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楽天ROOMを開くたびに、「おしゃれな人」と思われたい自分と、「本当は地味な愛用品ばかり使っている」自分の間で、胸がちょっときゅっとするときはありませんか。

私も最初は、インスタで見たような映える雑貨だけを並べて、「こんな暮らししてませんけど…」と心の中でツッコミを入れながら投稿していました。

ドラッグストアで買ったスポンジや、毎日履いているユニクロの靴下、ノーブランドの保存容器たち。

そういうものを楽天ROOMに出すのが、なんだか恥ずかしかったんです。

でもある日、「えいっ」と勇気を出して、いつも使っている安くて地味なフライパンを投稿してみたら、保存数もクリックも、今までのおしゃれアイテムよりずっと多かったんです。

そのときやっと気づきました。

「おしゃれな憧れ」も大事だけれど、フォロワーさんが本当に知りたいのは、私たちの“等身大の暮らし”なんだ ということに。

そこから、私は楽天ROOMを「理想100％のショーウィンドウ」から、「リアル7割に、ちょっとの憧れを混ぜた心地いいカタログ」に変えていきました。

ここでは、同じように「等身大の商品を出したいのに、おしゃれ感も捨てたくない」と揺れているあなたに向けて、リアルと憧れのバランスを無理なく整える考え方と、今日からできる具体的な方法をお話しします。

■楽天ROOMで等身大の商品が出せなくなる本当の理由

「どうして私は、こんなに『おしゃれに見られたい』に引っ張られているんだろう」と、自分で自分がめんどくさくなるときってありますよね。

でも、それにはちゃんと理由があります。

1. 「ROOM＝理想の自分を見せる場所」と思い込みやすいからです

楽天ROOMって、アイコンもニックネームも自分で選べて、好きなものだけを並べられる場所ですよね。

だからこそ、私たちは 「こうなりたい自分」を見せたくなる んです。

仕事で疲れて家に帰ると、実際の部屋は洗濯物が山盛りで、テーブルの上には子どものプリントや開封済みのお菓子。

そんな現実の中で、せめてROOMの中だけは、シンプルで整っていて、余白のある暮らしを並べておきたい。

その気持ちは、すごく自然なことだと私は思います。

2. 他のユーザーと比べて、自分の暮らしが急に「地味」に見えてしまうからです

スクロールすると、きれいなオリジナル写真でそろえられたROOMや、有名ブランドだらけのROOMが目に入ります。

そのたびに、「私のROOM、なんか生活感すごくない…？」と不安になってしまう。

私も初期のころ、フォローしている方のROOMを見ては、「こんな高い家電持ってないし」「このブランド、1つも持ってないし」と落ち込んでいました。

でも、あるときフォロワーさんから届いたメッセージに救われました。

「高すぎるものより、あなたのROOMみたいに『手が届くもの』が多い方が好きです」 その一言で、肩の力がふっと抜けたんです。

3. 「地味＝価値がない」と勘違いしてしまいやすいからです

キラキラしていない日用品って、写真に撮ると本当に普通で、映えないことが多いですよね。

真っ白なスポンジ、シンプルなストックバッグ、詰め替え用の洗剤。

でも、よく考えると、私たちが1年の中で一番リピート買いしているのって、そういうアイテムたちです。

毎日使うものこそ、情報を知りたい人がいちばん多い んです。

それなのに、「おしゃれじゃないから」という理由だけで隠してしまうのは、本当にもったいないことなんです。

■おしゃれな商品だけに寄せすぎると、なぜ伸びにくくなるのか

ここからは少しだけ、現実的な話もします。

私が「おしゃれアイテム多め期」と「等身大多め期」でどう変わったかを、正直にお伝えします。

1. 憧れ商品だけだった頃は、コメントが薄くなっていました

おしゃれ寄りにしていた頃の私の投稿を見返すと、「見た目がかわいくて」「人気で気になっていて」というコメントが多くて、自分でもどこか他人行儀な文章でした。

実際に使っていないから、「ここがこう良かった」「ここはちょっと微妙だった」と書けないんですよね。

すると、読んでいる人にとっても、「どこかで見た紹介文だな」で終わってしまいます。

一方、リアルに使っている保存容器を載せたときは、 「冷蔵庫の奥の方に入れても、ふたの色で何が入っているか一目でわかるのが好きです」 「カレーを入れても色移りしにくくて、翌日の洗い物がラクになりました」 と、自然に具体的なことが書けました。

