にゃん次郎のしっぽ

にゃん次郎のしっぽ

Gシリーズ



Gシリーズ1作め
 大学生の会話がちょっと鬱陶しいと感じてしまうかも・・・でも今後の海月が楽しみ。動機については不明のまま?
φは壊れたね


Gシリーズ2作め
 こんなところにも真賀田四季博士の影が・・・!!!海月は完全にプチ犀川先生的位置。保呂草探偵声だけの出演。
θは遊んでくれたよ


Gシリーズ3作め
 真賀田四季博士の影どころか完全に組織が関与している気配・・・、今回は動機どころか犯人すら不明のまま?
τになるまで待って


Gシリーズ4作め
 自殺という重いテーマ、考えても死なないことに、結果として死なないことに価値があるのでは、という考察が興味深い。
εに誓って


Gシリーズ5作め
 まさかの保呂草探偵復活?赤柳探偵の正体が気になってきます。このシリーズで初めて犯人も動機も分かりやすい。
λに歯がない


Gシリーズ6作め
 久しぶりにボロボロと泣いてしまった・・・。まるで四季シリーズのように新旧さまざまなキャラクターの「現在」が展開。
ηなのに夢のよう


Gシリーズ7作め
 四季シリーズ「冬」の一端につながってきた感じがしますが、Gシリーズは完結しないどころか拡散していくようですねぇ。
目薬αで殺菌します


<Gシリーズ全体について>
 S&Mシリーズのその後、おそらくは5年後くらいの想定でしょうか。「幻惑の死と使途」当時中学生だった加部谷恵美が大学生となり、新キャラを交えて新たなストーリーテラーとなっていますが、事件解決の糸口はやはり犀川先生なのですね・・・海月及介というプチ犀川先生のようなキャラの台頭からも、まるで「若い時は一番最初に名前が出る主役の俳優が、段々とハクがついてきて、今や若手を脇から支える重要な役どころになり、名前が最初ではなく最後になった大物俳優」のような萌絵&犀川先生。
 シリーズ最初の頃は、大学生通しの若すぎる会話がかなり鬱陶しかったのですが、冊を読み進めるうちに、徐々にそのズレた会話が面白く、また、海月をいかに会話に引き込めるか、に興味をそそられてきます。S&Mシリーズの本格さに比べると随分と軽い印象を受けますので、S&Mシリーズの後日談的デザートだと思って気軽に読むことをおススメします。ただし、それにしては・・・真賀田四季博士自身は登場しないのに、こんなにも存在を感じさせられるとは思いませんでしたね・・・影響力の凄まじさを改めて思い知らされると同時に、壮大過ぎる計画が想像の域を超えていてのけぞってしまいます。


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