ぷく@日和

2007年12月21日
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恋愛のはじまる時期というのは
大真面目の本人達を除いて周りから見ると かなりこっけいなものです
私も周りの人にこんなふうに見られてたのかしらと思うと
かなり照れくさく でもちょっぴり幸せなそのときの気分を思い出します


先日女同士2人で夜の食事をしていたときのこと
その日はお店も繁盛でかなりのテーブルが埋まっていました
次に通されるお客が2名様ならおそらく私たちの隣に座らされるはずです

空いているのをいい事に楽しく飲み食いしていた私たち
”こちらでございます”の声に隣を見るとカップルです
こういった軽~い個室っぽいお店にはありがちです

一通り食べ物を頼んだらしい隣が最初に言った言葉に
え?とびっくりしてから うちらの悶絶タイムははじまったのです
”あー どうも初めまして””こちらこそ初めまして”

これはもしや恋愛の始まるかどうかの一番どきどきしちゃう駆け引きタイム!
どうやら職場の新人女子を上司が連れてきたようです
かつ、女子ユリは25,6 上司サトシは34,5といった見た目です
かつかつ、サトシはこのユリがすっごい好きであるのが
こっちが恥づかしくなるくらいわかります
かなしいことにユリはそうでもないのがこれまたこっちにはわかるのですが…涙

ユリは聞き上手なのか ふんふんと上手く聞き手に回っていますが
サトシはそんなユリを尻目に最初からヒートアップして話しまくっています
サトシ!女子を話させなくてどーすんのよ
あんたの信念やら経歴やら結婚観やら!!←これにはちょっとおどろいた
ユリの心の中で”コレはナイな…”という声がこっちにまで聞こえてくるようです

お互いの名をなんと呼ぶかも こういった席にはありがちで
サトシは早速「ユリちゃんでいい?」と先手を打ち
えぇ…はい といっているユリちゃんにはお構いなく
「オレはねぇ サトシはもう言われてるから~サーちゃん!」←もはや独走 ーー;
後々自分だけしかユリちゃんと呼んでない事にサトシは気づくのだろうか…

ちなみにユリは自分達の隣席が耳ダンボ2名だということに全く気づいています
そしてサトシは隣どころかユリちゃんの様子にすら全く気づいていないのです
あぁ 痛々しい…

それからもえんえんサトシの”どんだけオレはすごいのか演説”は続き
ユリはかいがいしく相槌を打ちつつも だんだんお手洗いに立つ回数が増えています
私達といえば目が合うと吹き出してしまいそうになるので
お互いあっちとこっちを見ながらの それは苦しい悶絶ディナーでした

カップルを後にお会計を済ませた私達
じっと押し黙ったままお店の玄関を出たとたん
おなかがよじれるほど笑ったのでした
すまん!サトシ その態度書かずにはおれなかった!!





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最終更新日  2007年12月21日 17時16分28秒
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らもぉっ @ へぇ~ 踊ったんだあ! ぜひ中米に行ってくだ…
せにょ* @ Re:生きてる音楽(11/13) 楽しそうなライブ! 何年もライブに行け…
tea*rose @ Re:生きてる音楽(11/13) すごごごごごーーーーーーい!!
みなみなsan @ Re:時代を超えて受け継がれるもの(11/05) なるほど、ぷくさんの研ぎ澄まされたセン…

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