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真の愛の主人になりましょう

1997年8月13日
陰暦七月七日(八月九日)、韓国の水澤洞にある中央修練院において「天地父母天宙安息圏宣布」の行事が行われ、八月十三日、ご父母様は清平祈祷院を訪れ、世界から集っている教会員に御言を韓国語で語られました。


  今後大会の時は韓国語だけを使う

 [日本語で語られる]いつもこういう大会の時、問題になるのは言葉というものです。言葉、これをいかに解決するかということは、世界的な大宿題です。この問題を解決しないというと、永遠にこういう現状が続くのです。それはもう、現状の損害は話にならないのです。時間の消耗、努力の消耗。未来の世界を見た場合には、(言語)あるいはその子供を統一させなければ、大変なことになるのです。それを日本の国ができなければ、南米の国々、いかなる国もできません。それをなせる可能性の位置に立っているのは真の父母だけです。分かりましたか。(「はい」)。

 天地父母天宙何圏ですか。安息圏宣布。この前の集会の時、はっきり先生は決めました。大会の時は必ず韓国語だけを使います。日本人だけだったら日本語を使ったらいいのです。できれば、こういう催しも韓国語を中心に教育する方法をとって、自分の後孫たちが煩いなく母国語を取りつなぐような準備を今からしないと大変です。韓国語で解明するのですから通訳はいりません。それは九○年度からやることになっていました。延長、延長してしまいました。これはもう方向をまとめて決定的に区切りをつけておかないと、言語統一の世界に向かうことは永遠にできないのです。分かりましたか。(「はい」)。

 ここに集まった人の平均年齢は何歳ですか。目を見れば四十を越えていないね。四十を越えないとすると、勉強は今から始めても十分です。分かりましたか。(「はい」)。だから国を治まった場合には、入国できません。そういう時代が来ます。その時は絶対神の権限、絶対権限の時代に入るのです。だから、その一方きりにまとめなければならないのです。分かりましたか。(「はい」)。

 東大とか何とか、有名な大学を卒業したとか、あるいは大臣の子供とか、首相の子供とか、何とか偉いものであったとしても、その子供を統一の方向に向けないものは、感じても実行しないものは、世界的な神の指導する国に入る指導者になります? なりません? (「なりません」)。ます。 (「ません。」)。ます。 (「ません。」)。

  いかにして真の愛の主人になるか

 たくさんの人が集まっているから、日本語を中心に語らないといけませんね。かわいそうにね。(題目を日本語で書かれる)何と読みますか。(「……」)。何だ、日本人として日本語が分からないとは、大変ではないですか。「真の愛の主人になりましょう」。分かりましたか。(「はい」)。 

 真の愛の主人になりましたか。自分に反復してみないといけません。真の愛の主人に自分がなっているかいないか、それをはっきりわきまえなければなりません。どうですか。真の愛を見たことがありますか。触ったことがありますか。愛を見ることはできません。生命も、血統も、良心も、一番貴重なものは見ることも触ることもできないのです。それなのに、いかにして真の愛の主人になれるかというのです。それは簡単です。

 真の愛は知らないのですが、真の愛の主人に会ってその相対圏に立てば、真の愛の体恤というのは自動的です。問題ないのです。一人ではできません。分かりましたか。



 主人である神様であれ、被造物の人間であれ、真の愛というのは、統一して一体圏をなす力をもっているのです。内容がそうです。真の愛というものは二人が主体、客体的になって、相対的に内外共に一致なる、共通なるその確信が変わらない以上は、自動的に一体になるのです。

 日本の東洋思想は夫婦一体という感じになります。父子はどうですか。父子は一体といえないのですか。夫婦だけ一体というのですか。(「父子も一体です」)。本当ですか。なぜ、父子が一体なのですか。それは血統的につながっているからです。

 それは枝であれば、幹と通じていて一体なのです。大きな枝にはたくさんの小枝がついているのです。それもいくら大きくても一体なのです。だから、親子関係、幹と枝は一体という話なのです。夫婦関係、東にある大きな幹と西にある大きな幹と一体になるようになっているのです。分かりましたか。それが一体であれば、四方いっぱい東西南北に生えている千万の枝があったとしても、それは兄弟のようなものです。そういう観点から見れば、全部が一体です。

 (黒板に書きながら説明される)そう見れば、上下関係が何によって一つになるかという問題です。夫婦関係において、何によって一つになるかというのです。兄弟関係において、何によって一つになるかというのです。

 [韓国語で語られる]さあ、親子の関係を一つにすることができるのはお金ではありません。知識でもなく、権力でもありません。この世の中の何をもっても不可能ですが、ただ一つ可能なのは愛だけなのです。

 一度言ってみなさい。愛だけだ。 (「愛だけだ。」)。愛だけだ。 (「愛だけだ。」)。愛だけだ。 (「愛だけだ。」)。

 人間世界で可能なのが愛であるといえば、天地、このすべての万物をひっくるめて、一つにすることのできる何かがあるでしょうか。それを知らなければなりません。宇宙が一つにならなければならず、人間世界も一つにならなければなりません。平和統一世界を願うのです。一つの世界を願っているのです。何で一つになるのかといえば、人間世界では愛であるというのです。愛で一つになりましょう。

 このようなので、夫婦も愛がなければ一つにならないのです。愛がなくなる時にはどのようになるでしょうか。離婚するでしょう。今日、結婚したすべての新しい家庭、新所帯をもって、幸福な家庭を築いて万国に誇ることのできる自分の殿堂をつくろうと、どんなに夢見たとしても、その家庭から愛が離れていけばすべて、万事が無効になるのです。

 お金をどんなにもっており、知識をどんなにもっており、権力をどんなにもっていたとしても、大統領、副大統領になったとしても、愛が離れていけば一つになれる道はありません。

 ですから、今日、このすべての人類歴史について見るとき、愛があらゆる社会や全体の構成において骨子となり、主流になっているのです。その骨子が何かといえば、家庭では愛を中心として孝子にならなければなりません。孝子というのは、愛を除けば孝子になれません。父母に対して、兄弟に対して、愛さなければならないのです。

 父母をどんなに「愛する」と言っても、孝行する息子になり父母をよく養ったとしても、振り向くや否や兄弟同士で喧嘩をすれば、孝子ですか、不孝子ですか。(「不孝子です」)。本当ですか。私はそのようにしたことがないので分からないのですが、あなたたちはみな分かりますか。

 どんなに父母を死にものぐるいで愛しても、振り向くや否や兄弟喧嘩をすれば、孝子になれないというのが鉄則です。父母は、父母を愛する以上の愛の心で、兄弟同士が一つになってくれるのを願うのです。それが父母の心なのです。父母に仕え、父母の前に孝子になっても、回って出てきて、父母を離れて、孝子というのは父母以上に兄弟同士愛する人です。そのような時、父母は「自分の家庭の孝子はなにがしだ」と言って、千里万里どこに行くにせよ自慢する歴史が綴られます。分かりましたか。 (「はい」)。

 目の前の孝子は簡単ですが、兄弟を代表して母と父が褒めることのできる孝子とは、見えない所で愛の心をもって一つになることのできる動機をもっていく人です。それを孝子だと言うのです。アーメン。(「アーメン」)。皆、勇気がありますね。若いので、声をもう一度大きくして言ってみましょう。アーメン。(「アーメン」)。アーメンとは、「私は孝子になっています。先生が語られる通りです。そうとも、そうですとも。そのようにします。」ということです。

 孝子になりましたか、なっていませんか。どうですか。なりましたか、なっていませんか。この者たち。 「なれなかったのでなります」というのは駄目であり、「なりません」というのも駄目です。なってこそ、初めて悪口を言われないのです。なる時までは父母から悪口を言われ、兄弟の前に問題となる過程を我慢して越えていかなければならないのです。正しいですか、正しくないですか。(「正しいです」)。正しくないという者は手を挙げなさい。

 愛で一つにするために、家庭では孝子を願いました。孝女は除きましたか。女性たちは気分が悪くないですか。「先生は、なぜ孝子だけ話すのか? 孝女についてなぜ話さないのか?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんという言葉は息子に通じるのでしょうか。息子だけが赤ちゃんですか。娘も赤ちゃんなので、「息子・娘合わせて五人だ」と言ってもおかしくないのです。



 耳は本当に宝ですね。どうやってそれを聞き分けますか。耳はありがたいです。一度言ってみなさい。耳はありがたいです。 (「耳はありがたいです。」)。ああ、汗臭いのに仕方なく座っていますが、愛が恋しくて座っています。そのような時は、鼻が宝です。 (「鼻が宝です。」)。悪口をよく言う口は悪い口ですが、愛が恋しくて、悪口をやめ、愛の言葉を学ぶために喜びます。口が宝です。 (「口が宝です。」)。手も同じです。愛する人を触るのを喜ぶ私になります。手が宝です。 (「手が宝です。」)。

 さて、愛する人同士、手だけ触りますか。(笑い)その手が宝ですか、宝ではありませんか。(「宝です」)。その手が愛する人同士、男性の、女性の手を触れば、女性がパッと(手を振り払う真似をされる)このようにしますか。私が(お母様の)手を取れば、スッとこのようにするのです。お母様はそうです。(真似をされる)(笑い)それは磁石と同じです。私の手がこのように行けばいつでも来て、このように一つになるというのです。それは何の力ですか。何の調和の力ですか。文総裁が技量がよくて起こすことですか、愛が調和を起こすのですか。(「愛が調和を起こすのです」)。

  すべては相対を求めて動く

 先生に、数十年、数年に一度会うでしょうか。先生は世界を飛び回る人なのに、どのように会いますか。今から飛行機を買って一時間で地の果てから地の果てまで飛んでいける人工衛星を乗り回そうと研究しているのに、そのような先生に会えると思いますか。そのような先生に会ったのですから、その目が開かなければならず、鼻が詰まっていればかんで、耳が詰まっていれば開け、お金があればこのようにしてつかみたく、このようにして人工衛星がドッキングするようにドッキングしたいという気持ちがありますか、ありませんか。(「あります」)。日本人はそのようなものはあり得ません。(笑い)ありますか、ありませんか。 (「あります。」)。

