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VTR1000Fは,購入して約15年.何年か前にはプロリンクベアリングの固着トラブル発生し,いよいよ車体の要となるような部分のメンテも必要な年齢になってきました.とはいえ,問題は整備のインフラです.通常車体を支えるために使用しているスイングアームスタンドや,フロントスタンドでは,スイングアーム,ステアリングステムといったバイクの主要骨格をばらす事ができません.これらのメンテにはフレーム自体を支えるスタンドが必要なんです...が,VTRはピボットレスフレーム.フレームが下側まで延びてきていないので,下側からのフレーム支持ができません.(実はオイルパン底面がフラットなので,そこにコンパネ等を当てがってジャッキアップする事はできるのですが...何分支持面積が小さい為,万が一を考えるとチョット実行に移せないです.)前置き長くなりましたが,という事でフレームスタンド(上から吊るす仕様)を製作する事にしました.アイデアは,ネットサーフィンで見つけた某ライダー様の製品のパクリでございます.(このブログでの記事アップは了承頂いてます)で,まずは材料購入.建設現場の足場等に使うパイプ,そのジョイント,ゴム板です.しめて7千数百円也.製品として販売されている吊るし型フレームスタンドは2-3万するので.パイプを金ノコで切断し,組み立てます.できました.バイクに対してこんな感じの大きさです.まだ実際に吊ってはいません.下からオイルパンをジャッキアップしつつ,上から吊るして様子を見てみたいと思います.これでようやくメンテできそう...
2013/11/03
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先日のエンジンマウント交換で,乗り味がシャキッとした事に味をしめて,今度はサスペンションロアアームのブッシュ交換です.ブッシュは左右それぞれ2箇所.アームを外して...まずは簡単な差し込みタイプの交換です.穴の大きさが違うの分かりますでしょうか?引き続き,圧入タイプの交換です.簡単な専用工具を作ってブッシュを外します.抜いた後はこんな状態.21年車体を支え,すっかりペッタンコになってますね.新品を圧入し,ジャッキで沈み込み状態を作って締付ます.早速試走してみましたが,ロードノイズがとても小さくなりました!更にギャップ等をしなやかに乗り越えられるようになりました.運転が楽しくなりましたよー.苦労が報われました.
2014/08/09
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先日,家を建ててもらった工務店の新築完成見学会に行ってきました.家ができたら次は庭ですよねー,との話から,我が家の庭造りをブログで紹介してよ,との流れに.どなたかご自分で庭造り検討されている方のお役に立てるなら幸いですし,一つ書いてみようと思います.おおよそ2年に渡って活動してきた内容を,上手くまとめて書けるかわかりませんが,まあ読んでやって下さい.■はじめに&側庭造り自宅完成直後の様子です.(写真提供:ヨシダクラフトさん)ここから庭造りが始まりました.まず最初に取り掛かったのは[側庭]です.[主庭]に比べて小さいので,トライアルとして丁度良いかなと.ひとつポイントは,水道の洗い場をどうデザインするか.駐車スペースとは段差がありますが,直ぐ脇に洗い場がある為,土留め方法を考える必要があります.工務店大将から,DIYで庭造りしたお客さんが,最初にイメージデッサンをされていたとの話を聞いてました.まずは完成形を見える化する事が重要なんですね.しかし.庭造りは勿論初めてですが,そもそも木を植えるにしたってその種類や特徴も全く知らない.和風?洋風?どうすればそうなるかも全くわからない.という事で,まずは勉強です.工務店大将から借りたり,自分で買ったりして,庭造りの知識を蓄えます.(大将,まだ本返してませんでした...スミマセン.)で,デッサン描いててみました.デジカメ撮影した写真を薄炭印刷し,鉛筆で庭の植栽イメージを書き込んでいきます.洗い場デザインは頭の中で考えちゃったので,デッサンなし.御影石のピンコロを使って,土留めと足踏み場を作ってみる事に.あと,工務店大将のお知り合い解体業者さんから廃棄前の大谷石を分けてもらえたので,敷石として活用する事に.(地元産の大谷石,どうしても使いたかったのデス)さあ,いよいよ工事です.洗い場作製,大谷石敷石,および砂利敷きです.施工状況はこんな感じ.既に設置されている水道メーターの蓋高さを基準に,水平をとって施工しました.大谷石の高さ調整,石が重いので一苦労です.低めから高くしていく方がまだまし.石を少し持ち上げて土を入れるだけなので.高めから低くするためには,一度石を外して地面を掘る必要があります.(土が締まっているので,簡単には掘れない)...苦労を伴う経験は一発で学習しますね.(笑)敷き砂利深さ10cmは,地面凍結による持ち上がり防止の為.PPシートは土と砂利の混合を避ける,及び雑草防止のため.植栽部分は,はびこる雑草の根を掘り起こし,イメージにあわせて起伏を付けていきます.できました!ウメモドキを主木として,奥にドウダンツツジ.根〆にサツキを使いました.地被にはタマリュウです....が,植栽素人工事により,後々手直し工事をやるハメになろうとは,この時点で知る由もなかったのでした...
2013/05/06
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