今を大切に笑って生きる事。

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女性生殖器について







     はじめに、子宮・卵巣・卵管・膣・外陰部などからなっている器官を女性生殖器官と言います。

     それぞれの、ガンが発生する可能性はゼロではありませんが、
     ここでは、近年若年者の罹患率が増加傾向になっていると言われる
     そして、私の罹った子宮頚ガンについてお話していきます。

     まず、女性生殖器についてをまとめてみました。


●子宮●

     子宮とは、骨盤内で膀胱と直腸の間にある逆二等辺三角形の形をした、
     西洋梨状の器官(長さ7cm、幅4cm、厚さ2cm)です。
     分かり易く言えば、鶏のタマゴほどの大きさです。

     上部の逆二等辺三角形の底辺にあたる部分を子宮底と言い、
     中心部を子宮体、下端の細い部分は峡部、それに続く膣までの部分を頚(頸)部と区分します。 

     卵管は、子宮の外側角、底部側より子宮壁を貫いて、子宮口に開口します。

     粘膜は周期的に変化します。


●卵巣●


     卵子を生じ成熟させると共に、内分泌腺としての機能を持つ雌性性腺器官。
     およそ母指頭大(約3~4cm)で、扁平な楕円形をしています。
     子宮の鶏のタマゴに対し、卵巣はうずらのタマゴ大の小さな臓器です。

     左右一対で、子宮の両側にある卵巣内には、常にある数の1次卵胞(卵子を含む球状の細胞集団)があり
     下垂体から、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの刺激を受けると成熟して2次卵胞になります。

     さらに成熟を続け、直径2cmにもおよぶ成熟卵胞となり、応対形成ホルモンの作用で破れ
     卵子を排出します。これが排卵です。


●卵管●


     子宮底から卵巣に向かう一対の管で、卵子を子宮に運ぶ働きをします。
     長さは約10cmほどです。


●膣●


     外陰部から子宮に続く、長さ約7~9cmの管状の器官で、
     尿道・膀胱・直腸にはさまれ上行しており、伸展性は大きいです。

     女性の交接器であると共に、分娩時の産道となります。

     上皮細胞に含まれるグルコゲンは、剥離後乳酸となり、膣内を強い酸性に保って感染を防いでいます。



子宮の構造↓


Illust by がん治療最新情報 MSNET

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