すると、「うちもカレーしょっちゅう作るので、これは気になります」とコメントをもらえたり、「保存しました」とリアクションがぐっと増えたりしました。

2. おしゃれ枠だけ追いかけていたら、更新がしんどくなりました

おしゃれな新商品を探すのって、楽しい反面、かなり時間もエネルギーも使います。

「写真映えするか」「有名インフルエンサーが紹介していないか」「デザインがトレンドっぽいか」 そんなことばかり考えていた時期は、1投稿にやたらと時間がかかって、仕事終わりにヘトヘトの状態では続かなくなってしまいました。

その結果、数日間まるっと更新が止まり、ROOMランクもじわっと下がっていきました。

それに比べて、 等身大アイテムをベースにすると、投稿ネタは自分の家の中に無限にある ので、「ネタ切れ」という言葉とほぼ無縁になります。

疲れていても、「今日使ってよかったものを1つだけ」と決めれば、数分で投稿できるようになりました。

3. 信頼されるのは「等身大だけどちょっと工夫している人」です

私自身、他の人のROOMを見るとき、「この人本当に使ってそうだな」と感じる投稿に、思わずクリックしてしまいます。

写真の中に、生活感のあるマグカップや読みかけの本が写っていたり、コメントに「ここだけはイマイチでした」と正直に書かれていたり。

そういうリアルさがあると、その人のROOM全体を信頼したくなります。

「全部完璧におしゃれ」より、「等身大だけどセンスがいい工夫をしている」人の方が、親近感と信頼が両立しやすい です。

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■地味な等身大アイテムを“おしゃれ見え”させる3つのテクニック

ここからは、具体的な「見せ方」の話です。 商品自体はいつも通りで大丈夫なので、写真と文章でほんの少しだけ工夫してみましょう。

1. 写真は「光・背景・余白」を意識するだけで変わります

私がやっている一番簡単な工夫は、撮る場所と光です。

同じスポンジでも、夜の暗いキッチンより、朝や昼間の自然光の入る時間帯に、窓際やテーブルの上で撮る方が、びっくりするくらい雰囲気が変わります。

背景は、白いお皿やシンプルなランチョンマット、無地のキッチンクロスなど、家にあるもので十分です。

スポンジとクロスだけを画角に入れて、余計なものを映さないようにするだけで、ぐっとすっきり見えます。

「生活感をゼロにする」のではなく、「生活感の中から少しだけ切り取る」イメージ で撮ると、等身大なのにおしゃれに見えます。

2. コメントでは「スペック」ではなく「心と時間の変化」を書きます

例えば、詰め替え用洗剤をROOMに載せるとします。

「〇ml入っていて、コスパがよくて、香りは◯◯系です」と書くだけだと、どこか無機質ですよね。 そこで私は、こんなふうに書いています。

「これに変えてから、詰め替えのときにこぼさなくなって、洗面所の床を拭くプチストレスがなくなりました」 「香りが優しめなので、夜にお風呂掃除をしても、寝る前に鼻に残らなくてホッとします」 数字よりも、暮らしの中の小さな感情の変化を書く と、読んでいる人が自分の生活に重ねやすくなります。

3. コレクション名で世界観を整えます

商品が地味でも、コレクション名を工夫すると、一気におしゃれ感が出ます。

例えば、 「日用品」ではなく「毎日をちょっとラクにする消耗品」 「洗剤・掃除」ではなく「5分で終わらせたい家事のお助けグッズ」 「地味アイテム」ではなく「見た目より頼れる名脇役」 といった感じです。

