ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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October 2, 2008
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カテゴリ: 日本語
昨日いただいたコメントで、あるコラムを紹介して


そのコラムとは、中国文学者である高島俊男先生が
書いている、ウェブサイト上のコラム「 新・お言葉ですが 」の第5回。

明治初期に「she」に対する訳語として「彼女」という
言葉が生まれたいきさつが書かれています。


内容を簡単に書いてみようと思ったのですが、私のことばで
内容を曲げてしまっても困るので、書かないことにします。




コラムを読んで、「彼女」ということばが広まったいきさつが
とてもよく理解できました。
おそらく、時代の流れだったのだろうと思いました。


明治維新のあと、自国とは比べものにならないほど
発展しているアメリカを目の当たりにした日本人。
アメリカのなにもかもに憧れたことでしょう。
新しい魅力的なものを前にして、今までのものが
どうしようもなく古くさく見えたことでしょう。

これまでの習慣、食べ物、そしてことばにいたるまで、
あらゆるものでアメリカを真似ようとしたのだろうと
思います。


でも、気にする必要は無い。むしろ喜ぶべきこと。
だって、進歩なのだから。
ちょっと違和感があっても、それでアメリカに近づける。


こう考えた人も少なくなかったのでは、と思いました。

日本のよさを理解し、日本に誇りを持ったうえで、アメリカを

でも、圧倒的な差を見せつけられた人の何割が
そう考えることができたのか。


大きな変化が起きるとき、かならずどこかに
小さなひずみが生まれてくる。
そのひずみの一端が、日本語の乱れとして
あらわれているのかな、と思いました。


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Last updated  October 2, 2008 10:22:46 PM
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