ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 18, 2006
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「速けりゃ速いほどいいってもん?」

 今日は、ベートーベンのカルテット1番の練習をした。 前回の練習 は三週間前。各自猛練習のうえ今日を迎える予定だったが、第2バイオリンのマイクが、「ジュディ(=奥さん)の誕生日だったのをすっかり忘れていた」ためドタキャン。マイクがドタキャンするなら、僕としてはどうせなら練習自体を中止にしたかった。(今週はあまりに多忙すぎる。オーケストラの本番も控えているし。) でも、この曲で来月のアタマに先生にレッスンしていただく予定になっていたので、とりあえず集まろうとのことになった。
 急遽、代弾きでオードリーにご登場願った。他のメンバーはいつもどおり(第1バイオリンが僕で、ビオラはジェーン、チェロはケーティー)。

 当初より、1楽章及び(又は)4楽章をレッスンしてもらうと決まっていたが、最終的に、初回のレッスンでは4楽章のほうを診ていただくことで合意した。

 この楽章、譜面ヅラは難しそうだが、弾いてみると意外に弾きやすい。
 かなり遅めに練習してきたが、もう少し速く弾いてもいいのではとの意見が続出。僕は 速けりゃ速いほどいいってもんじゃない! と思ったけど、どれぐらいの速さを目標にするかを四人で話し合った。そして、かなりもめた。各人の理想の速さが全く異なっていたから。ファーストを弾く僕としては、自分の首を絞めたくない……。
 じゃぁプロの演奏を聴いてみようということになって、ケーティーが取り出したのはボロディン四重奏団のCD。さっそくプレイヤーにかけてみると、僕がイメージしていた速さの倍の猛スピード。で、やっぱり「速けりゃ速いほどいい」ってことになってしまった。


 さて、今日の練習でもって、レッスン前の合わせは早くも終了。あとは、来月のアタマにぶっつけ本番でレッスンを受講することになった。





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最終更新日  Aug 16, 2007 11:45:03 AM
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