 あなたたち。 責任を果たさず、先生がすることを全部破綻させたあなたたちが、なぜ、そのようにできると思うのですか。資格がないではないですか。責任完成をいつも果たしますか、果たせませんか。 (「……」)。なぜ黙っていますか。この者たちは不利ならば口を閉じて、有利ならばワアワアと言って、全身で大騒ぎします。それが分かるでしょう。誤っているということが分かるでしょう。(「はい」)。

 さあ、世の中で言えば、一つにするために、家庭では孝子が必要です。国も同じです。国の父と母、王と王妃、息子と娘を中心として、相対的世界に夫婦同士、上下、左右、前後が合わなければなりません。前後がなければ、父母と子供が関係を結ぶことができません。ですから、上下、左右、前後だというのです。兄弟が絶対必要です。アダムとエバは兄弟ですか、何ですか。(「兄弟です」)。結婚は兄弟からつながっていくのです。赤ちゃんの愛から兄弟の愛、このようにして完熟するようになるのです。全部、一つの家庭で育ちます。



 あなたたちは愛する時、「あなた。 遠くに行ってください。私の身体に触れないでください。それだけ触れてください」と、そのように言いますか。(「そのように言いません」)。女性も愛してもらうのを願い、男性も骨を貫通していくぐらいに、愛してもらうことを願うのです。そのような夫婦が幸福な夫婦ですか、不幸な夫婦ですか。

 今から帰れば、女性たちを何人か殺してしまうのです(注:「御言を聞いた男性食口が、家に帰って妻を死ぬほど愛する」を強調して言われた)。(笑い)殺さずに、境界線まで行って死にそうな時、すばやく止めるのです。(笑い)「先生があのような話をして、ワンマンショーをするみたいに、話も上手だなあ」と思うでしょうが、それゆえに、世界で悪口もたくさん言われ、たくさん褒められもします。このような話を聞けば、気分がよくないでしょう。

 「教主があのような話をしなくてもいいのに……。そうでなくても統一教会があれこれと、色魔たちが暮らす世界だといううわさが立ったのに、そのような話を再びするとは、どういうことか。ああ、消化できずに逃げ出すだろうなあ」と思うでしょうが、消化できなければ逃げ出しなさいと、このような話をするのです。分かりましたか。
 私がどんなに祈祷し、天の国、霊界に行ってみても、二人が離れずにくっ付いて回るのはそれしかないというのです。

 皆さん、とんぼを知っているでしょう。ここにもそのようなのがいます。とんぼは一日中飛び回るのです。何か、一つしたいのです。私はとんぼを捕まえるチャンピオンです。たくさん捕まえました。じっと見ると、食べ物や蝿を追い回すのではありません。雄、雌の二匹は、一方が少し落ちればさっと行ってつくのです。そのようにしながら疲れることを知らず、空中でよく遊ぶのです。「ああ、愛の遊覧の世界はあのように粘りがあり、忍耐性があるのだなあ。忍耐の先祖だ」ということを知り、研究しました。

 すべて相対を求めて動くでしょう。西洋と東洋が同じですか、同じではないですか。(「同じです」)。日本人と韓国人は同じですか、同じではないですか。(「同じです」)。口だけのりでくっ付けておいて、対にしてあげれば、どの組みもみな日本人を和合させることのできる愛をもっているのです。統一的な愛は違いがないというのです。分かりましたか。(「はい」)。

  愛は万能のチケット

 東洋人と西洋人は言葉が違い、文化が違うだけであって、愛する方式も同じで、感じ方も同じなのに、一つになれないはずがないというのです。そのことを知らなければなりません。それゆえ、いちばんの怨讐が言葉なのです。文化が怨讐なのです。アメリカ文化、英国文化、ドイツ文化、日本文化、韓国文化、ソ連文化……。言葉と文化が問題です。愛の文化は一つです。愛の文化が二つですか、一つですか。(「一つです」)。

 男性が上に上がりますか、女性が上に上がりますか。(「男性が上に上がります」)。違います。私は女性が上に上がると思いますが……。(笑い)笑うのを見れば、西洋人もそうであり、東洋人もそうであり、過去、現在、未来も、億千万代、男性が上がるようになっているのです。なぜですか。女性が上に上がれば、問題が生じるのです。

 さて、子供の種は、上からこのように落ちますか、反対に泉がわくようにわき出ますか。(「上から落ちます」)。ですから、落ちるのが便利なようにしようとするので、男性が上に上がらざるを得ないということを、常識的に知っておきなさい。

 愛する方式も同じなのです。喜んで愛する時に泣く人がいますか。「ああ、嫌だ」と目を閉じますか。目を真っ直ぐに開いて、顔、五官を合わせようとするのです。そこで一つになりますか、なりませんか。(「一つになります」)。あなたたちはそれをしてみましたか。この者たち、なぜ答えませんか。ここで祝福を受けた人、手を挙げなさい。何ですか、これは? 一つになっていません。下ろしなさい。もう一度。 祝福を受けた人、手を挙げなさい。統一されていません。

 愛がなくて家庭を統一できますか、できませんか。(「できません」)。家庭については、先生が今回のバンケットで愛についてあらゆる話をしました。このような説明はしませんでしたが、その核を適用して、「家庭では孝子にならなければならない。そのようにしてこそ、天の国に通じる。そのようにしようとすれば、愛が必要だ」と言ったのです。これは間違いないでしょう。(「はい」)。

 皆さん、何の臭いがいちばん好きですか。蜜の臭い、糞の臭い、好きな酒の臭い? (笑い)何の臭いですか。(「花嫁の臭いがいちばん好きです」)。花嫁とは、飛躍しているではないですか。そのような答えを書けば、五十点にしかなりません。「愛の臭いです」と言えば百点なのです。

 愛ならば家和萬事成(注:「家庭が和やかならば、すべてのことがよくなっていく」という意味)です。修身齊家治国平天下(注:「天下を治めるには、まず心身を磨き、次に家庭を平和にし、次に国を治め、次に天下を治める順序に従う」という意味)という言葉は、何をもってでしょうか。力をもってするのではありません。その時必要なのが愛国者です。忠臣が必要だというのです。国を一つにすることができるのは、独裁する王ではなく、経済力ではなく、文化力ではありません。それがすべてなかったとしても愛に燃える花が咲くようになれば、葉は生い茂り、香りもよく、蜜があり、万国、万民がそこに平和に暮らすことのできる世界が生まれるというのです。アーメン。(「アーメン」)。

 あなたたちが必要なものが分かりましたか。孝子にならなければなりません。分かりましたか。(「はい」)。なぜ、孝子にならなければならないのでしょうか。上を見ても愛し、下を見ても愛し、右側を見ても愛し、左側を見ても愛し、前を見ても、後ろを見ても、愛が恋しいので、ここにおいて「愛そう」という言葉が生まれるのです。分かりましたか。(「はい」)。

 その次に、愛を中心として二番目は何ですか。家庭だけでは駄目です。人間は、国と一つにならなければならないという欲心をもっています。あなたたちは日本人として「日本の首相になりたい」とみな思うでしょう。「首相に一度ならなければならない。それになれなければ、大臣にでもならなければならない。それにもなれなければ、局長にでもならなければならない」と思うでしょう。系列的な分野で段階的に上がっていこうという欲心は、だれでもみなもっているのです。統一的現象です。

 あなた、小さな女性ですが、女性の中で一等になりたいでしょう。あなた、あなた。 (笑い)[日本語で語られる]小さな女性ですが、女性の世界でどんな女性も抜いて一等になろうという欲望は全部もっているというのです。それをもっていない女性は女性ではありません。「世界一の男になるんだ」という欲望をもっていない者は男性ではありません。犬や動物と同じです。なぜ、そうなのでしょうか。

 真の愛をもてばどこでもパスできるのです。それは万能通行のチケットです。万能なのです。どこでも通じる万能チケットです。神様の前に出たら、「おお。 愛する娘よ。」と頬の肉が取れるほどキスするのです。

 [韓国語で語られる]「先生がどんなに有名でも、私がいなければ駄目です。万事の、あらゆる方向がたくさんありますが、三百六十度がさらに行けば三千六百度になり、さらに遠くに行けば数万の方向がありますが、その方向の端に行って私が守っているので、そこで王になって、そのすべての方向を治めることができます」と、チャンピオンになりたいという考えをみなもっているというのです。

 それでは、勉強することにおいてのチャンピオン、必要ですか。(「必要ありません」)。その次には、お金を集めることにおいてのチャンピオン、それが最高ですか。(「違います」)。その次には、政権をもって首相になり日本一億二千万に号令する時、「おい」と言うことのできる力が必要ですか。(「必要ではありません」)。それがすべてなかったとしても、愛があればいいのです。愛があればいいのです。(「はい」)。

  愛は空間世界を超える

 男性にとっていちばん刺激的で、鋭敏な所がどこですか。(「生殖器です」)。舌ですか。味を見る際にどんなに鋭敏だといっても、生殖器以上に鋭敏なものはありません。舌を満足させるためのものは、一度食べてしまえばその次の日また食べたいですが、生殖器を満足させることのできる相対がいれば、思っただけで、その満足を感じることのできる世界になるのです。味を見るのは食べてこそ感じられるのですが、愛の相対は思いで感じることができるのです。この千里、万里、無限な空間世界を超えて、喜びを感じることのできるのは、死んだとしてもまた生きて愛したい妻・夫の愛しかありません。正しいですか、正しくないですか。(「正しいです」)。ヨーロッパの人、正しいですか、正しくないですか。(「正しいです」)。

 地の果てでも動くことのできる愛の因縁でお互いに愛する時は、お互い空間世界を超えるのです。見なくても感じることのでき、再現させることのできるのは、愛の世界だけなのです。

 それゆえ、それ以上につくったものはないので、愛のために生まれ、愛のために育てられ、愛のために生き、愛のために死に、愛の本宮、愛の花、愛のすべての五官が踊りを踊ることのできる環境の世界へと行こうとするのです。理想天国の民になり、神様が愛する孝子・孝女、忠臣、烈女、聖人、聖子になろうというのが、宇宙万物全体が願う願いなのです。アーメン。(「アーメン」)。

