商品レビューが毎回PRっぽくなる…本音で書いても信頼される楽天ブログの書き方

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2025.12.01

商品レビューが毎回PRっぽくなる…本音で書いても信頼される楽天ブログの書き方

テーマ：楽天ブログアクセスアップ(511)

カテゴリ：楽天ブログアクセスアップ

商品レビューを書くたびに、保存ボタンの前で指が止まってしまうことはありませんか。

「リンクを貼った瞬間、宣伝っぽく見えるんじゃないか」。

「本当はちょっと気になったところもあるけど、書いたら売れないかも…」。

頭では「正直に書いた方がいい」とわかっているのに、いざ文字にしようとすると心がザワッとして、結局当たり障りのない感想で終わってしまうことってありますよね。

私のところにも、「商品レビューを書くたびにPRっぽい気がして、本音が書けません」という相談が本当にたくさん届きます。

結論から言うと、 ポイントを押さえれば、リンクを貼りながらでも“人間味のある本音レビュー”は書けます。

むしろ、そうしたレビューこそが、あなたの楽天ブログの信頼をじわじわ育ててくれます。

ここでは、楽天でお得にお買い物を楽しみながら、ブログで商品レビューを書いていきたい人に向けて、「PRっぽさ」に振り回されずに本音を届ける書き方をお伝えします。

読み終わる頃には、「これなら、今日1つ書いてみようかな」と肩の力がふっと抜けているはずです。

■なぜ商品レビューが「PRっぽい」と感じてしまうのか？

最初に整えておきたいのは、「なぜ私は、こんなにもPRっぽく見られることを恐れているんだろう」という部分です。

ここが整理できると、書くときの迷いがかなり減ります。
よく聞くのは、こんな声です。

楽天のリンクを貼っているだけで、「お金目当て」と思われそうで怖いです。
SNSで案件っぽい投稿を見慣れていて、「自分もああ見られるのかな」と不安になります。
悪いところも書いた方がいいとわかっているのに、売れなくなりそうで手が止まります。

この感覚の正体は、とてもシンプルです。

「読者のことを裏切りたくない」「ちゃんと信頼されたい」という気持ちが強いからこそ、PRっぽさに敏感になっている のです。

だから、本来であれば誇っていいくらいの“誠実さ”が、あなたの中で「怖さ」に変換されてしまっている状態なんですね。

ここで大事なのは、 「PRっぽく見られないように、何も言わない」 のではなく、 「PRっぽさを和らげながら、読者の判断材料になる本音を伝える」 方向に舵を切ることです。そのための具体的なコツを、次からお伝えしていきますね。

■読者が本当に知りたいのは“あなたの暮らしの中のリアル”

「PRっぽさ」を薄めるいちばんの近道は、 「商品そのもの」ではなく「それがある暮らし」を描くこと です。

例えば、こんなシーンを想像してみてください。

夜10時過ぎ、キッチンカウンターにマグカップを置いて、湯気の立つハーブティーを飲みながら、スマホで楽天ブログを開くあなた。

先週の楽天お買い物マラソンで思い切って買った電気ケトル。

前のケトルはお湯が沸くまで時間がかかり、朝のバタバタ時間にはちょっとストレスでした。

新しいケトルは、スイッチを入れてから湯気が立ち始めるまでの時間が明らかに短くて、「あ、もう沸いたの？」と肩の力が抜けるような感覚があったはずです。

この“ちょっとした安堵感”や、“朝の準備が5分だけ楽になった感覚”こそ、読者が知りたい部分です。

単に「沸騰が早いです」よりも、「お湯が沸くまでの時間でメイク下地を塗り終えられるようになって、朝のバタバタが少しマシになりました」と書かれていた方が、心にスッと入ってきませんか。

