ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 7, 2006
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「大フーガ、ト長調」

 今日はカルテットの練習をした(第一バイオリン:僕、第二バイオリン:マイク、ビオラ:ジェーン、チェロ:ケーティー)。 前回 に引き続き、モーツァルトのト長調の練習。

 この曲、聴く分にはすごく幸せな気分になれる名曲だけど、きれいに弾きこなすのは難しい。今度先生に診ていただくことで合意した。

 1楽章に関しては、我々は、各所に出没する16分音符の波形やシンコペーションのリズム、トリッキーな弓づかいの処理に忙しく、強弱記号を守ってメリハリのある演奏をするとこまで至っていない。そのあたりが次回の練習の目標か。

 3楽章(緩徐楽章)は、六連符(三連符 x 2)と16分音符/32分音符とを潔く切り替える箇所が重要ポイントのひとつ。

 4楽章は、何度も出てくるフーガの全音符の音量や奏法について話し合いながら練習した。この楽章、単独で採り上げて弾く価値あり。僕は今まで、モーツァルトのカルテットの終楽章といえば、「不協和音」のそれを特に好んでいたが、この曲の終楽章はそれに勝るかも。やっぱりフーガは楽しい!





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最終更新日  Sep 11, 2006 02:29:20 PM
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