないのであって、一五〇度や一〇〇度で一つになってはならないのです。

 アダム・エバの体と心が、共に一点で一つにならなければならないのです。皆さんがこのような形態で結婚して、新郎を迎え、妻を迎えて、お互いに抱き、抱擁するようになるとき、自分の良心で「自分が相対に対して情熱的か?」と思うとき、そうでなければ自分で分かるのです。そうでなければ、本物の夫、本物の妻にはなれないのです。

 本物の夫、本物の妻になれなければ、本物の母、父になれないというのです。本物の息子・娘になった兄弟が本当に一つになれば本物の夫婦が一つになり、本物の夫婦が一つになれば本物の父母が一つになるというのは理論的なのです。

 そして、弟ならば、弟の 某はなぜ生まれたのかというのです。弟は、その兄とかお姉さんの前に被害を負わすために生まれた、利益を与えるために生まれた、どちらでしょうか。何ですか? 利益になるために生まれたのです。

 お兄さんとかお姉さんがいたならば、弟や妹は福を受けるのです。利益になるのです。弟、お兄さん、お姉さん、妹、みんなお互いのために生き合うところでのみ、共に利益になるというのです。

 では、兄弟が多いのがいいですか、少ないのがいいですか。(「多いほうがいいです」)。なぜでしょうか。兄弟同士、お母さん・お父さんの代わりにお父さんの愛を分けてあげるために、お兄さんや弟が互いに与え合い、ために生きようという環境になることによって、お母さん・お父さんは喜ぶのです。

 ここで多くの人たちが兄弟として出会ったのですが、お互いために生きるようになるとき、真の父母と神様が喜ぶのが公式であるということを知らなければならないのです。

 兄弟姉妹と、ために生きる夫婦が暮らすところで、「その女房の 某 、夫の某を私が奪う」とこのようにできますか。それは殺すことです。家庭で兄弟を殺すことであり、その国と世界を破綻させることです。どんなに人が多く、どんなに少なくても、良心は正しく、そのようなものを完全により分けることができるというのです。

 一人が百人のために犠牲になるといえば、百倍の福が自分にやって来るのです。先生が人類のためにこのように苦労をして、全体代表的になるときには、人類がその苦労した代価を支払うのです。分かりますか。

 良心は、神様よりももっと貴いということを知らなければなりません。先生よりももっと貴く、父母よりももっと貴いというのです。第一のオリジナル、一番正しいものを私に派遣したのです。そのような主人だということを知らなければなりません。それが分かれば堕落することができません。

 皆さんが霊界に行けば、良心の方向を中心として、行ったり来たりしながら行くのです。このようにしてどこに行くのかといえば、良心的に行けばずっと行きますが、反対に行けばどこへ行くのでしょうか。地獄に行くのです。

 皆さんが飛行機に乗っていくとき、航路ならば航路が記録されているので、その航路を中心としてコンピューターに合わせておけば、そのまま行くのです。それと同じです。そのようなコンパスのようなものがあるのです。それが良心です。

 コンパスがなければ、すべて地獄に行くのです。すでに、「左に行く」ということを知っているのです。「右に行く」ということをみな知っているのです。それをはっきりと知らなければなりません。

 先生に尋ね、ご父母様に尋ねてみる必要はありません。良心が知っています。良心にはすべてのことを観察できるアンテナがあるので、これを合わせるようになれば、いつの間にか体が分かるようになっているのです。

 良心をだませば地獄に行くのです。二重人格は、天の国にも行けず、地獄にも行けません。それは神様も滅ぼすことができ、サタンも滅ぼすことができるのです。一番恐ろしいのが人間です。二つの心の存在は、一番難しいです。

 ですから、心よりも愛が先なのです。愛も二つの愛をもつ人は、処置が難しいのです。これはすべて、底なし地獄に入れておくのです。神様の世界に現れることさえできません。

   一代が誤れば千代が滅びる

 このように見るとき、きょう、「七・一節」の記念日を中心として血統を保護しなければなりません。血統につながっているのが良心です。これを中心として一代が誤れば、千代が滅びるのです。それを保護すれば、すべてが喜ぶのです。あの霊界に行ったすべての先祖たちも喜び、分かるのです。このようになるとき、天国にも、思いどおり行ったり来たりできるのです。

 さあ、女性の皆さん、皆さんの先祖は、よその男性が何かをくれるのを好みますか、好みませんか。ですから、キスし、自分の体を触ることを、自分が愛する人以外には願わないのが原則なのです。

 アダム・エバの手をアダムやエバ以外に、誰が触りながら大きくなったでしょうか。皆さんは? アダム・エバ以外には触れることができないのです。だから、皆さんはどれほど汚いですか。抱き締めてキスして、ここもキスして、また、ここもしましたね。ある人はここもして。(笑い)そのようなことをして滅びるのです。フリーセックスへと流れていき、滅びるのです。