 何のために来ましたか。(「愛の勉強をするために来ました」)。何のために生まれましたか。(「愛のために生まれました」)。男性と女性は、喧嘩するために、離婚するために生まれたのでしょう。(「違います」)。世の中はそうではないですか。 それは怪しく邪悪な世界ですか、幸福な世界ですか。(「怪しく邪悪な世界です」)。怪しく邪悪な世界なので、私たちと関係がありますか、ありませんか。(「ありません」)。つばを吐き、小便を漏らし、大便を漏らして後ろ向きになった立場なので、永遠に関係のない立場に立たなければならないのです。すべてそのようになっていますか。尋ねているではないですか。 そのようになっていますか。(「はい」)。

 祝福を受ける前に死ぬほど恋愛していた者たちが、統一教会に入り祝福を受けて、その男性、女性を思い出しますか、思い出しませんか。(「思い出しません」)。思い出してはなりませんか、思い出さなければなりませんか。(「思い出してはなりません」)。先生いわく、思い出さなければなりません。 (「思い出してはなりません」)。統一教会の子女いわく、何ですか。(「思い出してはなりません」)。

 どこで統一しなければなりませんか。その主体と一つになるために訪ねていかなければなりません。日本がそのようならば、私が日本を訪ねていくのであって、何をしにアメリカに行きますか。そうですか、そうではありませんか。(「そうです」)。そのようにできる男性、女性が日本にいますか、いませんか。

 先生以上に神様を好み、神様を魅了できる力をもった人はいません。女性たちは狐のようにしっぽを振るのです。狐はしっぽを自慢するのです。頭を見れば嫌になりますが、しっぽを見れば、「ああ。」と言うのです。

 愛が好きだ。一度言ってみなさい。(「愛が好きだ」)。愛がどれほど素晴らしいか。 ついて言いなさい。(「愛がどれほど素晴らしいか。」)。花よりも素晴らしい。 (「花よりも素晴らしい。」)。蜜よりも素晴らしい。 (「蜜よりも素晴らしい。」)。お母さん、お父さんよりも素晴らしい。 (「お母さん、お父さんよりも素晴らしい。」)。

 今回、私の二人の息子に相対者を決めてあげたのですが、お母さん、お父さんが呼んでも、自分の花嫁と約束したならば「花嫁と約束しました」と言うのです。「お母さん、お父さんは下がってください」ということです。(笑い)

 嫁をもらい、会ってから二日にしかならないのに、お母さん、お父さんの言うこと、それも真の母、真の父の言うことなのに、世界の統一教会の教会員たちは好きでどうにもならないのに、一日会って「約束した」と言うのを見て、「ああ、そのようにできるのは、あの二人の間の愛がご父母様を愛していたよりももっと強いから、ああなのだ。正しい、正しい。よい、よい」と思いました。それを気分を悪くして、「この者ども、なぜそうなのか。」と言うのではなく、「よい。よい。早くそうしなければ」と言うのです。(笑い)愛は通じない所がないというのです。分かりましたか。(「はい」)。

 日本の忠臣・乃木大将を知っているでしょう。三人の息子を(戦争で)亡くして、自分も後で腹を切って死んでいった人です。このような人も愛のためにそのようにしたのです。国王を愛するのが、自分の国を愛するのが、家庭よりも大きな基準にあるので、家庭を千個、万個、国のために犠牲にするのです。その中心が壊れれば希望もなく、すべてがなくなるのです。そのような観点から見る時、その中心たる国が世界に勢力を及ぼしていくために、そのような心をもち、自分のこと、家庭を犠牲にして、自分一身と一家を滅亡させた人を忠臣と言うのです。そのようなことを知っていますか。

 忠臣は、自分の息子・娘、自分の妻まですべて犠牲にしたとしても、その王と王権と国が無事であることを願って、一族を投入するのです。投入する際には一つではありません。一度死に、二度死に、三度死に、東西南北四方を回ってくることのできるところまで犠牲になれば次元が変わるのです。復活が起こるのです。

 皆さんもこの一点を中心として、個人完成、家庭完成、氏族完成、民族完成、国家完成、天宙完成をしたいでしょう。自分を中心としてそのように完成して、自分がセンターになりたいでしょう。そうですか、そうではありませんか。(「そうです」)。どんなに愚かで、どんなに小さな女性でも、そうであってこそ初めて女性であり、この地上の神様の娘として万物の主人となることのできる候補者として、地を踏みしめて生きるのが恥ずかしくなく、万物のすべてのものを吸収して食べたとしても、それが「ありがとうございます」と言うのです。ナンバーワンになるだろうということです。

 愛の臭いに引かれる

 鉱物世界を知っているでしょう。鉱物世界にも主体と対象があるでしょう。分子を見れば、陽イオン・陰イオンからできていて、それがすべて一つを中心として回るのです。植物世界を見れば、雄しべと雌しべを中心としてプラス・マイナスが回るのです。天地の調和がなされるのです。あなたたちは知りませんが、その世界も最も喜ぶことのできる内容で営まれているのです。

 動物世界の中に昆虫世界があるでしょう。ばい菌は昆虫ですか、何ですか。ばい菌を昆虫と言いますか、何と言いますか。(「細菌です」)。細菌を何と言いますか。(「昆虫です」)。(笑い)昆虫にもなれません。ウィルスです。それが相対化して虫のように繁殖作用をするのです。それゆえ、菌の世界も夫婦になっているというのです。現代医学でそのように言っているのです。どんなに小さな細菌の世界も、顕微鏡で数百万倍大きくして初めて見えるその世界も、雄・雌からなっているというのです。

 数千倍拡大して見れば、人間の愛する姿と、そのウィルスが愛する姿が違うでしょうか、同じでしょうか。彼らにも生殖器があるでしょうか、ないでしょうか。(「あります」)。凹凸があるでしょうか、ないでしょうか。(「あります」)。見ましたか。(「はい」)。(笑い)見たのかというのです。それは見なくても分かるのです。天地のすべての怪しく邪悪なものも「嫌だ」と言いません。すべてそのようになっているというのです。大きなもの、小さなもの、植物、動物すべて、見るとそうです。

 「神様であっても私を訪ねてくるはずである。世の中を眺めてみても、乱れた女しかいない。フリーセックスをし、かびの臭いがする。神様はきれいな所を訪ねていく。自分一人きれいです。神様、私を訪ねてきて救ってください。お願いいたします。お願いいたします」と言うことのできる特権が愛にはあるのです。アーメン。(「アーメン」)。それを歓迎しますか。何にあるのですか。(「愛にあります」)。あなたはそのような自信をもっていますか。神様も女性が必要ですか。(「はい」)。見ましたか。

 先生が教主様でも、正しいことは正しいと言うのです。真理に合わないことは教主様は言いません。真理に合うので、どんなに笑ったとしても、後にはすべて頭を下げてわびるのです。「先生の後をついていきます」というのです。

 日本からここに何をしに来ましたか。ここでは汗をかくのに、日本から何しに来ましたか。何か空気がいいからですか。清平の何がいいのですか。臭いがするのに、ここに何しに来たのかというのです。愛の臭いがするからだというのです。それらを克服して余りある愛の臭いがするからなのです。ここでかいだ臭いは、永遠に忘れられない表題になるのです。この臭いを骨肉と細胞の記憶に残すために、哀れで見たくない清平であったとしても訪ねてきたのです。

 日本人が韓国に何しに来ますか。韓国をばかにしたでしょう。日本人が韓国を好む理由は一つもありません。私が学生の時の話を少ししましょうか。それを話せば、全部目を閉じてふろしきをかぶって泣き得る事情がたくさんあるのです。そのような日本人たちが、ここに何しに来たのでしょうか。愛の臭いが違うというのです。分かりましたか。

 日本人の愛の臭いは、かげばかぐほど悪くなりますが、ここから出る愛の臭いは、初めは悪くても、鼻を引き抜いて骨の中まで押し込める臭いがするのです。それで、一度来た人がまた来て、また来るのです。

 あなたたち、原理を聞いて家に行く時、傾いているはしごで上っていくバラックの教会にまず立ち寄りたいですか、あなたたちの文化的住宅、れんがつくりの家にまず立ち寄りたいですか。あなたたちの気持ちはどうでしたか。潰れて歪んでいる四畳半。臭いがし、立ち寄ってみればノミやなんきん虫がいるその家に、まず訪ねていったというのです。

 ご飯を食べても、麦ご飯がおいしく、耳パンがおいしいのであって、牛肉スープに白いご飯はおいしくないのです。その料理に、何が入っているのでしょうか。愛です。味の中の真珠のようなものです。そのような味をもつことのできるのが愛なのです。その味が入っていることによって、「麦ご飯でもいい。ごみ箱の横でもいい。臭いのする便所の間でも眠ろう……」と、みんな来たのではないですか。そうですか、そうではありませんか。(「そうです」)。

 だから、気が狂いました。気が狂ったということは「気が変になった」(韓国語でトラッタ)ということではないですか。到達した(韓国語でトダルヘッタ)ということです。何に到達したのかといえば、愛に到達したということなのです。気分がいいですか、悪いですか。(「いいです」)。

  孝子の行く道はために生きる道

 孝子の愛を、私は死んでも願います、適当に願います、必要です。三つの中のどれですか。いちばん最初ですか、二番目ですか、三番目ですか。最初のものを願う人、手を挙げてみなさい。孝子になりたい人は手を挙げなさいというのです。サッと挙げなさい。 サッと挙げるために立ち上がってもかまいません。ほこりが立ってもかまいません。皆、孝子になりたいですか。 (「はい。」)。皆、孝子にはなれなかったでしょう。(「はい」)。

 日本の村のお母さん、お父さんの前に、孝子になりますか。東京、大都市の大きな家で暮らす素晴らしいお母さん、お父さん、お金持ちのお母さん、お父さんの前に、孝子になるつもりですか。王宮に入って、王に侍りながら孝子になるつもりですか。どの孝子になるつもりですか。(「王宮に入って王の孝子になるつもりです」)。

 違いがあります。比較的に見る時、孝子は、豊かに暮らしながら孝子であるのが本物の孝子ですか、貧しく暮らしながら親孝行するのが本物の孝子ですか。(「貧しく暮らしながら親孝行する者です」)。一日にご飯を一食しか食べられない家庭に暮らしながら、お母さん、お父さんに、自分の血肉まで売ったとしても三食のご飯をつくってあげるのが孝子ですか、三食のご飯を食べ残して処理できず、ご飯をたくさん盛ってあげながら侍るのが孝子ですか。(「血肉を売ってでも親孝行する者です」)。本物の孝子は、豊かに暮らす家からは出てきません。それを知らなければなりません。

