ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 12, 2011
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 今日は「婚礼祭」にて演奏いたしました。

 婚礼産業に携わる各社が必死に自社商品を宣伝する場。花嫁衣装屋、菓子職人、写真/映像撮影師、花屋、贈り物屋、宝石屋、印刷屋。模擬挙式も開かれました。ギョーカイの最新事情を垣間見てしまったわけで。

 ご来場者の客層は、既に婚約している若い男女だけでなく、婚活中と思われるお独りさま、花嫁衣裳ヲタクや、新郎新婦の親御さん、あるいは晩婚か二度め三度め婚と思われる中高年の方々。みなさん目を皿のようにして必死に品定め。

 そんななか、我々は芸人部門での参加です。(Pf スタン、Vn/Va ぼくとシャロン、Vc エレン)
 うちの上司(=演奏家派遣事務所の社長)からは、「ちゃんと演奏して宣伝してこいよ」と、脅しのメールが直前に来てました。が、やっぱり3時間ぶっ通しはキツかった。

 ま、ピアノ四重奏、ピアノ三重奏、弦楽三重奏など、交替で休憩しました。
 そしてもちろん休憩中は「菓子職人部門」に出没し、「婚活中なんっス」とか言って客のふりして試食しまくり(笑)。

 現実的には、結婚を控えた方たちにとっては、やっぱり花嫁衣裳だの晩餐の内容だのが最優先。どの音楽団体に生演奏を頼むかなんて、気が回ってないのが普通かと。ぶっちゃけ、CDでもいいっか、みたいな。

 今日の営業で果たして何件の受注につながるのか、全く予想がつきません。社長に何と報告すればいいものか悩みます。本番終了後、近くの酒場に移動し四人でボソボソ相談したのでありました。


<本日演奏した曲の記録>

Jesu, Joy of Man's Desiring
Sleepers Awake BWV645
Sheep May Safely Graze BWV208
Arioso BWV156
Prelude (Shostakovich)
Largo (Handel)
Jupiter (Holst)
Nimrod (Elgar)
Salut d'Amour (Elgar)
Bolero (Ravel)
Meditation from Thais

Canon (Pachelbel)
Liebestraume No3
Panis Angelicus (Franck) 天使の糧(パン)
Cavalleria Rusticana
Christmas Concerto

There Must Be An Angel (Eurythmics)
The Entertainer
I Will Survive
The Sound of Music
In My Life (Beatles)
Something (Beatles)
Field of Gold (Sting)
In The Mood
Copacabana
When You Wish Upon A Star
One Hand, One Heart (West Side Story)
What A Wonderful World





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最終更新日  Jun 13, 2011 07:24:50 AM
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