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今日は長く習っているピアノ教室で、連弾の発表会がありました。
もう少し詳しくいいますと、アンサンブル発表会といいます。趣味でやっている社会人が多い音楽教室なのですが、
管楽器とか木管楽器とか弦楽器の生徒は、オーケストラをつくり管弦楽の曲をみんなで演奏したり、チェロだけでアンサンブルしたり、フルートだけでアンサンブルをしたり、そんな仲間の方もいます。
ピアノも他の楽器と組み合わせたりする方ともいますが、連弾をすることが中心になっています。それぞれ指導する先生の持ち時間のなかで、個別に発表会するという風になっています。個性があっておもしろいのですが、曲の調整とかそういったことはまったくありません。
いわゆる定番となる連弾の曲は、片寄る傾向にあるのも、また事実です。
曲がかぶってしまったおかげで、いろいろ聴いてみようという気になりました。
今回はドビュッシーの小組曲集から「小舟にて」は、3組ありました。
私はセコンドを弾いているのですが、そのなかの1組でした。
リハーサルでは、まだ寝ぼけている状態で、最初の音からはずしてしまう状態でしたが、
いろいろやっているうちに少しは慣れてきました。
ホール特有の音の響きを聴きながら、目立たぬように騒がぬように、それでもこれという内声部になるところは、はっきりと、プリモパートとの音のバランスを考えながら、
楽しく演じようということに専念しました。
セコンドパートで人とあわせて、連弾できたことはよかったです。
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そのあと、いろんな連弾曲を聴きましたが、ドビュッシーは特に真面目に聴きました。
数学の方程式のようにこたえが一つでないのはあきらかですが、
山の登り方は、いろいろあるのか、三者三様、いい意味で勉強になりました。
指導者がテンポなのか、音色なのか、曲の構成なのか、まちがえなく弾けばいいなのか、なにを重視しているのだろうと、自分なりに考えるちょうどいい機会にもなりました。
譜面を見る限り、それほど込み入ったところはあるように感じませんが、
このセコンドは曲のイメージを膨らませる上で、とても奥深いものがありました。
音が少ない分、かえって難しさも感じました。
貴重な経験になりプリモパートおよび関係者の皆様ありがとうございました。
東高円寺のヴァーシティホールにて
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