ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 5, 2010
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 愚痴らせていただきたく。

 身近にいる某音楽仲間の人で、あまりにも楽譜の管理がズサンな人がいます。
 楽器が上手いとか下手とかいう以前に、楽譜の管理能力って大切だと思うのです。借りた楽譜は必ず返すとか、複数のパートからなる譜集は全パート揃えて保管するとか。
 ま、確かに21世紀にもなっていちいち紙でやりとりするのもナンだけど、だからこそしっかり管理しないと。

 先日も、せっかく近所のピアニスト氏から誘われて五重奏を練習しようということになったのに、当日になってパート譜がないだのと大騒ぎしてるお方が約一名。せっかく事前に楽譜を配布してたのに。 
 足りないパート譜はその場でなんとかネット検索してPDF譜を拾ってくることも可能だし、iPadがあれば何とかなったかもしれないものの、ネット環境(さらにはプリンター)がいつでもどこでもあるとは限らない。

 今回に限らず、肝心の楽譜がないために真っ青になったことは過去にもあって、今までもかなり危ない橋を渡ってきました。結婚式で弾く予定の何曲かの楽譜が当日なぜか行方不明になり、大慌て。結局は、同様の楽譜を持ってる知人に連絡し、携帯で1ページずつせっせと写真撮ってメールしてもらったりとか(笑)。

 以前にバイオリンを教えていただいた師匠(ポール先生)も、「あの楽譜どこ置いたっけ」と言って、いつもあちこち稽古部屋ぢゅう探しまくってるような人でした。
 でも、彼の共演相方チェリストはさらに輪をかけてヒドかったらしい。先生ってば自分のこと棚に上げて「あいつとはもう共演したくない」だのとよく愚痴ってたものです。しまいにはほんとに訣別なさってました。



 考えすぎかもしれないけど、アメリカ人って、「楽譜なんて単なる目安」と軽視してるのでしょうか。ジャズ発祥の地だし、そうゆうお国柄なんだと割り切って自分自身を納得させてみます。






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最終更新日  Oct 7, 2010 12:04:12 PM
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