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2006年の読了本(10月)

2006年の読了本

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*10月*
「I LOVEモーツァルト」石田衣良・「熱狂の日」音楽祭(幻冬舎)(2006.10.3読了)
最近話題のモーツァルト。敷居が高いと思いがちなクラシックだが、もっとカジュアルに楽しもう!という心意気が表れている本です。付録のCDは自ら選曲した極上のモーツァルトが楽しめます。まずは身近に・・・入門編ということで。
「七姫幻想」森谷明子(双葉社)(2006.10.10読了)
織女伝説を元にした7編の連作ミステリー。和歌も絡めながら進んでいく話は中々幻想的です。「れんげ野原・・・」とはまったく違う感じで、平安の時代の悲劇と謎がこれまたいい感じで絡んでくる。こういう幻想的な感じもまたいいですね。
「海辺でLSD」川島誠(角川書店)(2006.10.11読了)
海辺の街で三人兄弟の末っ子として育った主人公の物語。一応、大人になっていく過程を描いたものみたいなんだけど・・・ごめんなさい。あまり好きではない。何だか、青い感じがあまりないんだよね。早々にエロいっていうか・・・う~ん。特にすごいことがおきるわけでもないし。感想がないや・・・
「川に死体のある風景」歌野晶午・黒田研二・大倉崇裕・佳多山大地・綾辻行人・有栖川有栖(東京創元社・創元クライム・クラブ)(2006.10.31読了)
川と死体のある風景を6人の作家たちがそれぞれに描いた作品集。わお~これは書く人によって色が違うということを思い知らされた作品集ですね。川、そして死体という同じ題材でこうもいろんな話ができるとは・・・本編よりもあとがきが面白かったりして・・・「川ミス」サイコーです。誰のがどうの・・・っていう感想はあえて書きませんが、中には辛口にならざるを得ない作品もあり。でもどれも一応面白く読ませていただきました。こういうアンソロジー大好き!これからもどんどん競作してください!
「えりなの青い空」あさのあつこ(作)こみねゆら(絵)(毎日新聞社)(2006.10.31読了)
小学5年生のえりなは学校の中庭に寝転がって空を見上げるのが大好きな女の子。そのえりなと学級員の鈴原さんとの触れ合いを描いた作品。こみねゆらさんのイラスト大好き!なので手に取った児童書。でも読んでみて正解!今の私にはこんなゆったりとした心が必要なのかも。のんびりと寝転がって空を見上げる。そんなゆったりと時間があってもいいじゃないか~この心地よさを忘れていたな。完全に・・・私。
「長崎くんの指」東直子(マガジンハウス)(2006.10.31読了)
郊外のさびれた遊園地「コキリコ・ピクニックランド」。ここに集う不思議で謎めいた人たちのストーリー。表題作で一番最初の「長崎くんの指」の長崎くんの行方が気になったが、これは巻末の「長崎くんの今」にて判明したのですっきりした。しかし、この編の主人公の私がその後どうなったか・・・すっごい気になるところなんだけど。他の編を読んでも特に変わった様子もなく・・・というか、他のも皆変わっているのでその後が気になったりします。「道ばたさん」が誰なのか・・・気になるし。「横穴式」は一歩間違えばホラーちっくになるような話だったな~ どれも普通じゃないんだけど、普通じゃないから面白いのか・・・ふむふむ・・・

mitu n



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