 日本は豊かですか、貧しいですか。(「豊かです」)。豊かならば豊かなほど、親不孝者に近いのです。お母さん、お父さんを餌食にしようとします。自分の弟、妹を蹂躙しようとします。お母さん、お父さんが飢えていても、弟、妹が飢えているのを見る時、お母さんのご飯を弟、妹に与えるのです。お母さんは徹夜しながら見守るのです。その息子・娘は骨に染みて分かるのです。「弟、妹をあのように愛するのだから、私もお母さんに従って、その弟、妹に一銭でも協助してあげよう」と……。自分のご飯を先にお母さんに分け与えるようになる時、孝子圏、孝子の環境が生まれるのです。そうですか、そうではありませんか。(「そうです」)。自分だけのために生きる人は、全部追放されるのです。

 このような観点から見る時、孝子の行く道はために生きる道です。分かりましたか。 (「アーメン」)。本物の孝子になる道はために生きる道です。環境がよい所でために生きるのではありません。貧民屈の中の貧民屈で一日に一食食べるその場所で、自分の三人の息子たちがすべて飢えて座っているのに、「侍ります。」と言って、自分たちが飢えているのを隠し、一睡もしないで夜を明かし、「次の日またそのようにしよう」と言う人がその町にいたとしましょう。その人よりももっとそのようにする人がいなければ、その人が一等だということを知らなければなりません。理解できますか。(「はい」)。

 皆さんの目はどうですか。父母のために自分が天下にない孝子になろうとするコンタクトレンズをしたように、心で見て、内的な面で父母の前に親孝行し、外的な面で父母の前に親孝行しようとするのが忠臣の道です。

 一族を越えて、一国を越えて、道を越えて、県を越えて、地の果てから地の果てまで、平均的な立場で愛そうと、その国のためにそのように悲惨な立場に立ったとしても、「その国のどんな悲惨な立場で親孝行する者以上に親孝行をしよう」という時、その国において一等の中心になるのです。(「アーメン」)。そのように考えてみましたか。

  聖人の道理は数千年続く

 堕落したので蘇生、長成です。長成期完成級までなのです。長成期完成級は国の基準を越えられません。サタンは国以上を越えられません。世界はサタンと関係がありません。今日、数多くの国をつくったのは、神様が神様の世界をつくるうえで、国を越えて訪ねていくということを悪魔が知っていたからです。これを破綻させるために引っ張っていき、どのようになるのかといえば、神様の理想的な愛の土台と百八十度違った破壊的な現象を築いておいたのです。それが悪魔の願いなので、その時が必ず歴史上に現れます。その時になれば、すべて破綻するので、天はこれを受けて、再び修理しなければなりません。分かりましたか。すべて破ってしまいます。

 それゆえ、今現在がどのような時かといえば、民主世界であれ、共産世界であれ、世界的ユートピアという言葉が、この地球星になくなってしまったというのです。アーメンと言いなさい。(「アーメン」)。ソ連がどこに行き、アメリカがどこに行きましたか。アメリカ自体においてはすべて、エイズによる家庭破綻です。完全にめちゃくちゃに壊れたのです。全世界の先頭の国家だと自負していた共産党はどこに行き、民主主義はどこに行ったのでしょうか。民主主義はすべて壊れました。民主主義は駄目になります。民主主義を好んでいては滅びます。

 国家には愛国者の概念はありますが、世界と連結される聖人の概念はありません。これが問題です。さらに大きな愛のモデルを求めていく道がありません。さらに大きな愛の舞台を求めて越えるには、愛国者の立場を越えなければなりません。愛国者という境界線を越えてこそ、初めて聖人の境界線に入るのです。愛国者の思想よりも、世界を愛することのできるさらに大きな聖人の愛の観がないというのです。

 自分の一族だけを愛するのではありません。春夏秋冬といえば十二の月です。十二弟子を愛さなければなりません。イエスも十二弟子を愛して失敗して死んでいきました。これがさらに拡大すれば、十二弟子だけではありません。それが三段階でするようになれば、二十四弟子、三十六弟子に拡大されていかなければなりません。これを象徴的にするために統一教会は、三十六家庭にアダム家庭型、ノア家庭型、ヤコブ家庭形態が起こったのです。今後世界の先祖たちが、このように発展していくことのできる現象をすべて見せてあげたのです。そのような話はきょう、この時間にする話ではありません。

 それで、歴史時代に聖人たちが来て教えてくれたことは、「あなた、愛国者になりなさい」ということではありません。今までの世界は悪なる世界なので、堕落を楽しむ者たちなので、孝子がおらず、忠臣がいません。サタン主管圏の限界線におり、あちら側は断崖なので行く所がないのです。天の側では孝子の道理を教えてきたのです。堕落した人に孝子ということが分かりますか。(「分かりません」)。それを天が教えてくれたのです。愛国者の忠臣の道理を教えてあげたのです。それが忠臣の道理で終わってはなりません。聖人たちが来て教えてくれたことは、(世界を)万民の一つの家のように考えるということです。万国を自分の国のように考えなさいというのです。それが聖人たちが行く道です。

 聖人は故郷を超越しました。聖人の道理は数千年続くのです。分かりましたか。国が滅びたとしても、その国を乗り越えて世界を抱き、数千年でも続くのが宗教圏です。四大聖人と言うでしょう。世界という概念がありません。

  飢えて死んでいく人を救うため

 先生は家に帰れば、決して靴下を履きません。それが悪い伝統ですか、良い伝統ですか。(「良い伝統です」)。良家の家庭で、裸足で暮らす主人は紳士ですか、げす野郎ですか。(「紳士です」)。天下に号令する統一教会の統率者が座って、道を行く途中で裸足になって歩き回るならば、その方は聖なる方ですか、はしたない方ですか。(「聖なる方です」)。どうしてですか。(「自由だからです」)。違います。

 私がこのようにすることによって、五十億人類は、家に帰ってからは靴下を脱ぐのです。靴下一足で一月履けるというのです。そして、二十九足は売って、飢えて死ぬ人を救おうというのです。(「アーメン」)。神様も「誇らしいレバレンド・ムーン。」と言うのです。

 また、ウルグアイにある私たちのホテルに行けば、どこに行っても、お母様、お父様をいっぺんに包んでも余りある五色のタオルを積んでおいて、大きなものから順次何十種類と掛けてあるのです。今年になって先生がそのホテルに行きましたが、よいタオルを使いませんでした。使うのはこのような手ぬぐいだけです。これよりも少し大きなものです。それ以上は使いません。それから、タオルの片側を使うのです。十回行き、十年、二十年行っても、それしか使わないので、「先生は身体が不自由なのか、病気にかかったのか? 腕が動かないのか?」と、いろんなことを話すのです。

 先生がなぜこうするのかという歴史を話した時、知っている人がいました。そのホテルの手ぬぐいを使わずに、その残りの手ぬぐいを売っても、世界で飢えて死んでいく人たちを救うためにはホテルのタオルだけ売っても人類を救うことができると考えるのです。

 このような伝統は一日ではなせません。 十年、二十年かかるというのです。歴史というものを転換させるのは、一日ではできません。一生涯そのように暮らすことによって、そのような思想が引き継がれるのです。

 日本にいる一億二千万人が、先生のようにタオルを使えば……。毎日のように入浴するでしょう。(「はい」)。この民族め。 入浴は、福をたたき落とすのです。入浴をたくさんしないほど、福があるのです。一度言ってみなさい。(「入浴をたくさんしないほど福がある」)。気分がいいですか。

 韓国に長生きする一門がいます。その人に「長く生きる秘訣は何ですか?」と尋ねてみると、話さないのです。それでも、先生が「統一教会に来れば先生に報告しなければならないのに何だ。」と言い、尋ねると「入浴を一月に一回、二か月、三か月に一回した。入浴を多くしないことが健康にいいのだ」と言うのです。なぜ、そうなのでしょうか。

 山で生きるいのししが、数日に一度ずつ入浴しますか。(笑い)尋ねているではないですか。(「しません」)。ありとあらゆる糞を踏んで回りながら、一月であれ、一年であれ、ひたすらそのように暮らすのです。松のかさかさとした所で垢をばたばたと、おとすのです。(笑い)それが健康であり得る秘訣だというのです。季節によって皮が変わるのです。鶏も毛が生え変わり、犬も毛が生え変わるでしょう。(「はい」)。すべて自動装置で解決するように準備されているのです。それなのに、なぜ水に入りますか。それでなくても水がいっぱいにあふれているのに、水をかぶるので水病(お父様がその場でつくられた言葉)にかかるようになっているのです。

 日本人はなぜ、背が小さいのでしょうか。水病にかかって背が小さいのです。そうではありませんか。育つことができません。いつもかぶるからです。分かりましたか。今から大きな民族になろうとすれば、一年十二か月に一回ずつ入浴するのです。百歳ならば百回だけ入浴して暮らすならば、どれくらい時間を得ますか。その時間に労働してお金を稼ぎ、世界で飢えて死んでいく人の解放に使うべし。 ノーメンですか、アーメンですか。(「アーメン。」)

 洋式便器があるでしょう。洋式便器に小便をすれば、必ず三回してから流すのです。それゆえ、お母様に小言をたくさん言われます。どんなに言われてもそれを変更しません。なぜ、そうするのでしょうか。一日に水がどれくらい流れていきますか。これを節約すれば万民の食糧問題を解決し、救いの道がガラガラと開くのです。二百名が一人に責任をもてば、飢えて死ぬ人はいません。このようにして万民の解放圏を設定し、飢えて死ぬ人たちを救うためにそのような道を準備しています。そのような文先生が病気にかかって死ななければなりませんか、ある病気の菌が訪ねてきて後退していくでしょうか、友達になろうと言うでしょうか。(「後退します」)。

 先生は健康ですか、健康ではないですか。(「ご健康です」)。私は本来、健康でない人です。今も健康ではありません。年が八十に近い人が、何が健康ですか。けれども、十時間立って話しても、疲れを知らずにいます。疲れますが、忘れてしまいます。それは普通の人はできないのです。疲れたとしても、どうだと言いましたか。(「忘れてしまいます」)。あなたたちは、疲れを忘れてしまいますか。忘れてしまう前に、布団をかぶって横になってしまいます。