エモさ＝感情＋身体感覚 です。

うれしかった、助かった、ちょっとガッカリした。そのときに、胸のあたりがふっと軽くなったのか、肩の力が抜けたのか、逆に眉間にシワが寄ったのか。

そうした小さな変化を言葉にすると、同じ商品レビューでも、一気に“人の暮らし”が立ち上がってきます。

◇「公式説明」ではなく「自分の1日」を切り取る

PRっぽく見えてしまうレビューの多くは、 公式サイトの説明を言い換えたような文章 になっています。

「容量◯◯mlで、温度調整が◯段階できます」と書いても、それだけでは教科書です。

読者が知りたいのは、「その機能が、あなたの生活をどう変えたのか」です。例えば、こんな書き方に変えてみます。

「600mlまで一度に沸かせるので、夫婦2人分のコーヒーと、スープ用のお湯まで一気に用意できるようになりました。」
「温度設定を80℃にしておくと、緑茶を入れたときに渋みが出にくくて、“あ、これいいかも”と軽く感動しました。」

機能の説明をしているようでいて、ちゃんと暮らしの温度も伝わっていますよね。このバランスを意識すると、不思議とPR感が薄れていきます。

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■PRっぽくならない商品レビューの基本テンプレート

ここでは、私がよく使う「PRっぽくならない商品レビュー」の流れを紹介します。

そのままマネしても大丈夫なくらい、シンプルな形にしています。流れは次の5ステップです。

① 一言の結論
② 買った理由（過去の自分の悩み）
③ 良かったところ3つ
④ 惜しいところ・注意点1つ
⑤ こんな人にはおすすめ／おすすめしない

それぞれ、具体例と一緒に見ていきますね。

1. 一言の結論を書く

最初に、 「一言でいうと、どうだったのか」 を書きます。

「結論、朝の支度時間を少しでも短くしたい人には、かなり頼れる電気ケトルでした。」
「正直、劇的な変化ではないけれど、“ちょっとラク”が毎日積み重なる感じが気に入っています。」

ここで大事なのは、テンションを上げすぎないことです。

「一生手放せないレベル」「神アイテム！」と書いてしまうと、それだけでPR感が強くなります。

友だちにLINEで教えるくらいの温度感を意識すると、ちょうど良いバランスになります。

2. 買った理由（過去の自分の悩み）を書く

次に、 買う前のあなたがどんなことで困っていたのか を書きます。

「在宅勤務が増えて、1日に何度もお湯を沸かすようになったのですが、古いケトルは沸くまで5分以上かかっていました。」
「朝、夫と同時に出かけるときに、キッチンが小さいせいで“早く沸いて〜！”とイライラしてしまうことが増えていました。」

こうした“ビフォーの悩み”を書くことで、読者は「私も似たような状況かも」と自分ごととして読めるようになります。

3. 良かったところを3つに絞る

良かったところをたくさん並べてしまうと、どうしてもPR感が出てしまいます。

あえて3つに絞る ことで、「本当に伝えたいところ」が際立ちます。例えば、電気ケトルならこんな感じです。

「良かったところ①：沸くまでが早くて、朝のイライラが減ったこと。」
「良かったところ②：持ち手が太めで、寝ぼけていても持ちやすいこと。」
「良かったところ③：キッチンに出しっぱなしでも浮かない、マットなホワイトの見た目。」

それぞれのポイントについて、1〜2文ずつ具体的なエピソードを足してあげると、よりリアルになります。

4. 惜しいところ・注意点を1つだけ正直に書く

ここが、PRっぽさを薄めるうえでとても大事な部分です。

ただ、あれもこれもダメ出しする必要はありません。 「ここだけは人によって好みが分かれるかも」と思う点を、1つだけ正直に書く イメージです。

「惜しいところをあげるとしたら、コードが少し短めなことです。コンセントの位置によっては延長コードが必要かもしれません。」
「本体は軽いのですが、フタが少し固めで、最初の数回は開け閉めに力がいりました。」

