ジャンピの部屋

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2004.10.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近、コンビニで見つけてはよく買っている本のひとつです。今回は、新米潜水士、入谷くんとその先輩であり主人公でもある仙崎くんの仕事へのやりがいの話。なんのために自分はこの仕事をやっているんだろう?っていう話。ある日の仕事で二人は沈没船から遺体を収容(専門用語では揚収というらしい)する作業を初めて担当することになった。海難に会っている人を救う事をやりがいとするはずの仕事で、遺体の収容作業に初めて関わることになり、その現場を目の当たりにして入谷くんはショックを受け、落ち込む。仙崎くんは先輩として何とか励まそうとするが、なかなかうまくいかない。その状態まま日々が過ぎていき、ある夏の終わりの日、二人を乗せた巡視船が時化(海が荒れる状態)始めようとしている状況の中での巡回中、無人島のはずの島で戯れている若者達を見つけ、海難予防の点から、危険なので引き上げるように注意を促すが聞き入れようとするどころか、若者たちはそんな要求はしていないとばかりに非難する。その場で暴行沙汰もおき、そのため皮肉にも仙崎が謹慎処分になってしまい、余計に自分たちの仕事に意義が見出せなくなってしまう。仕事を選び、その仕事に就くときは各人、その仕事に対してのイメージがあり、そこで自分はこんなことがしたい、またはできると思って、入ったのに理想と現実のギャップに悩む。およそどんな仕事に就こうと多かれ少なかれあると思うのですが、人の生死に関わる仕事で危険から人を救うことを生きがいにして仕事を選んだ人が、遺体の収容のような仕事に関わるのは確かに特に言い様のないやりきれなさに襲われるではないかと思う。





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最終更新日  2004.10.30 21:42:14
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