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夜、ようやく家事がひと段落して、布団の中でスマホを開く時間は、私にとって小さなご褒美タイムです。

つい、 楽天お買い物マラソン のページを開いて、ランキングをスクロールしてしまいます。

かわいい雑貨、SNSで見たことのある美容アイテム、レビューの数が桁違いの人気商品。

「せっかくだし…」「みんな買ってるし…」とポチポチして、気づけばカゴの中が自分らしくないものでいっぱいになってしまうことがありました。

翌朝、冷静になった頭で明細を見ると、「あれ、これ別に今じゃなくてよかったよね…」と少し落ち込むこともありました。

ランキングを見るのは楽しいのに、買ったあとにモヤモヤする。

この繰り返しが嫌で、「どうしたらランキングに振り回されずに、自分の基準で気持ちよく買えるんだろう」と本気で考えるようになったんです。

そこから、お買い物前にちょっとした「マイルール」を作って実験してみたら、不思議なくらいブレなくなりました。

同じように悩んでいる方に、その手順をそのままお渡ししたいと思います。

ここでは、 ランキングを我慢するのではなく、ランキングを“最後の答え合わせ”として使うための具体的な買い方 を、私の実体験とともにお話しします。

読み終えたときには、「次の お買い物マラソン は、このルールでいってみよう」と自然に決められているはずです。

■どうしてランキングを見ると自分の基準がブレてしまうのか

ランキングに吸い寄せられてしまうのには、ちゃんと理由があります。

自分の意思が弱いからではなく、そうなるように私たちの心ができているからです。

1．「みんなと同じなら安心」と感じてしまうから

ランキング上位の商品ページを開くと、レビュー数が何千件もあって、星の数もきれいに並んでいます。

「こんなに売れているなら大きな失敗はしなさそう」と、自然に安心してしまいます。

忙しい毎日の中で、自分で一から情報を集めて比較するのは正直しんどいですよね。

だからこそ、「みんなが選んだ物に乗っかる」というのは、時間を節約するための賢い本能でもあるんです。

2．選択肢が増えるほど、決められなくなるから

ランキングをスクロールしていると、似たような商品がずらっと並びます。

「こっちはちょっと安い」「こっちは口コミが良い」「あ、限定色がかわいい」と、見るたびに心が揺れます。

そうしているうちに、最初に自分が「こういうのが欲しい」と思っていたイメージが、いつの間にかどこかへ行ってしまうんです。

これは、選択肢が多すぎると逆に決められなくなる“選択のパラドックス”という状態で、真面目に考える人ほど陥りがちだと感じます。

3．「今の自分を変えたい気持ち」に、キラキラが刺さるから

私自身、ランキング上位のコスメやファッションアイテムを見ていると、「これを買ったら、私ももっと素敵になれるかも」と期待してしまいます。

写真のモデルさんの笑顔や、レビューの「もっと早く買えばよかった！」という言葉に、今の自分の小さな不満が刺激されるんです。

だからこそ、冷静に比べる前に、「とりあえずカゴに入れちゃおう」と行動してしまいやすくなります。

大事なのは、「ランキングに弱い自分」を責めることではありません。

ランキングは、私たちの“変わりたい気持ち”を上手にくすぐる場所 なんだと理解しておくだけで、少し距離を取って眺められるようになります。

■お買い物マラソン前に決める「3つのマイルール」

ランキングとうまく付き合うために、私が実践しているのが「事前にマイルールを決めてからページを開く」という方法です。 難しいことは一つもなく、3つだけ決めれば十分です。

1．今回のマラソンの目的を、一言で決める

最初に、「今回の 楽天お買い物マラソン は何のために走るのか」を一言で決めます。 例えば、次のようなイメージです。

• 日用品のストックを、できるだけお得にまとめ買いするため
• 子どもの服と靴を、サイズアップして入れ替えるため
• 仕事用に、パソコン周りの小物を整えるため
• 前から欲しかった家電を、ポイントを最大限使って買うため

