ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 21, 2012
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「ハイC、ローC」

 夏も終わったことだし、久しぶりに屋内に引きこもって室内楽ごっこ。今日はシューベルト五重奏。Vn1 ジュリー、Vn2 ぼく、Va エレン、Vc1 マルディ、Vc2 メルセデス。

 ザ・難曲。とにかく体力が必要、かつ冷静な分析力や対応力なども。てゆーか、そもそも五重奏というのは、四重奏や六重奏よりもずっとタイヘン。ちょっとした解釈のズレが大喧嘩に発展する可能性もあって。

 この曲を弾く/聴く場合、ぼくが一番緊張する箇所は以下の二点。


 ↓2楽章アダージョの後半。第二チェロ奏者の腕の見せどころ。低弦で的確にウネウネ弾くのは至難の業。臨時記号とか二重シャープとか、強拍お休みとか、罠がいっぱい。

schubert5teta.png


 ↓もうひとつは、3楽章スケルツォの第一バイオリンの最後。超高音のド。繰り返しとダカーポで計三回、このハイCをきっちり当てなきゃいけない。

schubert5tetb.jpg








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最終更新日  Sep 28, 2012 08:25:17 PM
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