ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 31, 2010
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「来し方行く末」

 今日はピアノ合わせの日。

 去年の夏からちまちまと練習してきたフォーレのソナタ。いつも合わせてくださるピアニストのセスさんともども、いい加減ケリをつけて次の曲に進みたいと思ってたので、泣いても笑っても今日の練習を強引にも最後にすることにした。

 まだまだ全然弾けてないけれど、この曲と出会えてほんとうに良かったと思ふ。

 とにかく頭を使って考えながら弾かないといけないので、実にいい訓練になった。どのように音楽を創り上げていくべきか、せっせと解読しながら弾く。

 例えば1楽章。半音階が激しく多用されてるのだけれど、行き着く先はどこなのか、何調なのか。また、いくつの「型」が使い回しされているのか。

 例えば3楽章。1小節を1拍と数えるとして、大きく捉えて3拍子のとこと2拍子のとこがどのように配置されているのか。

 バイオリンのパート譜だけ見ててもわかんないので、ピアノ譜も見ながら「あーでもない、こーでもない」状態。
 フレーズや和声の流れを把握するいい勉強になった。



 この曲は今日の練習をもってオシマイにするつもりだったけど、それもまたもったいないかと思い始めてる始末。






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最終更新日  Jun 4, 2010 06:18:27 AM
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