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夜更かしもあって疲れているのもあって、日比谷シャンテでマッサージしてもらってから。
銀座経由、丸の内経由でもなく、日比谷経由で、有楽町の国際フォーラムへ。
歩く道がかわると新鮮。日比谷にできて間もないペニンシュラホテルの前あたり。
夕暮れ時のお花でいっぱいのたたずまいに感動。
今日はぜったいすばらしいコンサートが聴けるという予感がしました。
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ちょっとホールに早く着いたので、ラジオの公開放送のDJを聴いていました。
LFJで演奏がおわったアーチストの方にいろいろインタビューするもの。
写真は、17歳の日本人ピアニスト 北村朋幹さん。
「モーツァルトは弾いていて楽しい、シューベルトは楽譜を見るだけで楽しい。」と2人の好きな作曲家に対するコメントはすがすがしかったです。
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プログラムNo.472 相田みつを美術館
ミシェル・ダルベルト (ピアノ)
シューベルト 3つのピアノ曲より 変ホ短調 D946-1(D946-2から曲目変更)
ピアノソナタ第20番 イ長調 D959
(アンコール 1曲あり。)
開演10分前まで、(聴衆が席についているにかかわらず)調律士と音を入念にチェック。この美術館特有の音の響きを確認。試行錯誤の末、グランドピアノのふたは半開状態に。ジャンバー姿の真剣な表情のダルベルトさんを見ることとなり、コンサートに対するこだわりと繊細な面を垣間見ました。
(その1時間前にまったくちがうホールで21番ソナタ弾かれているので大忙しの模様)
102人しか入らないホールでの演奏。ピアノのタッチもペダリングもかぶりつき状態で見てそして、シューベルトの音楽を楽しみました。
演奏されている姿はずっと頭に残っていて、力強さと繊細さが入れ替わる表情の豊かさも音の柔らかさも圧巻でした。20番ソナタの4楽章、とても勇気付けられました。
5月2日の小菅さんもそうでしたが、ppのところpのところは、ウナコルダ踏みっぱなし。
D946-1は半分くらい踏んでいた感じ。
4日で3回も聴いたこの即興曲、どこかで練習するように・・・というお告げのようなものも感じました。
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コンサート合間に、ガラス塔地下へ。
昨日、一昨日聴いた小曽根真さんのレクチャータイム。
クラシックばかりのなかに飛び込んでいったエピソード、
ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーのラテン系にくずしたパターンの演奏、
モーツァルトのジュノーム3楽章の豪快なアドリブ。 ちょっとですが聴けて楽しかったです。
”C”という曲も最後に演奏されました。
小曽根さんのホームページ(少しコメントを書かせていただいたら、いろいろ書いてくださいました) ご参考まで。
http://makotoozone.com/jp/forum/index.html
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プログラムNo.428 ホールB7
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
小菅優(ピアノ)
シューベルト 華麗なるロンド ロ短調 op.70 D895
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 op.159 D934
「La Folle Journee」と書かれたTシャツのペアルックで登場。
黒いTシャツが庄司さん、赤いTシャツが小菅さん。これもめったに見れない光景。
仲良しの天才アーチスト2人が繰り広げるシューベルト。
ヴァイオリンの名手のために書かれた作品でもありますが、冴えわたっていました。
幻想曲、ピアノのppのトレモロではじまる箇所は、リストの技巧的な曲よりはるかにむずかしいとあるピアニストから聴いたことありますが、暖かい音色で演奏はじまりました。
ピアノとヴァイオリンの掛け合いのようなところが満載ですが、
「シューベルティアーデ」というのを地でいっている楽しき集いに感動しました。
このコンサート 22:30に開始し、23:22にカーテンコールの拍手が鳴り止みました。
ダッシュで会場をあとにしようとする人もそれなりにいるのも無理ありません。
私自身も終電2本前。自宅についたときは日が変わっていました。
この日は昼まで寝て、マッサージを受けて、万全のコンディションにして、
コンサートに行きました。それだけ楽しみにしていたコンサートでした。
忘れられない1日になることでしょう。
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