1日の日記

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2008.11.01

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久しぶりにお店をやっていたときの仲間たちに（仲間といってもお客さんのことだが）会いたくなった。

そんな気持ちになったのも、先月の高校の同窓会のショックがまだ続いているからのようだ。

なにがショックだったかって、約30年・・・　自分がかなりのことを忘れ去ってしまっていたこと。

その「忘却」に直面したら、変な話と思われるかもしれないが、「人生と忘却の関係」・・・

「忘れてしまうなら生きている意味はないのでは？」などと、迷路に足を踏み入れてしまったのだ。

もちろん全てを忘れてしまったわけでもないし、たまたま同窓会に来ていた連中があまりつきあってこなかった人たちだった、ということもあるから、真剣に頭を抱えているわけではないのだが・・・

でもやはり忘れたくは無い。これは本当の気持ち。そしてこれからの気持ち。

1日24時間。1年365日。全てを覚えておくことは不可能なのはわかっているけれど、自分が確かに生きていることを実感できるのは、やはり記憶に頼るところがとても大きいのも事実なのだ。

人一倍記憶力の弱い僕、と思っていたのは多分僕が「忘れないでいよう」という気持ちが弱かったのだと思う。

開けても空になってしまった引き出しはとても多いけれど、決して今からでも遅くないよね。

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