私が失敗していた頃は、目的を決めないままページを開いていました。

その結果、日用品のつもりが、半分はかわいい雑貨やお菓子で埋まってしまっていたんです。

「今回の目的はこれ」と一言決めてから見るだけで、「それ、今回の目的に関係ある？」と自分にツッコミを入れやすくなりました。

2．トータル予算と、ご褒美枠の上限を数字で決める

次に、「今回使っていい金額」と、「自分のご褒美枠」を数字で決めます。 私が最近よくやるのは、こんな感じです。

• 今回の上限：25,000円まで
• 日用品：1ショップあたり3,000〜4,000円以内
• 自分のご褒美枠：1点だけ、最大8,000円まで

以前は、「大体このくらいかな」と感覚で決めていたので、気づいたらちょっとオーバーしてしまうことが多かったです。

そこで、一度だけノートに「予算」「日用品枠」「ご褒美枠」と書き出して、その写真をスマホに保存しました。

今はお買い物前にその写真を見てからスタートするようにしています。

数字で決めておくと、ランキング上位の少し高いアイテムを見ても、「今回のご褒美枠は残りいくらだったっけ」と冷静に戻ってこられるようになりました。

3．商品選びの優先順位ベスト3を、メモに書く

最後に、「今回買うジャンルで、絶対に譲りたくないポイント」を3つだけ決めて、スマホのメモに書きます。

例えば、スキンケアのクレンジングを買いたいときは、こんな感じです。

• 肌へのやさしさ（乾燥しにくいこと）
• 続けやすい価格（1ヶ月あたり○○円まで）
• お風呂場に置いても気分が上がるデザイン

子どもの上履きを買うときは、こうでした。

• 洗いやすくてすぐ乾く素材
• 子どもが「かわいい」と思えるデザイン
• レビューで「サイズ感」「耐久性」について具体的に書かれているか

この「優先順位ベスト3」は、私を守ってくれるフィルターのようなものです。

商品ページを見るたびに、「この3つ、本当に満たしている？」と自分に問いかけることで、ランキングのキラキラに飲まれにくくなりました。

■スマホで迷わない検索の順番とコツ

マイルールを決めたら、いよいよ 楽天お買い物マラソン のページを開きます。 ここでも、順番がとても大事です。

1．まずは「エントリーだけ」して、いったん閉じる

私が必ず最初にやるのは、 お買い物マラソン の公式ページで、エントリーボタンだけ押すことです。

ポイントアップの条件をざっと確認したら、そのままランキングには行かず、いったんページを閉じます。

「スタートラインに立った」ことだけ確認して、まだ走り出さないイメージです。

いきなりランキングに飛び込むと、さっき決めたマイルールを忘れてしまいやすいので、ここはぐっとこらえます。

2．検索バーから、目的に合わせたキーワードで探す

次は、楽天の検索バーに目的に合わせたキーワードを入れます。 例えば、こんな感じです。

• 「シャンプー 詰め替え 大容量 低刺激」
• 「子ども 上履き 洗いやすい ネームスペース」
• 「フェイスパウダー テカリ防止 プチプラ」

ポイントは、「欲しい機能」や「自分の悩み」をキーワードに混ぜることです。

検索結果が出たら、画面上部や左側の絞り込み機能で、価格帯やレビュー評価、送料無料などを選んでいきます。

この時点では、まだランキングは見ません。 あくまで、「自分基準に合いそうな候補」を集める作業だと意識しています。

3．候補を3つに絞ってから、最後にランキングで答え合わせをする

検索結果から、自分の優先順位ベスト3を満たしていそうな商品を、まず3つに絞ります。

このときは、順位は一切見ません。

• 説明文が分かりやすいか
• 写真が現実とかけ離れすぎていないか
• ★3〜4のレビューに、具体的な使用感が書かれているか

ここまでできたら、初めて「このジャンルのランキング」を開きます。 もし、選んだ3つのうちのどれかがランキング上位に入っていたら、「やっぱり人気なんだ」と安心材料になります。

