ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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October 14, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
週末は久しぶりの乗馬を満喫してきました
おかげで今は、まともに歩けないほどの筋肉痛です

馬に乗っていないと「乗らなくても平気かな」と思ったり
するのですが、乗ってみるとすごく楽しくて、やっぱり馬に
乗るのが大好きなんだな~、と再認識しました。


馬術についてぼーっと考えていたとき、翻訳と馬術に
ある共通点があることに気づきました。

翻訳では、訳文に翻訳者が見えてはいけない(と思う)。
「この翻訳、がんばったんだろうな~」という翻訳よりも

翻訳のほうがいいと思うんです。

馬術では、馬の動きに人の指示が見えてはいけない。
「馬、すっごいきれいに動いてるなー!人は全然動いてないのに!」
これがベスト(だと思う)。

わたしが大好きな2つのこと。
一見まったく共通点がないように見えるものに
「訳者(乗り手)の意図が見えてはいけない」という共通点があって、
ちょっとうれしかったです


<補足~馬術を知らない人のために~>
馬術をぜんぜん知らない人には今回の記事の内容があまり
わからないと思うので、馬術について簡単に説明します。

ここで言っている馬術は「馬場馬術」。

あります。
 馬場馬術:動きのきれいさを点数で評価する。
 障害馬術:障害(バー)を飛び越え、バーを落とした数と
       飛越にかかった時間で評価する。バーを落とさず、
       タイムが早いほうがよい。


馬の腹に刺激を与える)、坐骨、重心(バランス)のすべてで
指示を出します。どれか1つではありません。
そして、上下・左右に揺れる馬の上で常に重心を一定に保ち、正しい
指示を出すためには腹筋・背筋・脚力など、いろいろな筋肉を使います。

人が指示を出そうとして必要以上に動いてしまったり、馬の動きに
ついていけなくて馬上でやたらと動いてしまったりすると、
馬に指示が伝わりません。
周りから見ていても、馬はきちんと動いていないし人はバタバタ
しているしで、とても「きれい」とは言えません。

馬に適切な指示を出すためには、「馬上で人が動いていないこと」
(=馬の動きに人がついていくこと、人の重心が馬上で一定に
保たれていること)が必要です。

したがって、人がまったく動いていない(ように見える)ことは、
人馬がきれいに動くために必須なのです。

逆に言えば、人馬がきれいに動いているとき、人はまったく
動いていないように見えるのです。
(でも、人がまったく動いていないように見えるからといって、
馬がきれいに動いているとはかぎりません)

参考までに
 北京オリンピック 金メダリスト「Anky」の演技は こちら
           銀メダリスト「Isabell」の演技は こちら

わたしは、銀メダリスト「Isabell」の演技の方が好きです
なんとなくやわらかいかんじがするので。


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Last updated  October 15, 2008 12:32:20 AM
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