ここで 「だからダメ」ではなく、「こういう人は気をつけてね」と伝える スタンスを保つことがポイントです。

5. こんな人にはおすすめ／おすすめしないを書く

最後に、 読者が自分で判断しやすいように道しるべを置く つもりで、「おすすめ・おすすめしない」を書きます。

「とにかく朝のドタバタ時間を少しでも減らしたい人には、かなり向いていると思います。」
「一方で、“デザインより価格重視！”という人には、もう少し安いモデルでもいいかもしれません。」

ここまで書いてあれば、リンクを貼っていても、読者は 「売り込まれた」というより「ちゃんと判断材料をもらえた」 と感じてくれます。

■楽天ならではの“シーン別レビュー”の書き方

楽天で商品を紹介するときは、サービスごとに「PRっぽく見られやすいポイント」が少しずつ違います。

ここでは、よく登場するサービスやシーンごとに、レビューの書き方のコツをまとめます。

◇1. 楽天スーパーセール・楽天お買い物マラソンで買ったもの

楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンのときは、どうしても「お得！安い！急いで！」とテンション高めになりがちです。

そのテンションのまま書くと、PR感が強くなってしまいます。

おすすめは、 「セールじゃなかったら、私は買っていたかな？」 と一度自分に問いかけてみることです。

「普段は1万円台後半ですが、セールで◯◯円まで下がっていたので、2年悩んでいたホットプレートをついにお迎えしました。」
「正直、定価だったらまだ悩んでいたと思います。ただ、“今年こそたこ焼きパーティーをしたい”という気持ちも後押ししてくれました。」

最後に、

「セール中なら、私はかなり“アリ”だと感じました。定価だったら、もう一度よく考えるかもしれません。」

と書くと、熱量はありつつも、落ち着いた印象になります。

◇2. 楽天カード・楽天SPU ・ 5と0の付く日などポイント系

楽天カードや楽天SPU 、 5と0の付く日のようなポイント系の話は、「得する情報」のオンパレードになりやすく、PRっぽく見られやすいジャンルです。ここでは、 「一般論」ではなく「自分の使い方ベース」で語る ことを意識します。

「夫婦2人暮らしで、食材や日用品のほとんどを楽天で買っています。その場合、楽天カード＋楽天SPU ＋ 5と0の付く日を意識するだけで、1ヶ月あたり◯ポイント前後たまることが多いです。」
「外食やコンビニが多めの生活スタイルだと、ここまでポイントは伸びないと思います。その場合は、無理に“全部楽天で買う”にしなくてもいいかなと感じます。」

このように、「私の場合はこう」「別のスタイルならこうかも」と切り分けて書くと、押しつけ感がぐっと減ります。

◇3. 楽天モバイル・楽天トラベルなど“体験型”サービス

楽天モバイルや楽天トラベルのような体験型サービスは、「どの場面でどう感じたか」を具体的に書くと本音が伝わりやすくなります。

「楽天モバイルは、通勤中の電車内や自宅周辺では不便を感じませんでした。一方で、◯◯方面へ出かけたときは、ところどころで読み込みが遅いと感じる場面もありました。」
「楽天トラベルのクーポンは、とにかく“先にエントリーしておく”のが大事だと痛感しました。夜寝る前にベッドの上でポチポチ探していたら、“このクーポン、さっきまであったのに…”と少し悔しい思いもしました。」

こうしたエピソードは、良い面・惜しい面の両方を自然に含んでくれるので、「案件感」の薄いレビューになりやすいです。

◇4. 日用品・コスメなどのリピート品（例：楽天24 ）

日用品やコスメなど、楽天24 でまとめ買いしがちなアイテムは、 「なぜリピートしているのか」 にフォーカスすると、本音が伝わりやすくなります。

「ドラッグストアで似たような商品も試しましたが、“お風呂上がりにこれを塗っておくと、翌朝の頬のカサカサが出にくい”のは、このクリームだけでした。」
「値段だけを見れば、もっと安いものもあります。でも、“とりあえずこれを買っておけば肌トラブルは起きにくい”という安心感があるので、結局いつもカートに入れてしまいます。」

