Fantastico!

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2009.04.21
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テーマ: 闘病日記(3819)
カテゴリ: 私の病気
前回の日記のコメントありがとうございます

いろいろ不安になってな時もあるのでみなさんの言葉がとても嬉しかったです

今回の手術&入院の原因は、副鼻腔炎と鼻茸(鼻ポリープ)です。

まずは、4年半前のことから書きます。

ぴよ子を出産してしばらくして、自分の鼻から異様な匂いがすることがありました。

すぐに耳鼻科に行きましたが、視認する程度で「異臭がするのは精神的なこともあるし、気のせいかもしれないので様子をみましょう」ということで鼻を洗浄するような薬をもらっただけでした。

そんなものなのかな~と思ったのですが、24時間排気ガスのような匂いで食欲もなくなるしすごく不快でした。

旦那に私の鼻に顔を近づけてもらったら「確かに臭い」と言うので、先生の言う「気のせい」ではないようです。



今考えればその時にはもう副鼻腔炎の兆候か鼻茸が出来ていたのかもしれません。

そんな状態のまま、半年経ちました。

毎年恒例のイチゴジャムを作っているときに「これを作っている時ってすごくいい匂いするんだよね~」と思ったら…まったく匂いが感じられません

あわてて鍋に顔を近づけてみましたが、やっぱりまったく何も感じません。

風邪をひいて鼻が詰まっているわけでもなかったのであきらかに嗅覚に問題が起きたようでした。

すぐに耳鼻科に行きましたが、やっぱり視認だけで「リンデロン」を処方されました。

点鼻薬で目の間くらいにある嗅覚神経に直接薬をつけて神経を刺激するそうです。

これは、あおむけになってベットのふちから頭を落とすようにして、薬が鼻の奥に行くように入れて5分そのままになります。

首は痛いし頭に血は上るしで結構つらいです

しかも、この時はぴよ子がまだ6ヶ月だったので5分とは言え動かないでいられる時間をみつけるのが大変でした。



それでも根気よく治療を続けなければいけない病気なのですが、授乳中だったこともあってステロイドの強い薬を使い続けるのに抵抗があってやめてしまいました。

その後は、体調が悪かったり疲れがたまったりすると嗅覚がなくなり、回復するとまた元に戻るという状態が続きました。

ぴよ子の授乳も終わり、また治療を続けようかなと思っていたときにまる子の妊娠がわかりました。

不思議なことに、体調が悪くても妊娠期間中は嗅覚がなくなることはありませんでした。

でも、出産してまたしばらくすると嗅覚がなくなることがありました。



赤ちゃん特有の匂いがまる子のときはほとんどわからなくて悲しかったです

おむつもぴよ子に「なんかくさい~」と教えられてから気づくという感じです。

シャンプーとか入浴剤も無臭なので面白みがありません。

ぴよ子にお花とか食べ物を見せられて「ほら、これいい匂いね~」と言われて「うん」と言ったときすごくせつない気持ちになりました。

嗅覚障害になって、食べ物というのは味覚より嗅覚が大事なんだということがわかりました。

味覚だと「甘い、辛い、しょっぱい、すっぱい」などはわかるけど、それ以外がわかりません。

フルーツの香りのお菓子を食べても、それが甘酸っぱいというのはわかるけど、イチゴなのかブドウなのかわからないんです。

「イチゴ味」と書いてあるお菓子は、本当は「味」じゃなくて「香り」だということがわかりました。

紅茶もコーヒーも「苦みのあるお湯」という感じになってしまって目をつぶればどちらを飲んでいるのかわかりません。

大好きなチョコも甘いということしかわかりません。

カレーは「香辛料」というだけあって辛いということだけわかるけど味がありません。

匂いがわかるような気がしても、それが自分の記憶によって感じているのかわからなくて混乱する時があります。

他にもいろいろありますが、とにかく食に対する興味がすごくなくなります。

料理をする時も、自分で味付けするのが怖くてレシピ通りに作ります。

たまに嗅覚がちゃんと回復しているときは、キープしてあるチョコを堪能しています

まる子の授乳が2年間あって、今年の始めにやっと終わったので嗅覚障害の治療が出来るようになりました。

今までの耳鼻科の治療にあまり納得していなかったので、ネットでいろいろ調べて嗅覚障害について詳しく書いていた自由が丘の耳鼻科に行ってみることにしました。

またまた長くなってしまったので、今回は「嗅覚障害編」ということで続きは次の日記に書きます。

読んでくれた方ありがとうございます





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Last updated  2009.04.21 15:01:20
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Re:今回の病気(04/21)  
とな子  さん
臭覚について、、私は花粉症や風邪の時に
鼻炎を起こし臭覚というか、何を食べても
風味が分からないことがたまにありますが、
それがずっと続くのは本当に辛いですよね。。

味と匂いは密接なんだなって思いました。
ぴよママさんの副鼻腔炎と鼻ポリープを
見つけてくれなかった耳鼻科のお医者さんに
私は憤っています。
信頼のおけるお医者さんが見つかってよかった。
長年の苦痛がどうぞ取れますように。。
(2009.04.21 17:28:38)

こんばんは☆  
akubi1214  さん
同じ副鼻腔炎でも、原因そのものから色々ありますね・・・。
嗅覚が無い状態は、とても不快だったと思います。
悪臭は、私も自分で感じる時があります。
これもイヤですよね(>_<)

入院もうすぐですね。
まだ小さいお子さんを残して入院しなくちゃいけない気持ちとても分ります。
でも、4年も大変な思いをしてきて、これで不快感が無くなり、元気で過ごせるようになって欲しいです。

症状を詳しく書いて下さってありがとうございます。
私も、いよいよ明日、副鼻腔に直接チューブを入れて洗浄して、薬を入れてもらいます。
それで効かなかったら、また次のステップらしいです。
麻酔のガーゼを鼻の中に何枚も入れるらしく・・・どうか痛みが最小限でありませうように(>_<)
頑張ってきます♪ (2009.04.21 20:39:39)

Re[1]:とな子さん  
鼻が詰まっていたり、鼻水が止まらない状態で匂いがわからないなら納得がいくのですが、鼻が通っている状態で匂いがわからないと頭も異常事態だと反応してすごく怖くなります。
痛みとか生活が不便になるとかいうのはないので先天的に嗅覚がない方も障害者認定はされないそうです。
でも後天的になった人は特に精神的に参ってしまう方もいるそうなので何かしら支援があってもいいんじゃないかなって思います。

最初に行った耳鼻科は、実は今でも通っています(^^;
私は受診していないのですが、子供達の鼻水を取ってもらったりするのには利用しています。
先生はハキハキしてて風邪や花粉症で行くならいい先生だと思うのですが…。
病院との付き合いというもの難しいですね(^^; (2009.04.26 11:05:58)

Re:akubi1214さん  
大変なときにコメントありがとうございました。
akubiさんの日記にもコメントしましたが、さらに大変なことになってしまいましたね(><)
私もがんばります。
akubiさんもよく考えて、自分が納得いく答えが見つけられますように。 (2009.04.26 11:10:21)

おはよー  
たま さん
そうだったの。大変だったね。
私も小さい時から鼻炎で鼻がいっつもつまっていたので、においが分からない辛さはちょっぴり分かる。

でもさー、手術して鼻がよくなってからさー、犬のう○ちを拾うとき、旦那がぶーっとやる時、匂いが分かるって、辛いときもあるんだ。。。と思った。(笑)

ま、そんなアホな話は置いといて、手術で早く良くなることを祈っているよ。 頑張って! (2009.04.26 20:21:38)

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