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Aug 30, 2006

私はあまり大きなものは作らないので、箱を作るとき以外は7.5cmサイズの折り紙をよく使うのですが、このAgon、15cmサイズの折り紙を使うと前に作った折り紙Cubicus と同じサイズになるので、久しぶりに15cmサイズを使ってみました。
(前回のCubicus収納用に箱を折ったのですが、それにぴたっと入って気持ちいいです。)
Agonは2種類4個ずつの積み木で、2種類を2個ずつ・・・ということは、半分できたところです。
本物に近づけるためには、灰色の濃淡の折り紙が欲しいのだけれど、手元にないんですよね。
「うちにある折り紙で」という気持ちで作り始めたのだけれど、かなり気に入った折り方ができたのと、折り紙でやはりキュービックスやアングーラを作っていらっしゃる Mrtnさんがとても綺麗で本物みたいな仕上げになさっているので、灰色の折り紙を手に入れるかどうか思案中です。

立方体を分割したパズルというのはたくさんありますが、Agonのすごいところはやはり、カニのはさみのような形(手前の黒の)のピースを作ることで、立方体に戻したときに崩れないこと、ですね。

折り紙はユニット折り紙で、黒い方のが6枚、白い方が5枚の折り紙からできています。
参考にしたのは、布施知子氏の「折ってなるほど！ゆかいな多面体」の正方形板のユニットや、立体万華鏡という本のジョイント材Bなど。
残念なのは白いピースの台形が一枚の折り紙にならなかったこと、かな。
台形のユニットはいくつか考えたのだけれど、弱かったりして採用しませんでした。
そのかわり立方体の外側になる部分は板ユニットを使ったのでかなり頑丈です。
自分でユニットを作るとたいてい強度が弱いことが多いですが、今回は今のところ糊付けはしていませんが、飾るだけなら問題ありません。
積み木として何度も位置を変えることを考えると、2箇所くらい糊付けしたほうがより安全かもしれません。

さて、やっぱり灰色の折り紙を買うべきかな。

The picture above is Origami Agon in progress. Agon consists of eight blocks, and they could form a cube. I have finished four of them.
The building blocks Agon is designed Fred Voss and sold by Naef Spiel AG.