「他も試した上で、ここに落ち着いた理由」を素直に書くことで、読者は「広告ではなく、生活者の声なんだな」と感じてくれます。

■「PRっぽい」が怖いときの心の整え方

最後に、マインド面のお話です。どれだけテクニックを知っても、「怖い」という気持ちが強すぎると、やっぱり手が止まってしまいます。

そんなときに試してほしい考え方を3つお伝えします。

◇1. 「商品を売る」のではなく「選択肢を増やしてあげる」

レビューを書くとき、「この商品を買ってもらわないと」と思うほど、文章はどんどん息苦しくなります。

代わりに、こう考えてみてください。 「私は、今の自分をラクにしてくれた選択肢を、過去の自分と同じことで悩んでいる誰かにそっと渡しているだけ」 。

買うかどうかを決めるのは、読者です。あなたが背負う必要はありません。

だからこそ、事実と感じたことを淡々と置いていくイメージで書くと、PRっぽさから解放されやすくなります。

◇2. 「過去の自分」に向けて書く

「どんな人に向けて書けばいいのかわからない」と感じると、一気に筆が重くなります。そんなときは、 少し前の自分を頭の中に呼び出してみてください。

「あのときの私は、どんなことに悩んでいたっけ。」
「最後のひと押しとして、どんな言葉がほしかったかな。」

過去の自分に向けて手紙を書くようにレビューを書くと、不思議とやさしい言葉が出てきます。

そして、そのやさしさは、きっと今の読者にもちゃんと届きます。

◇3. 自分なりの“ルール”を決めておく

毎回「これを書いていいのかな」「これは隠した方がいいのかな」と悩んでいると、レビューを書くたびに疲れてしまいます。

おすすめなのは、 自分なりのルールを3つだけ決めておくこと です。例えば、こんな感じです。

「実際に使って感じたことだけを書く」
「良かった点と、惜しい点を必ず1つずつ書く」
「買う・買わないは読者の自由だと、心の中で毎回唱えてから書き始める」

ルールがあると、「今日はそのルールどおりに書けたかな？」とセルフチェックしやすくなり、書くたびに少しずつ自信が育っていきます。

■まとめ｜本音レビューは、あなたと読者の信頼残高を増やしてくれる

ここまで、商品レビューを書くたびに「PRっぽい」と感じてしまうときの考え方と、具体的な書き方のコツをお話ししてきました。

最後に、大事なポイントだけをぎゅっとまとめます。

PRっぽさへの怖さは、「読者をがっかりさせたくない」という誠実さの裏返しです。
読者が本当に知りたいのは、「機能」よりも「それがある暮らしの変化」です。
レビューは【一言結論→買った理由→良かった点3つ→惜しい点1つ→誰におすすめか】の流れにすると、自然と本音が伝わりやすくなります。
楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソン、楽天カード、楽天モバイル、楽天SPU 、 5と0の付く日、楽天24 、楽天トラベルなど、サービスごとに「自分の体験ベース」で書くとPR感が薄まります。
「商品を売る」のではなく、「未来の選択肢を1つ増やしてあげる」と考えると、心がぐっとラクになります。

もし今、下書きフォルダの中で眠っているレビューがあるなら。

今日の内容を思い出しながら、「一言の結論」と「惜しい点を1つ」だけでも追記してみてください。

その小さな一歩が、あなたの楽天ブログを「PRっぽいから読む」のではなく、「あの人の本音レビューだから読みたい」と思ってもらえる場所に変えていきます。

そして何より、あなた自身がレビューを書く時間を、少しずつ好きになっていけますように。

そんな願いを込めて、このページを閉じたあと、最初の1つを書いてみてくださいね。