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情報処理分野において、プログラム間で渡す値の事を「引数」と言います。そもそも戦後にアメリカから輸入された文化だし、昔は 「アーギュメント」 などと言ってたのですが、いつの間にか日本語化して「引数」という言い方が主流になっています。
で問題はこの「引数」の読み方についてです。
最初習った時は 「いんすう」 と教わりましたが、数学などで使う「因数」と間違う事もありぬべし と仲間内では「ひきすう」とも言ったりしています。
日本語として別に由緒来歴があるわけでも無いし、正しく通じればどっちでもいいのですが、私は公衆の面前ではずっと最初習った通りに「いんすう」で通しています。
引(いん)という音読みと 数(すう)という音読みの組み合わせが日本語のルールに照らして正統派だからです。
ところが 「いんすう」読みは間違いだと主張する人が出てきた
事を知り驚きました。間違いとまで断言する根拠は奈辺に有るのか判りませんが、もしどちらかを間違いとするならば、湯桶読み (訓読みと音読みの合成) である「ひきすう」の方がイレギュラーでしょう。
このあたり美しい日本語の伝統を守る観点から鑑みて、ちょっと危機感を感じました。
音読み、訓読みのどちらでも構いませんが、ここはひとつ基本に立ち返って次の表のように:
音読み同士の組み合わせ
または、訓読み同士の組み合わせ
このどちらかで行こうではありませんか。
(訓読みの場合はきちんと 本則送り仮名もつけて)
どちらを使ってもかまわんのですが、日本語の伝統を守る意味からは、 引数と書いて「ひきすう」と読む事
だけは 止めたいものです。(きっぱり)
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