逆に入っていなくても、「自分の優先順位に合っているなら、その選択で正解」と考えるようにしています。

ランキングは、選択肢を増やす場所ではなく、最後に自分の選択を確認する場所 だと思うと、心がぐっと安定しました。

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■ポイントを取りにいきつつ、ムダ買いを防ぐコツ

楽天といえば、やっぱりポイントです。 ただ、ポイントのためにいらない物まで買ってしまうと、本末転倒になってしまいます。

ここからは、私が試してみて「これは負担なく続けられる」と感じたポイントの取り方をまとめます。

1．楽天SPUは「生活に馴染むものだけ」ゆるく選ぶ

楽天SPU は、条件を満たすとポイント倍率が上がる仕組みです。

全部を完璧に追いかけようとすると疲れてしまうので、私は「生活に自然に組み込めるものだけ」を選んでいます。

例えば、スマホを乗り換えるタイミングなら 楽天モバイル を検討したり、旅行の予定があるときは 楽天トラベル でホテルを予約したりという感じです。

もともと使う予定のお金を楽天に寄せるイメージで考えると、無理なく倍率を上げられると感じました。

2．「5と0の付く日」×楽天カードで、ムリせず底上げする

毎月やってくる 5と0の付く日 に、 楽天カード で決済するだけでも、ポイントはしっかり貯まります。

細かい施策は覚えきれない…という友人には、まずこの2つだけをおすすめしています。

• 楽天カード 払いを基本にする
• 5と0の付く日 にまとめて決済する

そこに、 楽天お買い物マラソン や 楽天スーパーセール の買い回りを、無理のない範囲で足すイメージです。

これだけでも、「あ、ちゃんとお得を拾えているな」という手応えが出てきます。

3．買い回りは、日用品ストック枠で埋める

買い回りでポイント倍率を上げたいとき、私は「あと1ショップ、2ショップどうしよう…」と悩むことがよくありました。

そこで決めたルールが、「枠を埋めるときは、絶対に使う日用品だけにする」ということです。

具体的には、 楽天24 などの日用品ショップで、次のようなものを買うことが多いです。

• シャンプーやボディソープの詰め替え
• 洗濯洗剤・柔軟剤・キッチンスポンジ
• 子どものマスクやおしりふきなどの消耗品

「どうせ近所のドラッグストアで買う予定だったもの」を楽天に寄せるイメージにすると、ムダ買い感がなくなりました。

届いたダンボールを開けても、「全部ちゃんと使う物だ」と思えるので、心がとてもラクです。

■実際にやってみた「ブレない買い方」体験談

ここからは、私が実際にやってしまった失敗と、そのあとルールを変えたらどう変わったかを、少しだけシェアします。

◇1回目：ランキングに流されて後悔した夜

ある日の お買い物マラソン で、私は「日用品のストックを買おう」と思ってページを開きました。

ところが、ランキングを眺めているうちに、SNSで見たことのある美容ドリンクや、高評価のナイトブラ、人気のお菓子セットがどんどん気になってきたんです。

気づいたら、カゴの中は日用品よりも「試してみたい物」でいっぱいになっていました。

届いた箱を開けたときはワクワクしたのですが、数週間後に残ったのは、飲みきれなかったドリンクと、サイズが合わなかったナイトブラでした。

「あのとき、あの金額があれば、欲しかった家電の足しにできたのに」と考えてしまい、ちょっと切なくなったのを覚えています。

◇2回目：マイルールを決めたら、満足度が一気に変わった

その次のマラソンでは、同じ失敗をしたくなくて、「目的」「予算」「優先順位ベスト3」をメモに書いてからスタートしました。

「今回は、シャンプー・洗剤・子どもの日用品のストック」という目的に絞り、ランキングは最後まで開かないと決めたんです。

検索バーから「詰め替え 大容量」「子ども マスク 箱」などと入力して、条件に合うものを3つに絞ってから、やっとランキングをチラッと見ました。

結果的に、いつもより時間は少しかかりましたが、届いたダンボールを開けたときのスッキリ感が全然違いました。

「全部、ちゃんと使う物しかない」と思えた瞬間、前回のモヤモヤがスーッと消えていくような感覚がありました。

◇3回目：家族も巻き込んだ「欲しいものリスト」づくり

