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2006年10月15日
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カテゴリ: 怖い文庫本

私を虜にする魔の小説だw家にいる時間はついつい手に取って読んでいました。

クリムゾンの迷宮 バングルバングル
あらすじ
ふと気がつくとそこは見たことのない世界。地球上だとは思えない景色が広がっていた。
手元には携帯ゲーム機が置かれてある。電源を入れると画面上になんとも奇妙な
メッセージが表れた。「火星の迷宮へようこそ・・ゲームは開始された」
無事にこの迷宮から抜け出しゴールを果たしたものには賞金を与えられ地球に帰還できる。
という内容だった。火星だなんて馬鹿げたことは信じられないと、主人公は記憶を辿ろうと
するがポッカリと穴が開いたように思い出せない。そして強制的に不条理なゲームに
参加させられてしまう。このゲーム機が唯一、主人公が生きる道しるべとなるのだった。


以下ネタバレ含みます
バトルロワイヤルを思い出さずにはいられないお話でした。ただバトルロワイヤルでは
登場人物も多いしバタバタ死人が出るので、途中から死に対する恐怖が半減していたし
主人公が亡くなる恐怖は何故かあまりなかった気がします。主人公オーラが出てたような。
それに引き換え、クリムゾンの迷宮では自分で自然の中から食べ物を工面しなければ
いけないし、サバイバル要素が大きかったです。40歳だし心配です。
ただの人間同士の殺し合いではなく、表面は穏やかな心理戦がハラハラしました。
何のために巻き込まれたゲームなのか、何をすれば開放されるのかという謎がずっと
付きまとい、何が信用できる情報か分からないのに手がかりを求め続けてしまう。
そんな主人公と同じはやる気持ちを抑えきれずに読み進めてしまい、最後の三分の一は
数時間で一気に読んでしまいました。読み終えても100%解決したという気持ちにはなれず
少しのわだかまりが残りました。藍は元気にしているのだろうかという疑問です。
にしても食屍鬼(グール)の風貌は恐ろしいです。想像するだけで寒気がしました。
実写映画化は勘弁してくださいという感じです(@ω@)グエー

総合的にとっても面白い本でした。貴志祐介先生の本をもっと読んでみたくなりました。
金欠なので古本で見つかればいいんですが・・・。

黒い家 天使の囀り 青の炎 硝子のハンマー





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最終更新日  2006年10月15日 22時20分40秒
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