コレクション名を読むだけで、「あ、ここを見れば私の家事が少しラクになりそう」とイメージしてもらえます。

■「リアル7：憧れ3」で整える楽天ROOMのバランス

次に、「どれくらいの割合で等身大とおしゃれ商品を混ぜればいいのか」という話です。

私がいろいろ試して落ち着いた目安が、 リアル7：憧れ3 です。

1. まずは「リアル7」の棚卸しをします

リアル7の部分には、こんなアイテムたちが入ります。

• 毎日立つ場所で使っているキッチンツール
• 洗剤やシャンプー、柔軟剤などの消耗品
• 仕事や家事の日に着ているインナーや靴下
• 子どもや家族がよく使っているもの
• 楽天24 でまとめ買いしている日用品

一度、家の中をぐるっと見渡して、「楽天で買ったもの」をメモ帳に書き出してみます。

その中から、「これは人にすすめてもいいな」と思えるものを、まず10個ピックアップしてみてください。

2. 「憧れ3」は“未来の自分のストーリー”として見せます

残りの3割は、単なる高価なものではなく、「こうなれたらうれしい未来の自分」をイメージできるものを選びます。

• いつか手に入れたい憧れブランドの小物
• 理想の朝時間を過ごすためのコーヒーメーカー
• 家族旅行で使いたいトラベルグッズ（旅行は 楽天トラベル で予約するイメージ）

ここで大事なのは、「持っていないから載せちゃいけない」と思い込まないことです。

私は、まだ買っていない商品を載せるときは、 「次の 楽天スーパーセール で狙っているものです」 「ボーナスが入ったら、自分へのご褒美に迎えたいアイテム」 というように、 自分の計画を正直に書いています 。

そうすると、「私もセールで狙います」「一緒にがんばりましょう」とコメントをもらえたりして、ROOMが小さなコミュニティのようになっていきます。

3. 1つのコレクションの中に「主役」と「名脇役」を混ぜます

リアルと憧れのバランスを崩さずにおしゃれな世界観を作るには、1つのコレクションの中に、

• 主役になるおしゃれアイテムを1〜2個
• それを支える名脇役＝等身大アイテムを複数

という形で混ぜるのがコツです。 例えば、「在宅ワークがはかどるデスク周り」というコレクションなら、

• 主役：デザインの素敵なデスクライト
• 名脇役：ケーブル収納ボックス、チェアクッション、細かい文房具トレー

というようなイメージです。 こうして組むと、「全部マネしたい」と思ってもらいやすくなり、まとめ買いにもつながります。

■今日からできる等身大ROOMへの3ステップ実践ワーク

ここからは、「じゃあ何からやる？」をハッキリさせる時間です。

少しだけ一緒に手を動かすつもりで、読んでみてください。

1. スマホのアルバムから「よく見る景色」を3枚選びます

まずは、スマホの写真フォルダを開いてみてください。

• いつもの朝ごはん
• よく座るソファ周り
• キッチンのシンク周り

など、自分にとって当たり前になっている景色を3枚選びます。

その写真の中に写っている「楽天で買ったもの」を探してみてください。

写っていなければ、「本当はここに置きたいな」と思っているアイテムを思い浮かべます。

そして、 1枚の写真につき、1つだけ商品を選んで投稿 してみます。

最初から完璧な写真を目指さなくて大丈夫です。 「今の自分の暮らし」を、そっと切り取る感覚で。

2. 自分専用のコメントテンプレを1つ作ります

毎回ゼロから文章を考えるのは大変なので、私はスマホのメモに、自分専用のテンプレを1つ保存しています。 例えば、こんな形です。

• ①いつ、どんなときに使っているか
• ②使う前にどんなことで悩んでいたか
• ③実際に使ってみて、いちばんラクになったこと
• ④どんな人にすすめたいか

この4つを書くだけで、地味な日用品でもちゃんとストーリーのある投稿になります。

「今日はこのテンプレの①と③だけ書こう」と決めてもOKです。 大事なのは、かっこいい言葉を使うことではなく、 本当に自分が感じたことを、そのままの温度で書くこと です。