 そのような運動法を私が開発したのです。これを教えてあげればお金もうけをする人、詐欺が多いので教えてあげません。監獄に入って開発しました。今も十五分だけ運動すれば疲れがきれいになくなるのです。夜に布団に入る時、深呼吸をしながら三分間運動すれば水平をつくります。バランスを築くのです。静かな水面にお金を投げれば、波紋が広がっていくのです。

  神様と共にある場所が天国

 さあ、孝子にだけなるつもりですか。その次は何になるつもりですか。最初は孝子です。最初が孝子であり、二番目が何ですか。(「忠臣です」)。三番目は何ですか。(「聖人です」)。四番目は何ですか。(「聖子です」)。さて、あなたたちは何になりますか。孝子の立場に合格しましたか。(「はい」)。

 反対を受けなくてもいいですか、受けなければなりませんか。反対だけ受けますか。鞭で打たれて足が折れ、女性たちは髪の毛を刈られ、腕が折れ、あらゆることが起こります。父母に刺されて死んだ人もいるのです。それは良い世の中ですか、悪い世の中ですか。(「悪い世の中です」)。それゆえ、「町も悪なる所、国も悪なる所」と言うのです。

 家庭で「文総裁についていく、ちんぴら野郎たち、統一教会のムーニー」と言われるのです。部落で「ムーニー」と言って歓迎され、国で「ムーニー」と言って歓迎されなければならないのに、反対されるのです。どちらですか。歓迎される者たちですか、反対される者たちですか。(「反対される者たちです」)。あなたたちはみな反対されてきましたか。「反対されない人たちは、統一教会の真なる息子・娘になることはできない」と、このようになるのです。

 そして、「このような息子・娘を追い出す際には、国の外に追い出せ。太平洋の海にたたき出せ。それでも統一教会を信じる。反対してみろ。 十年、二十年後には反対していた者たちが、私のひざの前に屈服する」と思い進んでいくのです。そのような者たちがいますか。 反対を受ければ、「ああ……」と言いながら後ずさりして、日陰でついていく人がいるのです。日本だけでも、教育を受けた人は数百万います。入ってきて「いい。」と言いながら万歳を叫んだ人たちが、反対が始まると冠(よい立場)まで切ってしまって逃げ出して、あらゆることをするのです。ここにも、逃げ出してから来た人がたくさんいるはずです。そうでしょう。

 一度逆賊になった者が許され、三回逆賊になった者が許されますか。そのような法がありますか。(「ありません」)。簡単に逆賊になるのです。家庭において親不孝者は村の外に追い出されなければならず、国の逆賊は外国に追い出されなければならないのです。それゆえ、統一教会の教会員たちの中で賢い人たちは、日本が反対するので外国にみな訪ねていったのです。今回、世界的にすべて連結されたので、みな綱渡りをして戻ってくるのです。

 サタン世界と善なる神様の側の世界があったならば、統一教会はどちら側に立つと思いますか。サタン世界が好む教会ですか、サタン世界が悪いと言う教会ですか。(「サタン世界が悪いと言う教会です」)。サタン世界が悪いと言えば、善い人たちですか、悪い人たちですか。(「善い人たちです」)。その代わり、サタン世界が好まない以上に神様が好みます。どうですか。だれが好むと言いましたか。(「神様が好みます」)。

 神様を見ましたか。見たことがないのに、反対されても気分がいいのです。雷が落ちても心配せず、爆弾が落ちても、爆弾が「忠臣がいる」と言って、風が吹いたりして、自分の頭の上には落ちないのです。どれほど幸福ですか。恐ろしいものがなく、心配がないというのです。万事、解放圏です。世の中でもてなされ統一教会に反対するよりも、世の中で反対され監獄暮らしをしたとしても、神様と共にあることのできる場所があるならば、その場所が地獄ではなく、天国なのである。 アーメン。 (「アーメン。」)

 それを願いますか。愚かな人たちが、何をしにここまで来ましたか。何をしにここまで来たのかというのです。英国人、ドイツ人、ヨーロッパ人が、何をしにここに来ましたか。反対されたとしても、天の国の孝子の称号を受け、天の国の忠臣の称号をもらい、天の国の世界的な称号をもらい、天と地を統一して、二つの国の法と王宮法を守ることのできる、四つの法を守ることのできる聖子の道が、ここに収拾され得るので、自分の心はここに来て苦痛ではないのです。必ず来なければならない道に来たと思うので、ありがたく、感謝なのです。アーメン。(「アーメン」)。そうですか。 (「はい。」)。

 ここの三分の一は、「ただ、来ただけだ」と思っているでしょう。「先輩たちが行き、いいと言うので来てみると、何がいいのか。汗を流して手をたたき、手のひらにひびが入り、血が出て……。果物を食べたいのに、一つも食べるものがない。寝かせてくれるのだろうか。死ぬことができなくて生きていくのだが、四十日間どうやって我慢するのか。大変なことになった。」。そのような人たちがいれば、手を挙げなさい。私が送り返してあげます。四十日修練に来ていませんか。

 さあ、我慢できないという人、手を挙げなさい。送り返してあげます。(「我慢します」)。死んでも行かないつもりですか。(「はい」)。帰りませんか、帰りますか。(「帰りません」)。なぜ、帰りませんか。誇れるものが、何かありますか。

 「ああ、ご父母様。家庭時代を迎えて、統一家において孝子になります。国が反対したとしても、日本で家庭をもったいかなる人よりも、統一教会の祝福を受けた家庭としてナンバーワンになります。そうできる家庭になります」。そのように言えば帰らなくてもかまいません。なぜでしょうか。忠臣の家庭となる道がそこにあるからです。先生と神様はそれを願い、それを主流としているのです。そのようにすることのできる内容があれば、残ることもできますが、その内容が欠如したり、ないときは帰らなければなりません。それが命題です。答えならば、百点をもらえる答えです。

  太陽の光、空気、水を保護する

 それで、孝子になりましたか。(「はい」)。いいですか、孝子がどのようなものかといえば、エデンの園でアダムが孝子になりましたか、なれませんでしたか。(「なれませんでした」)。エバが孝女になりましたか、なれませんでしたか。(「なれませんでした」)。なぜ、なれなかったのかというのです。愛を売ってしまいました。二番目には所有権を売ってしまいました。三番目は心情を売ってしまいました。これが孝子ですか、親不孝者ですか。(「親不孝者です」)。間違いありませんか。(「はい」)。

 家庭で親不孝であり、国で親不孝であり、世界で親不孝であり、天地の前にも親不孝です。神様の前にも許されません。裁判長が見る決定的な親不孝です。それだけはみな知っているでしょう。知っていますか、知りませんか。(「知っています」)。どんな日本人でも、ここに来て座っている時はそれを知っています。皆、学んできたでしょう。(「はい」)。

 あなたたちは孝子になりましたか。親不孝者ですが、アダムとエバよりはよくなければならないでしょう。(「はい」)。どのくらいですか。アダムの頭を踏んで、飛躍しますか、跳躍しますか。(「跳躍します」)。跳躍とは、角度をもって飛んでいくのです。

飛躍は垂直です。 (「飛躍します」)。跳躍しますか、飛躍しますか。(「飛躍します。」)。跳躍は途中でやめてしまいなさい。跳躍をすれば、この中はすべて空になります。飛躍すれば、神様の王座の下と全部連結され得るのです。垂直になれば空いた所がありません。ぎっしりと満ちています。ぎっしりと満ちた孝子になるのです。では、跳躍しますか、飛躍しますか。(「飛躍します。」)。

 飛躍するのに、日本において境界線を越えるのは、飛躍ですか、跳躍ですか。尋ねているではないですか。日本から韓国に来るのは、飛躍ですか、跳躍ですか。(「飛躍です」)。とんでもありません。日本の地の果てはどこですか。アルゼンチンやウルグアイです。地の果てに行ってここを見下ろすのです。南極と北極が一つになり神様の愛の磁石になって、反対に回っていたのが正しく回るのです。千辛万苦、反対していた悪なる世界、悪なる不孝世界、悪なる忠臣世界、悪なる聖人世界をすべて消化してつまみ上げて、なくさなければならないというのです。そうしなければならないというのです。そうしてこそ飛躍が可能です。

 先生は今どこにいますか。韓国とウルグアイとでは、ぴったり垂直です。そうですか、そうではありませんか。(「そうです」)。先生が何ですか。北極占領、南極占領しなければならないというのです。将来はそれが、金銀、宝になるのです。今後の世界は水と緑の地帯です。

 いちばんの問題がそれなのです。公害が問題です。水が汚染され、空気が汚染されるのです。それをどのように防ぎますか。今もそうではありませんか。アマゾン地域の木々を切るので、酸素が欠乏して、ヨーロッパで税金を出して、そこに数億ずつお金を支払っているのです。空気で大騒ぎです。分かりましたか。(「はい」)。

 その次に水です。日本近郊の水が汚染されていますか、汚染されていませんか。(「汚染されています」)。第二次世界大戦以後、今から五十二年前です。以前はどこに行っても、魚たちがピョンピョンと飛び跳ね、水田に行っても魚の群れが動き回っていたのに、今はそうではありません。シナモズクガニというのもいたのに、今は水田にいないのです。魚もいなくなりました。そのような害毒のある水で育った米を食べて暮らすので、その毒素がぎっしりと詰まっています。これを防ぐすべがないのです。今、大きな問題です。

 五十年でこのような人口をもったので、三世紀の期間が過ぎれば何倍ですか。六倍です。六倍にもなる期間が過ぎれば、どれほど水が汚染され、空気が汚染されるでしょうか。今は鳥類も長く生きれません。昔は毛をむしるのがとても難しかったのに、今はすぐに抜けるのです。あなたたちの髪の毛もよく抜けます。

 日本の病気、何ですか。(「アトピーです」)。今いちばん心配するのがそれです。どうやって二〇〇〇年を中心として三世紀を越えるのかというのです。それゆえ、私が先頭に立って、水を清くする運動をするのです。水が多い地域が南米です。水がたくさんあります。その次には、南極、北極を全部消化しようというのです。そこは万年雪があります。いつでも汚染されない水がいっぱいに満ちています。これは将来、金銀、宝物をあげても買えなくなるのです。それゆえ、南極を占領しようというのです。水を占領しようというのです。