 服を着れば厚く着るのではなく、一つ一つ脱いでしまい乳房を出しておいて、これだけ覆い、裸になって踊りを踊るのです。それはサタンの戦略です。

 私たち統一教会の女性たちは、踊りを踊れといいますか、いいませんか。踊りを踊るならば、妻と夫と裸になって、大声で叫ぶなら叫んで、何をしてもいいのです。

 考えてみなさい。女性が踊りを踊るのは、男性を誘惑しようとして踊るので、それがサタンだというのです。舞踏会に行くとき、その人を助けるために行ってキスする人が多いですか、奪い取って踊りを踊る人が多いですか。

 踊りにツイストという踊りがあるでしょう。ツイストは蛇踊りです。そのようなことをすれば淫乱に陥るのです。酒を飲んで阿片を吸い、その遊びをするのです。

 そのようにして、好きだと思えばフリーセックスをし、薬を飲んで酔って、裸になりセックスをし、騒いで、そのようになるのです。初めて会ってそのようになるのです。阿片であれ、酒であれ、踊りであれ、ツイストであれ、すべてそのようなものです。

 ここのスパニッシュは踊りを踊ることが好きですか、好きではありませんか。(「好きです」)。(笑い)三回だけそのようにすれば、「ああ、分からない」というのです。(南米、スパニッシュ系)女性たちは、なぜよく脱ぐのですか。それはサタンだという証拠です。

 さあ、ツイスト踊りを踊らなければなりませんか、踊ってはなりませんか。(「踊ってはなりません」)。ツイスト踊りを踊ってもいいです。する時には、自分の夫、自分の妻と踊りなさいというのです。自分の妻、自分の夫とならば、ありとあらゆることをし、踊りを踊っても罪ではありません。自分の夫をほっておいて他の人と踊るので、淫乱行楽だというのです。脱線行為だということを知らなければなりません。

 私たち祝福家庭は、踊りを踊るなら踊りなさい。裸になって踊るのが、愛の踊りではないですか。夫婦同士、愛の踊りを踊るのも反対しますか。愛しながら踊りも踊り、歌も歌い、ありとあらゆることをすべてしなさいというのです。

   愛を研究する

 万物の霊長なので、「うさぎ愛(うさぎたちが愛し合う愛)もし、へび愛をもし、いのしし愛もし、とら愛もする」と言いながら、夫婦同士いくらそのような行動をしても、神様が「この野郎。 何をする。」と言うのではなく、「おや。 愛する版図が世界を占領するのだな。アーメン。」と言うようになっているのです。

 更年期というのがあるでしょう。男性でも、女性でも、愛が嫌になる時が来るというのです。それをどのようにしますか。どのようにその更年期を越えることができますか。

 地上に動物たちがどれほど多いでしょうか。うさぎもおり、ありとあらゆるものがすべているのです。万物の霊長なので愛することにおいても、大王にならなければならないのです。

 更年期というならば、一週間に一回ずつ、「この一週間はうさぎ愛の週だ」と言って愛するのです。(笑い)そのようにして、うさぎが雄・雌愛するのを見て、「彼らのような愛を今週にする。それでこそ、愛する方法を教えてあげることができる王だ」という考えをしなさいというのです。(笑い)それが、どれほど驚くべき素晴らしいことでしょうか。

 その次には、とら愛をしよう。 (笑い)そのようにして、「とらが愛する以上の感情を感じながらしよう」と言って、雄・雌になってウォーと言いながら愛するのです。(笑い)

 「へび愛をしよう。」と言って、頭をこのようにしながら愛するのです。(笑い)笑うことではありません。いくらでも、愛することができる材料が多いのです。(笑い)
 この世界で愛するつがいでいるものを、三分の一ほど話したのですが、残りの三分の二の愛まで、はえ、はち、あり愛までもするのです。(笑い)してみなさいというのです。

 そのようにすれば、離婚する暇がありますか。夫を見れば、どれほどおもしろいですか。(笑い)そのようなことを体験して、皆さんが一生の間なせるもの(愛する計画)を立てても余り得る、愛のモデルがたくさんあるので、それを学んで教えてあげなさいというのです。ちょうちょ愛もするのです。分かりますか? (「はい」)。

 夫婦同士、裸になって踊りを踊るのなら踊り、どのようにでもしなさいというのです。そのように自由天地であるにもかかわらず、新しい人に出会って心を読みながら「どうだろうか?」と言って会う、それ以上の地獄はありません。それ以上の地獄はないというのです。

 さあ、皆さんスパニッシュは、何をおいしく食べますか。(スペイン語でさまざまな答えをする)分かりました。それをきのう食べて、「一月ほど食べない」と言いますか、毎日食べればいいと思いますか。好きなものは、毎日食べてもいいのです。「一年間食べたので、もう嫌だ。永遠に食べない」、そう言いますか。おいしいもの、習慣になったものがあれば、手がそちらに行くようになっているのです。

 夫と愛し合うことにおいて、ある時はよく、ある時はよくないと言って一緒に暮らさないで、食べ物と同じように捨てることはできません。そのようなものは人ではありません。

 争い、離婚を考える余地がありますか。「どういう愛し方をする」と、次のプログラムを研究し、互いが報告し電話をすれば、どれほど楽しいでしょうか。分かりましたか。(「はい」)。

