春風接人の花日記

春風接人の花日記

H20年10月青襷ラン


ラルム♪さん・ネガポチ#さんはじめ東京日本橋から襷リレーで受け継がれた、知性の青襷君とこのコースを共にした。


出発地は右下のJR中央西線釜戸駅を出発し山深い中山道(下図)から左赤線終点御嵩宿手前数キロ地点までの20km。

釜戸駅から大湫までの3.5kmで一気に300mを上り、標高500mの旧中山道を走る。


この旧中山道は姫街道とも呼ばれ、京都の天皇家より徳川幕府に何人もの姫が嫁いでいる。
文久元年(1861年)10月28日に14代将軍徳川家茂公の正室となった皇女和宮が、中山道最大の4~5千人の行列を組み歩いた道として有名でそこかしこに名残がある。



この道は東海自然歩道も兼ねており、苔むした石畳や朴葉が舞い落ちた山道などちょっとしたトレイルランのようでもありました。

ここは琵琶峠に続く石畳の道、涼しくて気持ちよかった。


途中の弁天池


一里塚は道路の両側にこのような姿で現在も残っている。
江戸までは、京都までは、残りの行程をこれで確認していたようだ。


細久手の宿、鄙びた感じが良いですね。


途中の一里塚に京都へ41里江戸へ93里の標しがあった。


今日の花、まだ咲いているゲンノショウコ(現の証拠)漢字で書くと意味が良くわかります。
江戸時代から使われていた薬でしょう、下痢止めによく効く薬となります。



徳川幕府の頃に弾圧された隠れキリシタンがたくさんいた地区に祭られている聖母マリア像


本日はこれで終了、青襷君はいにしえの道を堪能できたのかな?


平成20年10月19日(日)
今日も快晴、御嵩町を出発
柿もたわわに実っている(干し柿用の柿のため収穫はもう少し後か)


ほどなく走ると中山道御嶽宿

この写真は本陣隣の商家竹屋、江戸期に本陣から分家して現在の総合商社を営んでいたとか


今日の道端の花、ルコウソウ お気に入りの花です。

可児駅で待つやましんさんに青襷君バトンタッチです。
彼はこれから春日井のビンタロウさん目指してのタスキリレーに出発です。


短くも長い期間でしたが、青襷君と楽しい時間を過ごせた事を感謝しています。
これからも青襷君を繋ぐ皆様の無事をお祈りします。


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