 その次に、緑の地帯を占領しようというのです。自分の周辺に木を一本植えられる土地があれば、小学校の学生から大学に通うすべての学生たちに責任追及して、緑の地帯をつくらなければなりません。空気浄化運動をしなければならないのです。そのように考えるのです。だれがそのように考えますか。

 食べ物を解決し、その次には空気、その次は太陽の光です。空気が汚染されれば、太陽の光も遮るのです。太陽の光を汚染してしまうのです。すべてそのようにしています。空気が汚染されず太陽の光がよく当たれば、アトピー病もすべて治るのです。それはすべて空気のせいなのです。太陽の光、空気、水の調和をなした、その線上に立っているのが人間の高貴な生命なので、これをどのように保護するのかというのです。この問題を世界的に解決する代表者が文先生です。

 文先生ですか、文先生様ですか。(「文先生様です」)。一人で自画自賛して、「先生様だ」と言う人が、優れた人ですか、愚かな人ですか。自分の妻と自分の息子・娘を自慢するのはまぬけです。しかし、自慢しなければなりません。そして、自慢することをみな好まなければなりません。あなたたちも先生を自慢しなければなりません。私たちは先生を誇ります。一度言ってみなさい。私たちは。 (「私たちは。」)。先生を誇ります。 (「先生を誇ります。」)。

 ですから、公害防止。 酸素欠如防止。 全部このようにするのです。分かりましたか。その次には皮膚病防止です。全部このようにするというのです。それゆえ、木を植えなさい。高価な木です。そのようなことを世界的にすべて教育して、百八十五か国に標準化を、早くするのです。

  女性たちの総司令官はお父様

 ここに何千名いますか。(「今、千九百名です」)。今、ジャルデンにつくっている建物は一万名入ります。中に五千名入り、周辺に廊下のように設置して夜に眠れるのが五千名以上です。そのようにして一万名以上入れる建物をつくり、式場もいっぺんに二千名以上入れるようにして、彼らが食べて暮らせるようにして教育をしようとするのです。何もなかったのに、修練所を中心として都市になってしまいました。

 ですから、日本人が優秀であれ、愚かであれ、四十日修練を受けたにせよどうであれ、責任者から入教した順番にすべて、南米に連れていって四十日修練をさせなければなりません。まず、エバ国家日本からです。

 日本人は何国根性ですか。(「島国根性です」)。島国根性は、世界でいちばん褒めたたえるべき根性です。歴史的な記念として立てるべき根性です。そうですか。その反対だというのです。それを一掃しなければなりません。何によってこれを一掃しますか。それをする人は先生しかいません。

 先生の話は生まれつきよく聞くようになっていますか、勉強してよく聞くようになっていますか。皆さんは本心があるでしょう。十六歳まで、堕落する前までの本心は、いまだに死んでいません。本来、真の父母に対する心情はもっているのです。先生を愛する際に本来、本心の起源は愛をもっているのですが、これが出てこられないように、あなたたちが引っ張り回しているのです。それをコントロールできるのは、強いプラスの愛、神様の愛です。それを中心としてポォーンと飛び跳ねなければならないのです。人工的にはできないのです。

 では、先生を好きな男性たち、手を挙げてみなさい。そうですか、とてもありがたいですね。先生を好きな女性たち、手を挙げてみなさい。男性たちは手をこのように挙げますが、女性はとにかく早いです。では、男性たちが先生をより好きですか、女性たちが先生をより好きですか。(「女性たちです」)。どうしてですか。自然なのです。プラスとプラスは反発します。公式によって動くのが天理の道理なので、「プラスの前にマイナスは自動的に吸収統一されるな」と言っても、ついていくのが女性なのです。

 先生がこのように優秀で美男子であり、世界の愛の主人として生まれたので、先生についていくような気がしますか、ついていかないような気がしますか。(「ついていきます」)。愛が恋しい女性たちは先生の後ろに来てこそ、いいことがあるのです。

 それゆえ、歴史始まって以来、女性たちの総司令官がだれなのかといえば、来られる主様なのです。なぜですか。新婦を訪ねてきた人です。新郎の前に、新婦が男性でしょう。男性ですか、女性ですか。(「女性です」)。ああ、女性を考えるだけでうんざりします。この女性のせいで、私が悪口をどれほどたくさん言われたか分かりません。女性はうんざりですが、仕方がありません。私も知らずにプラスになって、女性たちがいれば、サッと顔が向くのです。これは自然の道理です。

 それゆえ、女性と男性に「一つになるな」と言っても一つになるのです。先生が試験を受ける不当千万な立場にいました。愛という旗印のもと、私が大きなプラスの磁石で日本を小さなマイナスの磁石として、日本の女性たちがすべて一つになれば大きなマイナスの磁石になり、私がサッと行けば全部ぴたっとくっついてくるのです。気分が悪いですか。気分がよければ拍手し、気分が悪ければ拍手をしないでください。(拍手)

 日本の女性、世界の女性の中で、だれが文先生の側ですか。尋ねているではないですか。すべて教えてあげて、答えなさいというのに、答えを書けなければ落第です。絶対的なプラスがいるので、絶対的なマイナスになりたい人は、文総裁を絶対的につかまえなければなりませんか、つかまえてはなりませんか。私は知りません。(「つかまえなければなりません」)。女性が先頭に立たなければなりませんか、後ろに立たなければなりませんか。(「先頭に立たなければなりません」)。そうです。神様がそれを見る時、どれほどかわいいでしょうか。

 女性に出会えず、神様が苦労しているのです。イエス様も女性に出会えなくて、苦労をし死んでしまいました。人がどれほど虐殺されたでしょうか。それでは、文先生は女性によく出会いましたか、出会いませんでしたか。(「よく出会いました」)。日本の女性が、どれほど先生を誘惑したでしょうか。怨讐です。ですから、きょうの題目が何ですか。「真の愛の主人になりましょう」です。

 今から三百六十万双を越え三億六千万双をする

 さあ、孝子になる道が分かりましたね。真の愛でなければ真なる孝子がいないという結論です。今、世俗的な愛、間違った愛の伝統を受け継いだ人間たちが、このすべての愛の土台、孝子の土台、忠臣の土台、すべてを壊してしまいました。天の国の絶対愛を中心として、真なる孝子の道理、真なる忠臣の道理、真なる聖人の道理、真なる聖子の道理を経て、神様の前に立つことによって、その時に初めて相続されるのです。

 アダム家庭においては、未来の国と未来の世界と未来の天の国のすべてのものをつけて、自動的に大きくなっていきながら相続するようになっていたのです。木が数年育って大きくなって実を結ぶように、そのような過程を経るのです。堕落することによって段階的に、旧約時代、新約時代の闘争歴史を数千年歩んできたのです。アダムとエバが堕落することによって、祝福された世界版図圏を築くことができませんでした。家庭で失ってしまったものを復帰し、世界的勝利圏をもつためには、メシヤを送って国家的勝利圏を拡大し、世界的勝利圏を拡大させなければならないのです。そのために来られる方が再臨主なのです。それが来られる真の父母の使命です。分かりましたか。(「はい」)。

 その使命はどのようにならなければならないでしょうか。世界に勝ち、世界の数多くの民族的家庭を形成するのです。一つの家庭で失ってしまったものを、世界版図の家庭圏内で収拾するのです。兄弟です。六十億人類の兄弟と一家庭を中心として勝利できる立場に立つようになれば、アダム家庭に自動的に連結されるのです。家庭的祝福、民族的祝福、国家、世界、天宙、天地、相続すべきものを失ってしまったのです。長い歴史を、旧約時代、新約時代へと、その舞台の形態をもって一つの家庭形態を築いて祝福解放圏の世界さえ始まれば、一週間で祝福を受けることができるのです。ですから、国家時代を越えました。

 ですから、世界平和家庭連合から世界平和宗親連合へと上がっていくのです。宗親連合です。その次に、世界平和国家連合です。世界平和世界連合までいってこそ、初めて地上に天上天国ができて、全人類が共に生きるのです。今から三千六百万双を越えて、三億六千万双をします。

 [日本語で語られる]安息圏宣布。おもしろいことは何かというと、これは家を象徴するのです。家の冠です。これは女を象徴するのです。「安」の字は、安らかな家の中心が女です。家の中心が女なのです。女は家庭の王様です。女の仕事はそうです。子供と一つにならなければいけないのです。お母さんが主体で、子供が客体です。この女と子供が一つになった相対の主体となるのが旦那さんです。旦那さんは奥さんと相対的関係にあり、子供と相対的関係にあります。だから、子供が蘇生、女が長成、完成です。

 だから、主人である女が自由に活動できる圏が家庭です。男は内的な主人ではないのです。外的な主人です。女は家を中心として、国を中心として、忠誠、忠臣の道をつくらなければなりません。女は孝子の道を準備し、男は忠誠、忠臣の道をつくります。家庭は親孝行、子供も親孝行。奥さんに対して、烈女というのです。そのように分かれているのです。だから、子供を捨てる女はいません。それは永遠の相対圏をつくるのです。

 [韓国語で語られる]主人になるためには、二つが一つにならなければならないのです。主体・対象が絶対的に一つになるのが、主人の立場、主体の立場なのです。何を中心として主体になるのでしょうか。愛を中心とした主体なので、神様に通じるのです。神様の肉になるとか、産毛になるとかして、通じるというのです。分かりましたか。
 ですから、創造する時は二つなのです。これも二つです。なぜですか。神様と連結するためです。その中には愛があるのです。耳も二つであり、手は一つですか。(「二つです」)。足も二つです。身体と心が二つですが、主体と対象なのです。これは闘います。他のすべてのものは闘いません。

 全部が相対を中心として運動するのが、自然世界の存在原則です。そうであってこそ、永遠に継続するのです。それゆえ、相対が必要なので、すべてのもので相対でないものはありません。相対が一つになる際は自動的に一つになるのです。しかし、人だけは相対になっている心と身体が闘いますか、闘いませんか。(「闘います」)。

  宗教は身体を打つ

 心と身体が闘わない人、手を挙げてみなさい。闘う人、手を挙げなさい。だれがそのようにしましたか。それが問題です。神様がそのようにつくりましたか。(「違います」)。身体と心は自動的に一つになるようになっていたのです。横、縦は自動的に一つになるようになっています。だれがこのようにしたのでしょうか。反発的になったのです。日本民族は血統が同じでしょう。同じですか、違いますか。(「同じです」)。同じ血統なのです。神様の血統が連結されていたならば、身体と心は自動的に一つになるはずでしたが、サタンの血統が入ってしまったのです。何によってですか。(「愛によってです」)。愛によってです。 それが問題なのです。

