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Nov 10, 2005
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カテゴリ: 劇評
現在形の批評 番外編

シアターカフェ





もともと氏が東京で「世界演劇講座」として開いていたものの関西版であり、大阪の知的文化運動を起こそうという壮大な集まりである。今回は年代もバラバラな総勢12人。本当に喫茶店に集ってうだうだ話しているような緩やかな会だった。


それでも内容は<演劇は可能か?>というテーマで「チケット料金が高いのはなぜか」「プロとアマの違い」「バブル期とそれ以後の演劇」「サブカルチャー論」などと話は恣意的に発展する。


演劇は文化順位で1番ではなく、今やテレビを凌ぐほどにアニメとパソコン・音楽といったジャンルが隆盛を極め、オタク化する時代、それでも演劇を志向する者の後が絶たないのはなぜか? について、西堂氏の発言「ならいっそ演劇は死滅した方がいい」には言葉そのものとしてではなく、グダグダなまま、メディア会へのステップアップへの道具として演劇が使われるのは耐えられない氏の演劇への愛を感じ最も印象に残った言葉である。


何年後か分からないが、こういった場から必ず何かが起こるはずである。それに私も加担していきたい。


次回のシアターカフェは12月15日。劇団維新派の松本雄吉氏と西堂氏の対談形式で行われます。大阪近郊に在住の方で、演劇について一言あるかたは是非。





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Last updated  Apr 11, 2009 03:04:05 PM


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