ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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November 5, 2008
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カテゴリ: 翻訳
昨日は、なんと帰ってきたのが夜の12時でした
忙しいのは先週まで、と思っていたけど、
全然そんなことなかったです。

祖母の危篤や最近の仕事の忙しさから、
翻訳の仕事って大変だな、と思うことが三つあります。

一つめは、翻訳の仕事では祖母の危篤といえども、
請け負った仕事を断ることはできないということ。
会社という組織に勤めている限り、そういう時は
ほかの人が代わりに仕事をしてくれます。

自分が仕事をしないと、それを発注したお客さんが即
困るのですから。

二つめは、つらいことや悔しいことがあっても、
それを話せる人がいないということ。
会社には一緒に働いている同僚がいるので、
なにかあってもその日のうちに話を聞いてもらったり
なぐさめてもらったりすることができます。
でも翻訳だと、そういう気持ちを自分一人で
処理しなければなりません。

三つめは、なにか間違ったこと、間違ってはいないにしても
よくないことをしているとき、それを注意してくれる人が

私の会社の研究開発職はチーム制ではありません。
一人で複数の商品を担当し、開発していきます。
それでも、先輩や上司がわたしの仕事ぶりをちゃんと
見ていてくれて、陰日向からフォローし、教え導いてくれます。
でも翻訳だと、一人です。


どうしても都合がつかないときには翻訳会社が代わりの
翻訳者を探してくれたり、つらいときには夫や友人が
話を聞いてくれたり、間違ったときには心ある人が
指摘してくれたりするでしょう。
でも、会社勤めをしているときと比べれば、その回数は
圧倒的に翻訳者のほうが少ないと思うのです。


「好きなだけでは翻訳の仕事はできない」という理由は、
「好きだから」というきっかけの気持ちと「翻訳の仕事」に
必要とされる気持ちの強さに大きな開きがあるからだと
考えてきました。

今日書いたようなことも、その理由の一つになるのかな、と
思いました。


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Last updated  November 5, 2008 11:40:38 PM
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