 善悪を知る木の果を取って食べたことでは、そのようにならないのです。愛によってここに移植されたのです。道を間違えて開いたので、誤った愛の血統になっています。ですから、その息子・娘はすべて神様の目にとげのようになっています。姦夫の息子・娘として生まれたので、これを愛することはできないのです。分かりましたか。

 ここに自分が愛する人がいて、明日結婚しようとしていたのですが、その町の未婚の青年が入ってきて、女性を強奪していって子供を生んでしまいました。そして、その女性が本然の夫を一度訪ねてみようと行き、その夫と子供と母親に会う時、本来の男性は「歓迎します」と言うでしょうか。「この野郎。」と言って、おのを持ち男性の頭をたたき割り、女性の頭をたたき割り、子供の頭をたたき割るのが人情の常であり、人間の思いなのです。そのように背いた愛の血統を残したので、神様もそのようにせざるを得ないのですが、たたき壊せばどのようになってしまうのでしょうか。創造世界をすべてたたき壊さなければなりません。あぜんとするのです。仕方なく、これを再び修理するのです。修理するためのものが救援歴史なのです。宗教歴史です。

 それで、宗教は身体を打つ役事をするのです。柔和で謙遜でいなさいといいます。しかし、サタンは驕慢でいなさいというのです。奉仕しなさい。本然の夫が来る時まで、絶対奉仕、絶対犠牲をすることのできる伝統ができて初めて、来られる主人に反発しないのです。

 それだけではありません。奉仕し、その次には何ですか。犠牲になりなさい。断食しなさい。身体の力が抜けて、心の通りに引っ張っていくことのできるようにするのです。それだけではありません。祭物になりなさい。血を流しなさい。人は二系統になっているのです。半分である良心は天の側であり、身体はサタン側なのです。分かれろというのです。このようして引き離したものに、サタンが来てはならないのです。人が体と心が一つになり、分かれた祭物が一つになることによって、分かれた氏族、民族、世界がすべて一つになることのできる道を築いてきたのが、宗教の救援摂理なのです。

 身体を打つのです。そして、それでも駄目なので、休まずに祈祷しなさいというのです。身体を弱め祈祷することによって、天の愛の炎がやって来て、力を倍加してくれるのです。そのことによってこの肉身が反対するすべてを引っ張り乗り越えて、三年、五年以上の習慣性によって一方通行にさせなさいというのです。それが宗教の信仰生活だということを知らなければなりません。

  天地父母天宙安息圏宣布

 いつでしたか、一昨日でしたか、宣布しました。何と言いましたか。天地父母。 (「天宙安息圏宣布です」)。 天地父母は縦的父母です。その次に真の父母は横的父母です。これが三角形にならなければならないのです。(板書しながら話される)霊界と肉界を逆さまに描いたのです。縦的な基準がこのようにして、神様の真の愛と人間の真の愛がこのように出会うのです。

 これをひっくり返したのです。どのようにしてもかまいません。アダムとエバを中心として暮らしました。赤ちゃんから兄弟時代を経て、夫婦時代まで行くのです。この延長線に行ってはなりません。すべて失ってしまいます。アダムとエバが育つ過程では、自分の愛の相対を知りません。エバは妹として、「お兄さん、きょう、どこに行く? お兄さん、どこにも行かずに家にいてよ」「嫌だよ。家にいてどうするのか。私は万物を主管する主人にならなければならないから、山に行って、うさぎからすずめ、蟻まで全部鑑定しなければならない」と言いながら、ご飯を食べれば、山へ、野原へ、川へと通うのです。男性はそうです。

 女性はそのようなことが嫌いです。そのようなことよりも「おもちゃの魚がいればいい。おもちゃの虎、おもちゃのかえる……」と思うのです。そうして、日陰の下で遊ぶのです。風の吹かない陰の下で、そのように遊ぶことを願うのが女性なのです。

 ですから、二人が過ごす時に、すべてのことをお兄さんを中心として動き、お兄さんが自分と一緒にいることを願うのですが、一緒にいることができますか。「待っていろ。」と言って行ってしまうのです。それゆえ、「お兄さん、私を連れていって」と泣いたでしょうか、泣かなかったでしょうか。毎日、心配は山のようであり、泣きながらついていけないのです。山にそのように通うので、お兄さんについて行くことができますか。あなたたちはお兄さんについていけますか。それで、母親もいません。天使長の保護のもとで育っているのですが、神様は見えません。無形の神様なのです。実体をもつ時まで現れることができません。現れても分かりません。

 アダムとエバは堕落しましたが、息子・娘を生んだ後で追い出されたでしょうか、息子・娘を生む前に追い出されましたか。(「生む前に追い出されました」)。生む前に追い出されたならば、神様の愛と神様の生命と神様の血統とは関係がないということです。サタンの一族であることに間違いないということを知らなければなりません。どんなに優秀な人、美男子、美女でも、よこしまな歴史の過誤を残したこと、女性は男性を誘惑し、男性は女性を誘惑した看板がついていることを恥ずかしく思い、顔をあげて歩き回ってはいけません。

 日本の女性たちは、化粧して銀座の街をあちこちと歩き回るでしょう。そのように気をひく者になって、エイズ病の森の中に入っていくのです。私たち統一教会の女性、男性たちはあちこち歩き回りますか、歩き回りませんか。世の中では女性、男性があちこちと歩き回るのですが、私たち統一教会は路地裏の日陰の中に入っていって、活動をするのです。「下りていけ、この者たち。」と命令するのです。

 ある男性も統一教会に美人が多いので関心をもっています。ところが、毎日のように活動しているのでエイズが伝染しないのです。男性にも女性たちは寄り添いません。「死んでも対することはできない」と言うのです。エイズ病を避けるための神様の保護として現れた努力が、活動させて地面の穴に追い込むのです。頭をあげて立ち上がるなというのです。死んで生きなさいというのです。

 私が、日本食口の中でパンツ一枚を七年間継ぎ当てをして、元の生地はなくなり、繕った糸一本糸一本で形を整えたパンツをはいていたというのを聞いた時、「ああ、文総裁が本物でなければ、雷に打たれて死ななければならない」と思いました。そのように苦労させたのに、罰を受けなければどうやって生きますか。そうではないですか。神様がいなければ雷に打たれて、いなくならなければならないでしょう。

  エバ国家は終わりまで苦労しなければならない

 では、統一教会で多くの苦労する人でも、文総裁が雷に打たれることを願う人がいますか、いませんか。自分は千回苦労したとしても、先生が平安に休むことを願うのです。先生の生涯で、あなたたちが考える休暇がありましたか、休む日がありましたか、おもしろい体験をしましたか。監獄に通ったのは知ってみると、自分と双子だったお兄さんです。双子として生まれたお兄さんであり、自分と別れることのできないお兄さんです。将来、そのお兄さんが結婚して、お母さん、お父さんになり、宇宙で神様に侍ることのできる王子、王女にならなければならないのです。

 それを知ってからはどのようにするのですか。そのお兄さんが行く道、そのお兄さんよりももっと苦労して、堕落したエバたちが救われるために何十倍、何百倍の苦労をしなければなりません。先生は天から降りてきましたが、自分たちは三百六十度を全部汚したので、三百六十回死んでから蘇ったとしても、それをすべて平準化させる責任が女性たちにあるというのです。

 ですから、女性国家、エバ国家は終わりまで苦労をしなければならないのです。分かりましたか。 (「はい。」)。三百六十万双で何等でしたか。(「一等です」)。今、三百六十万双で一等ですか。エバが家庭を破壊したので、復帰時代には一等にならなければなりませんか、びり等にならなければなりませんか。(「一等にならなければなりません」)。今、何等ですか。びり等です。一度言ってみなさい。びり等、びり等、びり等。頭をあげなさい。顔を後ろにそらして、肩に力を入れて自慢しますか、恥ずかしくてうなだれますか。びり等、びり等、びり等、びり等、びり等、びり等、びり等、(声がだんだん小さくなる)……。

 びり等を好きな人がいますか。ですから、私は韓国に対して、「韓国の祖国光復のために、韓国が信仰の祖国の威信を立てなければならない。この者たち。」と言ってしかり飛ばしたのです。私が日本に行って、しかり飛ばさなければならないのですが、日本には行くことができません。しかり飛ばしましたか、そのままにしておきましたか。あなたたちが二百十万双をしても余りあるようにたたいて駆り立てましたか、そのままにしておきましたか。韓国はお母様が来て三回ずつたたいて駆り立てましたが、日本は裂いても裂くことができません。今回、びりになりました。びりになってエバ国家の体面を立てられますか、立てられませんか。(「立てられません」)。

 そうだといって、国家をかけてアダム国家とエバ国家が結婚式をしましたか、しませんでしたか。国家的次元でできなかったではないですか。その道を行くのです。南北が一つにならなければならず、東西も分立されています。韓国のせいなのです。冷戦時代になったというのです。[日本語で語られる]韓国動乱によって冷戦時代が始まり、冷戦時代が終わるのも、韓国のオリンピック大会の時にソ連とアメリカがオリンピックで一つになったのです。韓国が中心です。南北が一つになっていません。このように先生が南北統一の条件をすべて立てて、このような宣布をしました。安息圏宣布をしたのです。

 [韓国語で語られる]今からは女性たちが連合して、国を救うのです。男性たちは信じられません。よこしまな者たちが世界を滅ぼしたので、女性たちが一つにならなければなりません。それで、お母様がここに来て十六数で南北の女性を連合したその基盤の上に先生が立って、国家的に宣言するのです。「私の言うことを聞きなさい。私に任せなさい」と言うのです。全部問題が起こるのです。女性たちを中心として、争う政治家の妻たちが家庭的に統一的な基盤をつくって、これらの家庭を新しく祝福を受けさせて、天の政道に従っていける群れをつくらなければならないと言って指導して、きょう、ここに現れたのです。

