ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 11, 2016
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カテゴリ: 映画、テレビ
「Bitter Sweet Symphony」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 経営難のオケ、ニューヨーク交響楽団 New York Symphony(架空)を舞台に、演奏家/組合、事務局、そして新参メキシコ人指揮者(ガエル・ガルシア・ベルナル演)らのドタバタを描いた娯楽作品。日本でも第一シーズンは視聴できるようですが、こちら米国では第二シーズンも配信ずみ。今回なんとゴールデングローブも受賞したみたいだし、これを機にここに書き留めておこうかと。

 そもそも我が家にはテレビがないので連続ドラマは一切観てないのですが、この作品だけは別。クラシック音楽ネタというのもあるし、一話一話が短いので時間のあるときにネットでさくさく鑑賞。てか、ぼくの友人が出演してることもあって毎回楽しく観られました。
 グスタボ・ドゥダメル、ラン・ラン、ジョシュア・ベル、エマニュエル・アックス、アラン・ギルバートら本物の演奏家もチョイ役で特別出演してます。

 感想としては、実際にプロオケに関わってる人からするとツッコミどころ満載でしょうが、ぼくとしては高評価を差し上げたい。適度に均衡のとれた作品で、お下品なのにお上品。
 やはり役者さんらの「弾き真似」演技はイマイチ。演奏場面では日本の「のだめ」の演出力の素晴らしさには及ばず。
 ちなみに、一番驚いたのは、チェリストを演じた役者ダーモット・マルロニー。彼だけはほんとに楽器を弾いており、しかもチョー上手いっ。






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最終更新日  Jan 11, 2016 12:21:57 PM
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