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3日ほど前に、会社の先輩から、コンサートのチケットをいただいて、何気なく、東京文化会館大ホールに行きました。
関孝弘ピアノリサイタル2015
ベッリーニ ラルゴと主題
ガルッピ ピアノソナタ「ヴェニスへの虹」
リスト バラード第2番
バッハ=ブゾーニ シャコンヌ
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シューマン アラベスク
シューマン 謝肉祭
ピアニストとしては、めずらしくイタリアへ留学されて、イタリアの音楽や文化を紹介しつづけておられる方です。「ブリッランテな日々」という本を出される方ですが、音色もイタリアの真っ青な空を思い浮かべるような感じで、底抜けに明るいです。シューマンも明るい曲を選ばれていることもあって明るく楽しい音楽。
途中あやしい場面もあることはありますが、たいへん楽しめました。10歳のときにミケランジェリのコンサートを聴いて、イタリアに興味を持ち、ずっと高い志をもたれていることを、お話しいただきました。コンサートの終盤、語りに入られ、アンダンテは歩く様な速さで、ラルゴは、ゆっくり・・・と言う風に、日本人は教えられてきているが、イタリア人は、そんな感覚の持ち主はひとりもいない。結果的に歩く様な速さになっているだけで、それぞれの人の感覚で速さを決めている。・・・・という音楽の原点に立つようなお話しは、非常に説得力を感じました。
この場所で、14年コンサートを続けてらっしゃるそうです。
それにしても、2000人近くの集客が毎年あってのコンサートは、なかなかできません。
客層が、東京労音主催ということがあって、いつもとはずいぶん違いましたけど、するどいところを突いているかもしれないと、結構したたかなところも感じました。来年はイタリアが日本と国交を結んで150年。またなにか大きな挑戦をすると言われていました。
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ホールでいただいた、
東京労音のちらし11-12月号をみて、
関孝弘さんと同じページにあったアーチスト。
宇崎竜堂、高石ともや、ジョン・健・ヌッツォ、三輪明宏、稲垣潤一、五輪真弓、南こうせつ・・・
クラシック専門の音楽事務所とはうってかわって、音楽の幅が広く、ちょっとびっくりぽんでした。
BGM: ショパン パガニーニの思い出 (ピアノ:関高弘)
https://www.youtube.com/watch?v=kBwU_TZSukM
アンコールは、この曲でした。いつもこの曲だそうです。
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