 そうであれば、ここで日本が「ウイサ、ウイサ、ウイサ。」と言って押してあげなければならないのです。そのようになっていますか。日本が文総裁を後ろから押してあげ、二つが一つになってアジアの英雄をつくらなければならないはずなのに、今、責任を果たせずにいるのです。お嫁にも行けず、新郎も迎えられない立場に立って、何を手助けしますか。それゆえ、フィリピンだとか台湾が、日本を代身できる時代が来るのです。

 もう三百六十万双を乗り越えました。三千六百双の手本をだれが残すのですか。韓国と、アジアにおいてはフィリピンと台湾です。そうではないですか。日本は落後しています。それゆえ、今から日本に帰って何があったとしてもこの仕事をなしてこそ、延命することができるのです。命が残ることを知らなければなりません。エバ国家圏はいくらでもあります。これを防止するために島嶼国家連合をつくり、半島国家連合をつくり、大陸国家連合をつくったのです。

 [日本語で語られる] 島嶼国家連合、半島国家連合、大陸国家連合。日本を救うため、いかりを東西南北に下ろし、船が沈まないようにして、それを警告しました。新婦としての使命を果たすために、宣教師を全世界に送り、再び抱擁して、再び生み変えるような忠誠の道を行くのです。(奥さんを)宣教師として送って、「ああ、自分の祝福家庭がどうなるのか……」、それは問題ではないのです。神の願う世界の救援の目的に援助すべき日本が、それに逆らう立場に立つのが問題なのです。そうなった場合には日本は、予言者の予言通り、一九九九年には太平洋に没落します。なくなってしまいます。そういう警告も察知したのです。分かりましたか。

 それは何かというと、真の主人になっていない、愛の主人になっていないのです。先生を目指して、日本が本当にすべてを捧げていないのです。その問題の最初は何かというと、愛を失ったのです。絶対愛の主君を失ったのです。それを合わせるために、アダム国家、エバ国家の表彰をつけているのです。「日本はエバ国だ」と信じているのですか、知っているのですか。知っていますか、信じていますか。(「知っています」)。信じていては何もなりません。信じるというのは間接であって、実在ではないのです。

 [韓国語で語られる]実在が必要です。実在にならなければなりません。ご父母様の愛の対象圏を蹂躙しているということを知らなければなりません。無念で悔しいことです。国が問題ではありません。真の愛は、国を与えても買えず、世界を与えても買えず、天地を与えても買えないのです。神様までも動かずに待っていることを知らなければなりません。その愛の主人を自分勝手に売るのですか。一身の細胞を全部ずたずたに裂かれても、新婦全体を祭物としても、惜しくないというのです。そのようにしても新婦の立場に立てないのです。はっきりと知りなさい。分かりましたか。 (「はい。」)。

  真の愛の主人にならなければならない

 [日本語で語られる]はっきりしなさい。弁明ができないのです。まずもって愛を切るのです。旦那さんを否認してしまいなさい。堕落のために偽りの所有権が生まれたのです。これを否定しなければいけません。自分の家とか自分の国(という概念)、それは自分のものではないし、日本のものではないのです。アダム・エバが結婚する前に、それは神のものでした。そうでしょう。愛も神のもの、所有権も神のもの、それから心情圏も神のものだったのです。堕落によって転覆してしまったのだから、再度命を懸けて、真の父を中心として反対の方向に展開しようとする時に、エバ国家がそれに背いて愛の相対圏に立たなかった、所有権の転換もなせなかった、それから百六十軒、百八十五軒、氏族を一致させて、神の国に接ぎ木もしなかったとするならば、それをなすまで延長、延長して、大変なことになるのです。

 だから、愛の主人になりなさい。愛の主人になっていないのです。日本は、自分たちがやると決意しても、それに対して……、世界的な計画がみんなめちゃくちゃになったのです。一回めちゃくちゃになり、三回もめちゃくちゃになりました。今はエバ国家群の国は、いくらでもあるのです。今、父母圏、王圏時代に入るから、これを抱えながら先生が苦労して、苦労して、神に心配をかけるようなことを続ければいいのでしょうか、やめなければいけないのでしょうか。処理すべきですか、維持すべきですか。(「処理すべきです」)。日本と統一世界、先生がそれをエバ国家と天使長の国家に認定しなかった場合には、こういうような復帰はできません。

 第二次大戦後、サタンが、頭であるイギリスと、カイン・アベル国家であるフランスとアメリカをすっと握ったので、その反対の尻尾のほうにあった、廃墟になった日本をエバ国に立てたのです。先生から言ったから……。それは思いもよらない憤慨すべき道なのですが、仕方ないのです。

 そういう日本の個人も、日本の家庭も、日本の県も、日本の国も、心情圏の民族全体も、一億二千万も、みんな愛の元の位置、旦那さんの新郎の所に行かなければなりません。それが再臨のメシヤです。第三アダムの世界的勝利の支柱になるべきなのです。分かりましたか。(「はい」)。その見地から見て、日本は今大変です。第二の宣言をしなければならないのです。だから、きのう夜通しで、すぐに対処するように言ったのです。のるかそるかの天下分け目、官軍と幕府の、それは関が原の戦いと同じ時代に入っているのです。一歩損ねた場合には、恥辱のどん底に落ちるのです。危機一発の破壊状況を迎えた日本の実情を知らなければなりません。

 きょうは、真の愛の主人にならなければならないという話です。先生の絶対要求、摂理観と一つになった時に、自分の要求とか、日本の要求とか、いうものはありません。 全部いっぺんに取っていったのです。安息圏というのは、家を言うのです。家がなければ安息することはできないのです。分かりましたか。すべての万物は相対的になっているのに、それがサタン的に主管されるのだから、みんな嘆息圏にあるのです。ローマ人への手紙八章にあるのです。「すべてが嘆息している」と。解放のひと時を願っているのが万物であり、人間なのです。天地世界共々が再臨の日を待っているのです。再臨の日にみんなふたを開けて解除してもらうのです。


 [韓国語で語られる]安息圏は、日曜日、月曜日、火曜日……一週間いつでも、地の地獄までも、地上天国、天上天国までも、どこでも思い通りに、神様が行ったり来たりしながら休むことができるというのです。休むことができると同時に、霊界ではおいしいもの、食べたいものを、いつでも神様が思い通りにつくって食べることができるのです。天下のすべての貴いものをもっていって、どこであれ食べることができるのです。

 それが王権を中心とした天の国だけでなく、この地の神様の家庭、神様が暮らすことのできる国、神様が暮らすことのできる世界、神様の無限な天国まで連結され得る相対的価値と因縁をつくったので、私たちが無限の世界に飛躍して相続権を受け、神様と苦楽を共にできる主人にならなければならないのが、創造の目的であり、理想だったのです。アーメン。(「アーメン」)。

 神様は、神様の夫人たるエバ、神様の息子・娘たるカイン・アベルを失ってしまいました。再臨主はこれを取り戻しにくるのです。あらゆる家庭の、おばあさんであれ、おばさんであれ、乙女であれ、浮気する女性であれ、全部先生が取り戻してこなければなりません。すべて私の愛する人です。その次には、息子・娘を取り戻してこなければなりません。それゆえ、これに反対するのがサタンです。「レバレンド・ムーンは夫人泥棒。世界の夫泥棒だ。レバレンド・ムーンは自分の妻や母親を奪っただけではない。息子・娘まで全部盗んだ泥棒だ……」。

 [日本語で語られる]「取っていって幸福な生活をさせるのではなく、召使のようにしたり、地獄に落ちるようにさせて、自分は傲慢な豪華な生活をやっている」と言うのです。

 先生は統一教会の教祖で幸福な生活を送っているのですか。では、なぜこんなものを着ているのでしょうか。いつも欠けたものを着ています。あなたたちが良心の呵責を受ける条件として、どこに行っても欠けたものを着ているのです。サタン的な公式の場には、堂々たる装いをして現れるのです。そういうことを知らないのだから仕方ありません。

 日本のメンバーたち、世界のメンバーたちも苦労しています。その前にあってはこういう生活をしなければ、文先生は指導者の立場に立つことはできません。目から、口から、鼻から、耳から、すべてにおいて模範にならなければならないのです。苦労、苦労するのです。人間の生涯を懸けて、先生以上に苦労した者はないのです。得るものはすべて得られます。家をいくらでももてるし、自動車、飛行機も何台ももつような実力をもちました。国家首相たちを連れて、友達にして教育するような関係もみんなもちました。でもそんなことは、天の利益を満たした上にあるのであって、自分の利益は考えません。

 きみたちはそうではないでしょう。統一教会を信じて祝福され、自分の幸福を求め、自分が成功したふりをして生きてみたいのでしょう。それでは復帰できません。天に帰れません。この地上の世界に対して、百八十度反対の方向に行かなければ、天に近づく道はありません。分かりましたか。 (「はい。」)。

 [韓国語で語られる]現在生きている形態の百八十度違った形態の姿、自分の存在意識を忘れ、御旨の存在の意識だけが、第一条から第百二十条になることのできる生活をする人が天国に行くのです。自分の息子・娘、自分の家、自分の夫、自分の一族のために、天の方向に前進するものを妨害する群れたちは、天の前に逆賊であり、反逆者だということを知らなければなりません。分かりましたか。 (「はい。」)。

 [日本語で語られる]そのような道を越えずしては、真の愛の主人になりません。そのようなことをはっきりと知れば、今回、帰り、総合的な決心をして、萬生懸命ですか、一生懸命ですか。(「萬生懸命です」)。一生懸命は日本的ですが、萬生懸命は天的なものです。「話にもならず、信じられない、どのような話でも信じて乗り越えよう」。そういう決意をせずしては、日本はエバ国家の使命を果たせる道が永遠にないというのです。分かりましたか。

 そのような惨めな日本人になることを願う日本人は一人もいないはずです。そのような結果の一人の圏内に入りたいですか、それを凌駕する人になりたいですか。凌駕したいという者、両手を挙げてみなさい。

 そのようにすれば、きみたちにも真の愛の主人になる道があるでしょう。先生も相対関係でつなぎ、家庭も相対関係、国も相対関係、世界、天宙も相対関係でつなぐでありましょう。それゆえ、真なる主人になるのが間違いないので、きょうの題目に合った内容の通りになされることを決意したのだから、それを信じて、先生は安心して、行くべき道を引き続き行きます。振り返ってみた場合に、再び失望させないことをお願いしながら先生の言葉を終わりにいたします。(拍手)




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う 奇知の外の凡人 が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2023.03.28 22:24:28
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