 へびのようなものは、七十一時間愛し合うのです。(笑い)「三日間、そのようにくっついていよう」と言い、「土曜日、日曜日、月曜日まで愛し合おう」と言うのです。

(笑い)なぜ笑いますか。 そうだといって、それが罪ですか。(「いいえ」)。神様はそれを見て喜ぶというのです。犬のようなものは四十五分です。

 だからといって、先生はセックス教主ではありません。(人間は)万物の霊長なので、それが変わらないのです。鳥たちは、一年に一度ずつ変わりますが、(人間は)変化しないのでそれが貴いというのです。

   血統を守りなさい。

 さあ、きょう「七・一節」に、おかしな話をすべてしましたね。血統を汚す器官が生殖器なので、生殖器を防御することのできる方法を教えてあげました。「血統を守りなさい。」というのがその方法なので、このような話をしたのです。アーメン。 (「アーメン。」)。

 そうなれば、夫が妻に対して、妻が夫に対して心配がありません。いつも自由です。夜でも昼でもうれしいのです。

 西洋の女性たちは歯も磨かずに、においがするのにキスをすれば、「ぺっぺっぺっ」とする女性たちが多いのです。「においのする夫が、早くそのようにしてくれればうれしい」と言える女性が多いですか、「ああ、嫌だ」と言う女性たちが多いですか。

 老いればキスをしない、老いれば老いるほどキスすればうれしい、どちらを願いますか。自分もにおいが出るのです。それを忘れてしまいキスをするのが、幸福な夫婦です。それを嫌だと言いながら、こうしてキスするのは不幸な夫婦です。

 女性の中で夫を一番愛する人は、どのような人でしょうか。夫のすべてのものを愛する女性です。「汚い」と思えば、完全な理想的な夫婦にはなれません。(笑い)笑いごとではありません。

 そうしてこそ、天上世界に行く時、神様の前に近い所に行くというのです。すべて神様がつくったものではないですか。「これは汚い」「これは好きだ」と言ってはいけないのです。この汚いものを好むということは、だんだん好むものが豊かになるのです。死ぬ前に、「その峠を越えていこう」と言わなければなりません。

 昔、先生の弟がいました。とても美男子の弟でしたが、その弟が患った時にお母さんが「うんちの味が甘ければ死に、苦ければ生きる」と言ったのです。そうして、うんちの味を見るのを見ました。それがなぜそうなのかということを、物心がつくときまで気掛かりでした。甘ければいいとか、苦ければいいとか、それは分かりません。そのような習慣(俗信)があるのです。

 息子に対してお母さんがそうしたならば、夫婦の愛が母子の愛よりも劣っていいでしょうか、より大きくなければならないでしょうか。私は原理を知ったのち、それを理解しました。お母さんがそのように愛する弟を、私はお母さんが愛するように愛せるだろうか。さあ、愛する妻に対して、そうすることができるでしょうか。

 夫が働いていて、足から臭いにおいがするとき、こう(ジェスチャーなさる)することができるかという話です。長靴をはいて行き来し、ここにほこりがたまり、垢がたまり、真っ黒なのを取って、蜜のように食べることができるかという話です。

 皆さん、夫とキスをしますか、しませんか。つばはおいしいですか、苦いですか。夫のつばの中にたんの混じったつばがあって、吸って移動してくるとき、それが移動するのが分かれば、「あ。 ぺっ。」……。(笑い)

 夫が妻のおっぱいを吸ってあげるのを、女性は喜びますか、嫌がりますか。(「喜びます」)。(笑い)笑ってはいけません。 笑う者たちは、血統の中に何かがあるということです。自然なことなのです。

 牧師で、女性たちにそのように尋ねる牧師がどこにいますか。私は牧師ではなく、お父さんなのです。

 お母様もそうだし、先生もそうです。どこを行き来しても、心配しないのです。季節が変わっても、愛の法度は変わらないのです。そのような妻とそのような夫は、不幸ですか、幸福ですか。(「幸福です」)。それを知らなければなりません。

 ですから、天の国に行く貴族と皇族は、そのような伝統を守り、天の皇族圏となるのです。そして、サタン世界はとても破壊的で、許すことのできないものは一時にすべて除去してしまうのです。

 愛は永遠です。分かりましたか。血統を守りましょう。
 堕落した一日の失敗が、このように歴史的な被害を被らせたのです。私たちは真の父母に侍る血統を受け継いだのに、それを汚せば、その被害は何代たったとしても、霊界に行っても、永遠に解放されないというのです。そのことを知るようになるとき、それを問題なく越えていく方法を知らなければならないというのです。
 祝福を受けた人、手を挙げてみなさい。皆、受けましたね。

 さあ、私たち夫婦は、先生がきょうの伝統の記念日に語られた御言を中心として、その峠を越えて、また越えることのできる夫婦になることを、きょうを期して誓うべし。 (「アーメン。」)。永遠祝福。アーメン。 (「アーメン。」)。(拍手)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う 奇知の外の凡人 が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2023.01.05 10:10:11
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