マナミクスチャーの～どうしようもなく愛しいものたちへ～

かつての友人らがバンドをしていました。
ハードコアでした。叫びと汗しか思い出せません。
見た目は皆怖かったけど、仲間想いのいいヤツラでした。
今じゃ、バンドをしながらでも家庭を築いている人も居れば、相変わらずな人も居る・・・
らしいです、風の噂だから・・・

彼らに教えて貰ったのは「仲間」でした。
でも女には無理です。
男だから成り立つ「仲間」です。
と、私は思いました。

どんな時でもどんな辛い日々でも、彼らは「家族」のようで、今もそうでしょう。

「熱い」です。

そして亡くなった人も結構居ます。
危ない遊びやら、何やら・・・病・・・

それでも「追悼ライブ」は必ず集まる。そんな仲間です。
入れ墨だらけだろーが、心はそこらの人間よりずっと「たくましく」「頼もしく」「らしい」です。

自分らしいんです。そして大切なものが何かを知っているんです。
人の生き死にでもなく、「瞬間」なんです。
それは・・・年をとれば無くなる気持ちでしょう。夢も何もかも。
でも仲間は生きています。
生きていれば生きているんです。
例え・・・繋がりが無くとも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の昔の青春です。

ジャパニーズ・ハードコアの王者とも言える鉄アレイの曲のタイトルを見て愕然としました。
今でも愕然とします。

「生きてる自分を誰が知っている」

「馬鹿は馬鹿なり」