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2006/06/21
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カテゴリ: aniv.
昭和24年6月21日、東北町の石文地区の赤川上流で千曵地区に住む川村種吉氏によって壺の石文が発見されました。
壺の石文については、「陸奥の奥に有り。日本の東の果てと云り。但し田村将軍征夷の時、弓筈にて石の面に日本中央(ひのもとちゅうおう)の由を書付たれば石文と云ふ。石の面長さ四、五丈計りなるに文をゑり付けたり。その所とはつぼと云也。それをつもと云也。」と言われてきました。
都母(つも。上、下北郡)の地名は、爾薩体(二戸、三戸、九戸郡)、幣伊(上、下閉伊郡)の名とともに日本後記に文室綿麻呂の征夷行軍の前後に記述されています。
この発見で多賀城と坪とでどちらが本物の壺の石文か?ロマンが膨らみます。

日本中央の碑歴史公園
http://www.thk.net.pref.aomori.jp/sights/course_03.html
http://hello.net.pref.aomori.jp/tohoku/culture/chuou.html


また、そばには千曳神社があります。「千曳」、「千曳岩」は伊耶那岐命が黄泉国から脱出した際に黄泉国への道を塞いだという「千引石」にも通じます。

実はこの千曳神社を明治の元勲、木戸孝允みずから発掘調査に来ているんです。


http://www.aomori-jinjacho.or.jp/jinja/kamitousan/jinja/37.htm


千曳の伝説 3話
 千曳付近の奥州路に壺の碑がありました。その里の小壺(さつほ)という娘はとても美しく、その瞳は菫のように紫に輝いていました。小壺は碑の上に現れる若者と恋仲になりました。天帝が地上の守りになるように田村麻呂に命じて残させたのが碑の若者でした。天帝は碑の若者の恋を許さず、天から火矢を打ち、若者を燃やしてしまいました。若者の燃えかすは雨にとけて碑の中に消えました。それ以来、碑から声が聞こえたり、炎に焼かれる若者の姿が見えたりという怪異が起こるようになりました。
 路を通る人がいなくなるのを心配した村人達は巫女(いたこ)の教えに従って、大勢で石を引いて捨てることにしましたが、石は少しも動きませんでした。ところが、小壺が協力すると石は少しずつ動き出し、山の麓に移して埋めることができました。その上には小壺の願いで社が建てられ、千人の人に引かれたので千引明神と名付けられました。小壺はそこに堂守として仕えました。
 小壺が死んだ翌年、そのあたりに見たことのない菫が一面に花を咲かせました。その菫の葉や花には壺の形がくっきりと浮き出ていました。村人達は小壺の霊が菫になって碑を守ろうとしているのだと思い、その花を壺すみれと呼ぶようになりました。千引の宮がなくなったあとも春になると壺すみれの花は咲き続けているそうです。
http://members.jcom.home.ne.jp/tink/botan/flower1/hana3tagyou.htm


 陸奥の壷の碑というところに千引き石という巨石があった。これに魂があり、人を捕って困る。その地を治める甲斐のなにがしと言う人がこれを捨てんとして、各戸から人夫を召集した。村に若くて貧しい女がいたが男手がなかった。男の中に女一人混じって人夫に出る事を悲しみ、村を出る決心をした。この女に以前から契りを結んだ男がをり、この夜も通ってきた。女の憂いを聞き、自分が千引の石の精である事をあかす。喩え千人に引かれても動かぬがそなたが引いたら簡単に引かれよう。こんな約束をした。その日石の精が云ったように、千人が引いても石は動かなかったが、女一人で引くと巨石は軽々と動いた。

 俚俗伝曰明神ハ石ノ精ニテ美男ニナル 壷子トイヘル女ニ通フ。壷ハ父母モナク独住ノ女ナリ。或夜男来暇乞也トテ落涙ス。依テ壷子何故ト問ヘハ我は石ノ精ナリ。明日土中へ埋候ヨシ。タトヘハ数人ニテ引共動ク事ニ非ス。其方出テ引ナラハ心ノ侭に引ヘシト云。翌日大勢ニテ彼石ヲ引ケレ共不動。村中出テ引ケ共猶不動。其村ニ不出者壷子許也。村ノ者壷子ヲ呼出シ引セケルニ心ノ侭ニ引依テ壷ノ石ト云。明神ニ祝堂ノ下七尺許掘。右ノ石ヲ埋ト云。女ノ居所ヲ壷村ト云。此村天満館村ノ小名也。千曳明神アリ野辺地ト七戸ノ堺ナリ。千曳明神ハ甲地村ノ内ノ小名ナリ。(青森県の地名(平凡社))
http://www7.plala.or.jp/t-aterui/aomori/a-tibikijinnjya2.htm





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Last updated  2006/06/21 01:21:55 AM
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