3. 投稿タイミングは「買われやすい日」に寄せます

ただ投稿するだけより、「みんなが楽天でお買い物をしている日」を意識すると、等身大アイテムでもぐっと売れやすくなります。 私が意識しているのは、

• 楽天お買い物マラソン の期間
• 楽天スーパーセール の期間
• 5と0の付く日

このあたりに合わせて、

• いつも使っている消耗品
• ストックしておきたい日用品

を中心に投稿しています。

さらに、 楽天カード や 楽天モバイル 、 楽天SPU の条件をできる範囲で整えておくと、ポイント還元が増えるので、「等身大アイテムを投稿するほどお得」という感覚になって、楽しく続けやすくなります。

■私の楽天ROOM運用のリアルと、等身大でいるから起きた変化

ここで少しだけ、私自身の話もさせてください。 私は、都内で働きながら家事と仕事を両立している30代で、楽天市場歴は10年以上になります。

年間の獲得ポイントは15万ポイント以上になり、今では楽天ROOMのフォロワーさんも1万人を超えました。

でも、最初から順調だったわけではありません。 始めたころは、「おしゃれじゃないとフォローしてもらえない」と思い込んで、背伸びしたアイテムばかり並べていました。

その頃のROOMは、今見返すと、どこか「他人の部屋」みたいで落ち着きません。 一方で、思い切って等身大の商品を増やしてからは、うれしい変化がたくさんありました。

• 「これうちも使ってます！」と共感のコメントが増えた
• 保存数が増えて、ひとつひとつの投稿が長く見られるようになった
• 「あなたのROOMを見ると、無理しなくていいんだと思えてホッとします」とメッセージをもらった

特に印象に残っているのは、スーパーで買えるような価格帯の保存容器を投稿したときのことです。

とびきりおしゃれでもないし、写真もシンプル。

それでも、「この形、冷蔵庫の中で本当に使いやすいですよね」「夫でも片付けやすくなりました」といった声をたくさんいただきました。

「おしゃれ」よりも先に、「役に立つ」「共感できる」を届けられたとき、ROOM運用がぐっと楽しくなりました 。

そして、もしよかったら、 私の楽天ROOMものぞいてみてください 。

そこには、この記事でお話ししたような「リアル7：憧れ3」のバランスで、

• 毎日使っているキッチンの名脇役コレクション
• 仕事終わりにほっとするおうち時間グッズ
• 次の 楽天お買い物マラソン や 楽天スーパーセール で狙っている「ご褒美リスト」

などをまとめています。 コレクションの分け方やコメントの書き方は、そのままあなたのROOMにも応用しやすいと思います。

■最後に…迷ったときの合言葉は「地味だけど、私の味方」

もし今、「このアイテム、地味すぎてROOMに出していいのかな」と迷っているものがあったら、そっと手に取ってみてください。

それは、きっとあなたの毎日を陰で支えてくれている、小さな相棒のはずです。 毎朝のバタバタを少しだけラクにしてくれるもの。

疲れて帰ってきた夜に、ふっと気持ちをゆるめてくれるもの。

そんな 「地味だけど、私の味方」 を、1つずつROOMに招き入れていくイメージで投稿してみてください。

おしゃれ感を無理して盛らなくても、あなたのROOMには、あなたにしか出せない空気感があります。 その空気感に惹かれて、「この人のROOMが好き」と言ってくれる人が、必ずいます。

今日のこの記事が、等身大の商品を少しだけ誇らしい気持ちで並べてみる、最初の一歩になっていたらうれしいです。

そして、もし「自分のROOMのバランス、これでいいのかな」と迷ったら、いつでも私の楽天ROOMをのぞきに来てください。

一緒に、無理をしない等身大のままで、ちょっとだけおしゃれな楽天ROOMを育てていきましょう。

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