最近は、家族も巻き込んで、「次のセールで買いたいものリスト」を少しずつ作るようにしています。

夫には家電・ガジェット系、子どもには文房具や絵本など、それぞれが欲しい物をスマホのメモに書いてもらいます。

お買い物マラソン や 楽天スーパーセール が近づいてきたら、そのメモを見ながら、「今回はどれを優先する？」と家族会議をします。

この習慣のおかげで、「なんとなく買った物」より、「みんなで選んだ物」が増えて、家の中の満足度が上がったと感じています。

■今日から使える「ブレ防止チェックリスト」

最後に、私が実際に使っていて効果を感じている、シンプルなチェックリストをまとめます。

スマホのメモにコピペしてもらえたらうれしいです。

1．カゴに入れる前に、自分に3つ質問する

商品をカゴに入れる前に、次の3つを自分に聞くようにしています。

• これは「今」必要？それとも「いつか使うかも」？
• セールじゃなくても買う？ポイントがなかったらどうする？
• 買ったあと、どこに置いて、どう使うかイメージできる？

この3つに即答できないときは、いったんカゴから外して「お気に入り」に入れることにしています。

不思議と、数日経つと「やっぱりいらなかったかも」と思えることも多いです。

2．迷ったら、「次のセールまで寝かせる」

「悪くはないけど、今じゃなくてもいいかも」と感じたときは、「次の お買い物マラソン でまた考える」と決めています。

楽天では、 お買い物マラソン や スーパーセール など、大きなイベントが定期的にあります。

「今回を逃したら一生買えない」と感じる商品は、実はそれほど多くありません。

一度寝かせてみて、それでも欲しいと思えたときこそ、本当に自分に必要なものだと感じます。

3．自分だけの「ご褒美ルール」を決める

最後におすすめしたいのが、自分だけのご褒美ルールを決めることです。

例えば、私は「1回のマラソンで、ご褒美枠は1つまで」と決めています。

その1つを選ぶときだけは、少しだけランキングを眺めて、「これが届いたらワクワクする」と心が動いた物を選びます。

その代わり、2つ目以降はどんなに気になっても「次のセールでね」と声をかけて、お気に入りにそっと入れておきます。

このルールにしてから、「買いすぎた…」という罪悪感より、「今回はこの1つを大事に使おう」という前向きな気持ちが増えました。

■まとめ：ランキングは「自分を幸せにするヒント」として使おう

ここまで、お買い物マラソンでランキングに流されてしまう悩みと、その対策についてお話ししてきました。

最後に、ポイントをぎゅっと振り返ります。

• ランキングは、私たちの「変わりたい気持ち」をくすぐる場所だと知っておくこと
• 買う前に「目的」「予算」「優先順位ベスト3」のマイルールを決めておくこと
• エントリー→検索→候補3つ→最後にランキングの順番を守ること
• ポイントは、 楽天カード や 5と0の付く日 、 楽天SPU を無理なく組み合わせて取ること
• 買い回りの枠は、 楽天24 などで「絶対に使う日用品」で埋めること
• 迷ったら、「次の お買い物マラソン や 楽天スーパーセール まで寝かせる」勇気を持つこと

ランキングは、本来とても便利なヒント集です。

ただ、その前に「自分はどんな暮らしがしたいのか」「どんな物に囲まれると心地いいのか」という、自分なりの物差しが必要だと感じています。

その物差しがあれば、ランキングはあなたを迷わせるものではなく、選んだ物に自信をくれる心強い味方に変わります。

もし今、「ランキングを見るたびに自分の基準がブレてしまう…」と感じているなら、次のセールから小さな一歩を試してみてください。

スマホのメモに、今日決めたマイルールを書いてから、 楽天お買い物マラソン のページをそっと開いてみるのがおすすめです。

エントリーボタンを押したら、すぐに閉じてOKです。

そのあとで、あなたのペースで、あなたの基準に合うアイテムをゆっくり探していきましょう。

「みんなが買っているから」ではなく、「自分が心から欲しいと思えたから」。

そんな理由でポチッとできるお買い物は、きっと今より少し、自分のことが好きになれるきっかけになってくれるはずです。

次の夜、スマホを開いたときのあなたの時間が、少しでもやさしく、心地よいものになりますように。

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